暑い日が続いているが、それでも私は家を出る。「家を出る」と言っても「家出」ではない。いつも行くところを探しているが、東京では知らないところは残り少ないような気がしている。そんな時に、なにかで「雷電の墓」という記事を見た。

丁度、いまは大相撲名古屋場所が行なわれている。
私の若い頃は「若貴時代」で、いまのように番付上位がモンゴル出身の力士ばかりじゃなかった。


 無双力士「雷電為右衛門」


ところで雷電と言えば、今から220年ほど前の名力士で、「雷電為右衛門」という名前だった。生まれは現在の長野県小諸市の少し先の「東御市」のようだ。
よほど強い力士だったのか、私でも「雷電」の名前を知っている。
そこで赤坂に彼の墓があると知り、早速、訪ねてみることにした。
お墓のある場所は赤坂5丁目の「報土寺」である。


坂の途中にある「報土寺」


地下鉄「千代田線」の「赤坂駅」で降りて、数分の坂の途中に「報土寺」はあった。
そこは小さなお寺で、門を入ると昔の名士らしき人の墓があったが、雷電の墓は見当たらない。仕方ないのでその場でネットで検索したら、「本堂の横の細い道を入ると赤い字でRAIDENとある」とあった。

その細い道を入るとそこは墓所となっていて、雷電の墓はあった。
墓前で手を合わせ、写真を撮って寺を出た。ただ「それだけ」だった。


「雷電為右衛門」の墓


帰りは赤坂見附まで出ようと思ったので、途中にある「日枝神社」に行ってみることにした。日枝神社の6月に行われるお祭りは「江戸三大祭」、「日本三大祭」と言われているが、今年もコロナの影響で中止となってしまった。

日枝神社は外堀通りに面していているが、ここが正式な正門ではない。
正式な門は国会議事堂側にあるが、外堀通り側の入口があまりに立派なので、こちらの方が正式な門のように見える。


裏門の方が立派な「日枝神社」


巨大な石造りの鳥居の前に立つと、中央に石段、そして左右にエスカレーターがある。
右側が上り、左側が下りである。エスカレーターのある神社は全国的にも珍しいと思う。『私の住む町にもある』という人もいると思うが、まだまだ驚くエスカレーターである。なんと本殿までに2回も乗り換えるのであるから、上まで3本もエスカレーターに乗ることになる。


2回目のエスカレーターを降りて、下を見る。


エスカレーターを降りて小さな門を入ると、左側に立派な本殿が見える。
右側は正式な正門で、そこから入れば正面に本殿が見える。
境内はかなり広く、本殿へ向かう参道以外は玉砂利が敷かれている。
私は軽くお参りをして、本殿の右側から外に出ることにした。
こちらからの道が私のお気に入りなのである。


 「日枝神社」の本殿


本殿右側から出ると、そこには日枝神社と比べるとかなり小さいが「山王稲荷神社」がある。そこから外へ出る道が「千本鳥居」の立ち並ぶ「稲荷参道」である。
京都伏見の伏見稲荷神社には負けるが、コロナ前は京都まで行けない外国人観光客で大盛況だった。

この日は私以外に誰もいなかったので、ゆっくりと「千本鳥居」を楽しみながら坂を下った。年のせいか、「神社」や「お寺」は私の心を癒してくれるように感じる。


「山王稲荷神社」の「千本鳥居」


(おまけの話)
ランチを食べてから、「赤坂まで来たのだから」と思い立ち、自民党本部まで歩いて行った。赤坂見附で右折して青山通りに入る。ここからの急坂の登りがキツイ。
次の信号を右折すると、左側が自民党本部である。

私は道路の反対側から自民党本部の様子を見る。警備はいつもより、少しだけキツメに見える。しばらく様子を見ていたら、時々、歩道を歩いて来た人が門の少し先で立ち止る。手を合わせている人も見えた。


 道路の反対側から見た「自民党本部」


私はその先の信号を渡り、自民党本部前に行ってみた。
警備の警察官は私などには無関心だった。
門は固く閉じられているが、その先の道路際に「献花台」があり花束が並んでいた。
私も「花束を買ってくれば良かった」とその時に思ったが、建物に向って手を合わせた。

意外だと感じたのは,献花に訪れる人が若者ばかりだったことだ。
いつまでも居られる場所ではないので、その先の地下鉄「永田町」から家に戻ったのである。


建物の外に「献花台」が設けられていた。


安倍元首相の暗殺に付いて、ロサンゼルスに住む親戚のIさんに聞いてみた。
その結果は『安倍元首相に関しては、表面的に褒めたたえる調子で報道されています。取り立ててどうということはありません。トランプの国会乱入暴動に関する証人喚問、毎日のように発生している銃による犯罪、最高裁の妊娠中絶禁止決定、ガソリンの値上げ、溢れ返るホームレス、アジア人へのヘイトクライムの増加などのほうが、ずっと熱を持って問題視されています。アメリカ人の友人の間で話題になることはなく、ニュースでは、”銃犯罪のない日本で”というところが強調されています。アメリカでは今年に入ってもう300件の乱射事件が起きています』。


 ロサンゼルスのIさんのメールに付いて来た水彩画「Echo park」


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    他の参拝人や観光客の全くいない千本鳥居は見事ですね!東京の中にある、おどろき発見の場所、そのひとつですね。東京には、まだまだそんな場所がひそんでいるでしょう。

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