心の伊達市民 第一号


朝起きた時は寒かったが、10時過ぎころからは「小春日和」がピッタリの日だった。
「小春日和」なんて言葉を初めて使ってみたが、日本語は美しい例えがある。

これを辞書で調べたら、『小春日和は秋の終りから冬の初めに掛けての、穏やかで暖かい日を指す言葉です。「徒然草」の155段には「十月は小春の天気。草も青くなり梅もつぼみぬ」という一文があります。これは現在だと11月に当ります』とあった。


「ゆりかもめ」の「市場前駅」



そこで「徒然なるままに」をいつも書いている私は、小春日和の中を出掛けて行った。
歩いて勝どき駅のバス停に向かうと、丁度「豊洲市場行き」のバスが来たのでそれに乗った。豊洲市場駅で降りて、駅から連絡通路のある新しくオープンしたホテル「ラビスタ東京ベイ」に行ってみた。

閑散としていると思ったら驚いた。チェックアウトの時間らしく、フロント前は若い男女で溢れていた。きっと「全国旅割」で、40%割引で来ている人達だろうと思う。
でも不思議なのは、このホテルに宿泊しても近くに豊洲市場しかない。チェックアウト後は「ゆりかもめ」に乗って都心に行くのだろうか?


 「東京みなと丸」が帰港する。



私は歩いて数分の「豊洲ぐるり公園」に行った。運河沿いのテラスを、のんびり歩いて行く。途中で私が11月2日に乗船予約をしてある「東京みなと丸」が、午前の遊覧を終えて戻るところに出会った。
更に先に進み先端に行くと、そこからはレインボーブリッジが正面に良く見える。
階段状のベンチの上段に座り、景色を眺める。


 階段状のベンチから運搬船を見る。



目の前で2人の釣り人が何が釣れるのか、糸を垂らしている。
左のオヤジが竿を上げた。小さな魚が掛かっていた。エサを付けて、また糸を垂らす。
少し経ったら、また魚が釣れた。ところが右側のオヤジの竿には反応が無い。
10メートルも離れていないのに、魚も選り好みがあるようだ。


なにか小さな魚が釣れた。



テラスを自転車で走り抜けて行く男がいる。
お洒落な服装で、ジョギングをしている若い女性が目の前を走って行く。
小さな犬を散歩させている若い奥さんが通り過ぎた。
カメラを持ってウロウロしている白人のカップルがいる。
私は途中で買って来た「いなり寿司」を食べながら、通り過ぎて行く人達を眺めている。


 「クラゲ」がフラフラと波に揺れていた。



私のいる場所は、晴海運河が東京湾に入る場所である。
「芝浦ふ頭」や「竹芝ふ頭」から出た船がレインボーブリッジの下を通過して行く。
水上清掃船が通過して行った。浚渫船がタグボートに引っ張られて、ノロノロと進んで行く。上空にはヘリコプターが飛来して、音がうるさい。
羽田空港から飛び立った飛行機が、フジテレビの上空で旋回して西の方角に飛び去って行く。


 晴海運河で群れをなして泳ぐ小魚。



私は持参した携帯式ラジオで音楽を聴いている。ポカポカ陽気で、横になりたくなった。2時間もそこで過ごしたので、テラス沿いを築地大橋の方に戻った。
帰りも急ぐことはないので、テラスから運河の水面を覗きながらゆっくりと歩いた。

水面から魚が跳ねた。慌ててカメラを構えたが、次はなかなか跳ねない。
クラゲが悠々と波に身を任せて流れて行く。橋に近付いたら、ナンテンの葉が真っ赤に色付いていた。「小春日和」の「豊洲ぐるり公園」で過ごした至福の時間だった。


「ナンテン」の向こうにオリンピックの選手村が見える。



(おまけの話)
家に戻り今回の様子をブログに書いていたら、メールに着信があった。(11月27日)
開けてみたら中央区からの14時54分のお知らせで、「中央区総務部危機管理室からの配信」とあった。その内容に驚いた。最近は驚くことが多いが、今回のは特別だ。

『現在、月島二丁目で火災が発生しています。黒煙が発生しており臭気がありますので、近隣の方は窓を閉めるなど気をつけてください。また、火災の影響により月島二・三丁目の一部で停電が発生しています。あわせて、現場には近づかないようにお願いいたします』とあった。


 清澄通りに並んだ消防車



慌てて窓から月島方面を見たら、煙が上がっていた。
ネット・ニュースによると、火災発生は13時45分頃らしい。そうなると火災発生から1時間以上も経ってからの配信だった。

ニュース情報では『現場は都営大江戸線・月島駅近くの住宅や高層マンションが立ち並ぶ場所で、東京消防庁がポンプ車など39台を出動させ消火活動にあたっています。月島2丁目から4丁目の約1800所帯が停電中。2人が逃げ遅れたとの情報もあります』。


ペッパーも火事を見ている。



我が家から見ると1キロくらいの距離で、図書館の先のようだ。
15時30分現在でも燃え続けているが、煙の勢いは少し落ちて来たように見える。
猫のペッパーも火事を見ている。午後3時45分になり、やっと鎮火したようだった。

ここへ越して来てから11年だが、今までに2回も火事を見ている。
これで3回目なので、4年弱に1度は火事がある。我が家は昔で言えば「火の見櫓」のようなものだ。


 月島の火災現場が良く見える。


コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    ポカポカ、ノロノロ、ふわふわ、ぐるり、小春のんびり。
    と思いきや、近くで火事。一寸先は闇。

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ