心の伊達市民 第一号

徒然なるままに(52) 


【話題に困った時】
ブログの紙面を1つの話題で埋められないと、安易だが「徒然なるままに」でいくつかの話題を一挙に取り上げている。
今回が「それ」で、特に今回は話題に困ったのである。

陽が短くなり、朝晩は冷え込むようになって来た。
築地大橋の先の環状2号線の工事も進み、12月18日に開通するようだ。
工事中にプラスチックの囲いで反射して、私の影に当る光の面白い映像も終りを迎える。


自分の影絵を撮影した。



【アイヌ文化フェスティバル】
11月11日(土)に有楽町の「よみうりホール」で行われた、「アイヌ文化フェスティバル」に行って来た。白老にあるアイヌ村には高校生になる時の春休みに行ったことがある。その後、伊達市に滞在するようになってからも、白老牛を食べに行った。今では立派な「国立アイヌ民族博物館」も作られているようだ。

「よみうりホール」でのイベントだが、収容人員の1100人が満席だった。
プログラムは「口承文芸」、「漫才」、「アイヌ音楽」、「古式舞踊」で、2時間の公演だった。アイヌは文字を持たない民族だったために、今でも文化・伝統に付いては色々な意見があるようだ。


「アイヌ文化フェスティバル」と「アイヌ模様の衣装」



【へそ展】
中央区工業団体連合会が主催して、トリトンスクエアで「へそ展」というイベントを開催したので行ってみた。それよりなぜ「へそ展」という名称なのかが気になって、調べてみたが分からなかった。

ネットで調べても分からない。「問い合わせ」は電話だけなので、それも面倒になり止めた。私の想像では「中央区」だから「へそ」と決めたのだろうが、あまりセンスが良くないように感じる。


へそ展



【ファンケル・ローズガーデン】
銀座4丁目交差点からすぐの場所にある、化粧品メーカーの「FANCL(ファンケル)」の10階で11月1日から8日までローズガーデンが公開されていた。銀座にはよく行くので、見に行ってみた。

でも化粧品店にいい年のジジイが入るのには勇気がいる。
しかもエレベーターは店の一番奥にある。遠慮しながら店内を通り過ぎ、エレベーターで10階に上がった。そこには小さなローズガーデンがあった。
しかし小さいから、バラの香りが蔓延していたの良かった。
帰りも遠慮がちに店内を通って外へ出た。


  FANCLのローズガーデン



【うめし】
なにで見たか忘れたが、日本橋のうなぎの名店「伊勢定」の「うめし」が取り上げられていた。「うめし」とは初めて聞く言葉だが、報道に魅かれて伊勢定に「うめし」を食べに行った。2階の奥の2人部屋に1人で入って「うめし」を注文した。
しばらくして出て来た「うめし」は、名古屋の「ひつまぶし」の名店である「蓬莱軒」の真似のように思える。

お運びの女性に聞いた。『これは昔からありましたか?』。
彼女は『10年前から始めたようです』と言った。
本家との違いは「うなぎめし」が「セイロ蒸し」であることだ。
「うな重」ともつかず、「うなせいろ」とも違い、私は好きになれなかった。


 日本橋・伊勢定の「うめし」



【新型コロナウィルス】
新型コロナウィルスの騒動が始まってから、既に2年半以上が過ぎた。
当初はまだワクチンも無くかなり危険なウィルスと思われていたので、東京都の毎日の感染者数が気になった。
そこでなんとなく感染者数を手帳に書き留めて、推移を見ようと考えたのである。

ところがコロナが変異を続け、3年近くなっても終息をしなくなった。
そうなると感染者数を書き留めるのも中止にし難くなり、今でも手帳に書き留めている。だから誰かが「〇年〇月〇日の東京都の感染者数は何人?』と聞いてくれたら、私は答えられるのである。


 いつまでマスクをするのか?



【高齢者無料検診】
中央区は高齢者に優しくて1年に1回だと思うが、「健康・肺がん検査」、「歯科検診」の無料案内が来る。私は同級生に高名な医師がいて、かなり前に言われたことがある。

彼は『年を取れば、誰でもどこかは具合が悪いものだ。一生懸命に悪い所を探してもらう必要はない。具合が悪くなったら、医者に行けば良いのだ。昔はそうしていただろう』と言った。

その言葉に安心してしまい、無料なのに20年以上も検査を受けたことがない。
いつお迎えが来てもおかしくない年齢なので、私はそれを続けている。




(おまけの話)
【マンションの友人たち】
11月9日から13日まで中央区文化祭が開催されて、マンションのデジカメクラブのメンバーが自信作の写真を出展したことは以前に書いた。
13日が最終日で、午後4時にメンバーが集合し、展示作品の撤去を行うことになっていた。

この日の私は「中央区まるごとミュージアム」の抽選に当り、家族で小型船に乗って日本橋まで行った。そして午後4時から展示作品の撤去に行く予定を手帳に書いておいた。


 紅葉の葉はほとんど残っていなかった。



午後4時に私の携帯電話が鳴った。
出てみたらXさんで、『今日は作品の引き取りに来ないのですか?』と聞かれた。
私は焦った。日本橋で食事をしたりブラブラしていたら、すっかりそのことを忘れてしまっていたのである。

こんなことが自分に起きてしまい、珍しく動揺した。
申し訳なかったが引き取りはXさんにお願いして、埋め合わせを考えた。


 落ちた紅葉の葉が吹き溜まりにはたくさんあった。



以前からXさんもYさんも、『どこかに紅葉の写真を撮りに行きたいですねー』と言っていたのを思い出した。そこで日本橋に行く途中に船から見た「リバーシティ21」の隅田川沿いの桜の木の紅葉撮影を誘った。
Yさんは「要介護2」で足が弱っているので、中央区からタクシー券を支給されている。

そのタクシー券を使い、3人で紅葉撮影に行ったのである。
ところが14日に東京地方に強風が吹き、桜の葉がほとんど落ちてしまっていた。
「踏んだり蹴ったり」で、改めて他の日にどこかへ撮影に誘うことで勘弁してもらった。


 ここのハトは人を恐れない。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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1,433,805回

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