ichioshi イチオシ情報
じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
3月14日に東京に桜の開花宣言が出たが、東京といっても広いので開花状況はバラバラである。この時期になると私はネットで、東京各地の開花状況を確認するようになる。
そして19日に小石川後楽園が「満開」と出ていたのを見付けた。
多分、ここが今年は東京で一番早い満開だろうと思う。
最近の私はどこかへ行く前に、その場所の歴史を調べるようになった。
小石川後楽園は『江戸時代初期(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷として作ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒学者の意見を取り入れ、中国の教え「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から後楽園と名付けられました』とある。
そこで早速、「善は急げ」とばかりに20日に出掛けて行くことにした。
天気予報では20日は「晴れ」、21日は「曇り」、ところが花見の真っ最中の22~27日までは「曇り一時雨」となっていて、28日以降まで花が残っているか心配になった。
私の記憶では、こんなことは初めてのように思う。
「後楽園」のいわれの「先憂行楽」と、「今の中国とはずいぶんと違うなー」と思いながら、地下鉄「飯田橋駅」で降りた。
小石川後楽園の入口に行ったら、大勢の欧米人観光客が並んでチケットを買う姿が見えた。個人ではない観光客は、ガイドがチケットを買うのを遠くで見て待っていた。
「なぜこんなにも多くの欧米人が多いのか?」と不思議な思いをしたが、その後、どこへ行っても外国人観光客だらけなのを見て、「みんな桜を目当てに日本に来ている」と分かった。
この庭園は「枝垂れ桜」が多いので、ソメイヨシノより早く咲き今は満開である。
ソメイヨシノもあるが、まだ3分咲きくらいだ。
桜の木の周りには写真を撮る人が群れていて、とてもじゃないが良い写真は撮れない。
人の入らない撮影場所を探してウロウロするが、そんな場所は無い。
池に向ってアップで撮るしか方法が無いのも困ったものだ。
桜のアップの写真では、どこで撮っても同じになってしまう。
そこで桜の木の無い、池の反対側に行ってみた。
こちらは人も少なく、水面に映る桜の木が綺麗だった。
更に奥に進むと、そこには蓮池がある。
たった1本のソメイヨシノの花びらが池に落ち、その花びらが睡蓮の葉に寄り添うような光景が綺麗だった。
小石川後楽園での撮影を切り上げて、神楽坂に行ってみた。
同級生のMさんが住んでいた頃にはよく行ったが、彼は倉敷に越してしまったので久し振りの神楽坂だった。
私のお気に入りの日本蕎麦屋「山せみ」で、ランチセットを注文した。
蕎麦屋なのに「とんかつ」が美味しい。ランチセットには蕎麦とヒレカツが付いて来る。ヒレカツの切り口がほのかにピンク色で、揚げ方が上手で美味しい。
残念なのは、もう年のせいでセットを食べ切れなくなってしまったことだ。
(おまけの話)
天気の良い内にと思い、まだ少し満開までにはあるが、帰りに地下鉄を「上野・御徒町駅」で降りて「上野公園」の桜を見に行った。不忍池の桜は、まだほとんど咲いていない。
私の観察による判断では、「川や池などの風の通る場所の桜は、冷気で咲くのが遅い」である。学問的にはどうか分からないが、私の経験ではそんな感じがする。
不忍池から上野公園の方に行ってみた。
公園の入口にある枝垂れ桜が満開で、その周りには待ち合わせの人達が大勢いる。
石段を上り公園内に入ると、一方通行となっていた。
往きは右側、帰りは左側で、中央にロープが張られている。
そこに逆行して来るジジイがいた。こういうジジイが高速道路で逆走して来るのだと思った。ただ歩いているだけの花見は面白くない。
「清水観音堂」の先から、右手に入ってみた。するとそこには全く違う光景があった。
ブルーシートを敷き、その上にグループで座り、楽しそうに飲み食いをしている。
横を通る外国人観光客が珍しそうに、スマホで動画撮影をしている。
彼等はSNSに投稿するのだろう。自国で「お花見の正しいやり方」を広めて、それによって「正しいお花見のやり方」が外国でも普及するかもしれない。
記事の問題について編集部に報告
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,390,246
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-19642.html
コメント
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,390,246
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
心の伊達市民 第一号のカテゴリー
心の伊達市民 第一号のハッシュタグ
心の伊達市民 第一号のアーカイブ
- 2024年3月25
- 2024年2月25
- 2024年1月25
- 2023年12月24
- 2023年11月26
- 2023年10月26
- 2023年9月26
- 2023年8月27
- 2023年7月26
- 2023年6月26
- 2023年5月27
- 2023年4月23
- 2023年3月27
- 2023年2月25
- 2023年1月23
- 2022年12月25
- 2022年11月26
- 2022年10月26
- 2022年9月27
- 2022年8月28
- 2022年7月28
- 2022年6月26
- 2022年5月26
- 2022年4月26
- 2022年3月27
- 2022年2月24
- 2022年1月24
- 2021年12月23
- 2021年11月26
- 2021年10月26
- 2021年9月24
- 2021年8月26
- 2021年7月27
- 2021年6月26
- 2021年5月27
- 2021年4月25
- 2021年3月27
- 2021年2月23
- 2021年1月24
- 2020年1月〜12月124
良い天気、桜、睡蓮、そばとトンカツ、花見に宴会。 ああ良き春の一日なり。