
心の伊達市民 第一号
今回は「ウォール・アート」を、中央区と千代田区の一部で見て歩いた。
どこが中央区と千代田区の境界線か調べてみたが、非常に分かり難かった。
私の予想に反して、JR有楽町駅や交通会館は千代田区だった。
高速道路下のショッピング街「インズ」は中央区で、ここは昔は川だったので、その川が境界線のようだ。
有楽町駅からお堀の方に歩いて行くと、ビルの壁に巨大な女性の歩く姿がある。
これが「なにか?」は、どこにも説明が無いので分からない。
数寄屋橋交差点に角にあった「ソニーパーク」は、まだ工事中である。
ここにある防護壁は少し前に絵柄が変ったが、なんだかボヤケているように見える。
初めて撮影した時は、「ピンボケ」と思ったがそうではなく絵がボヤケていたのだった。それは歩いている人を見れば分かる。
銀座通りの4丁目交差点から新橋方面に向かった、すぐ右側にワシントン靴店がある。
隣はソフトバンクである。その境目のワシントン靴店の壁にアートがあるが、誰も気が付かない。若い女の子が窓から店の中を覗いている。
気が付かない理由は、これが絵だと思えないほど風景に溶け込んでいるからだ。
私がマンションの友人達にこの写真を見せても、『そんな絵があるのは知らなかった』と言う。アートは「こうでなくてはいけない」のかもしれない。
銀座松屋デパートの横を入り、昭和通りに向かうと、少し先の左側に「王子サーモン」という店がある。ここは「王子製紙」の子会社である。なぜ製紙会社がサーモンを売るのか?
ところがTwitterでは、『助けて下さい。私達は50年以上愚直にスモークサーモンを作って参りましたが、今は大変厳しい状況が続いています。・・・。このままコロナが長引くと、お店の存続すら怪しくなって来ます』という泣き言が投稿されていた。
壁に描かれたデザインは、なにを意味するのか不明。
晴海通りから中央区役所へ行く道路の右側は、現在、大規模な再開発が行われている。
工事現場の保護壁には、地元の小学生の描いた絵が貼り出されている。
最近の工事現場は以前のような殺風景な感じはなく、アートを飾るようになった。
プロのアートでなく、地元小学生のアートは「ほんのり」とする。
まだまだ探せば中央区にはウォールアートはあるし、思い付く場所もある。
でも今回は近場で済まそうと不精をした。
そして気が付いた。最近は煉瓦作りのものを見掛けることが少なくなった。
JRの電車は有楽町から新橋までは、煉瓦の高架の上を走っている。
これが私にはアートに見える。落書きさえも、場所によってはアートになっている。
有楽町から新橋までの高架下は、お洒落な店が集まっている「コリドー街」である。
コリドーとは英語の「corridor」で、これは回廊、通路などの意味だそうだ。
中はお洒落だが、外は昔から変わらない光景である。
そこを各店が精一杯、頑張って色々なアイディアで競っている。
これが私には「アート」に見えるのである。
(おまけの話)
銀座はコンクリートばかりのような気がしている人が多いが、そうではない。
道路には歩道と車道の間に、狭いが植え込みを用意している。
そこに今の時期には若葉と、見事な花が咲く。
日比谷交差点角のペニンシュラ・ホテル横に「マロニエ」が植えられている。
いまマロニエに花が咲いている。大きな木なので、見上げる人は少ないが綺麗だ。
「みゆき通り」に行くと、そこには奇妙な白い花が咲いている。
「Google Lens」で調べたら、「ヒトツバタゴ」という花だと分った。
冬の間は葉が落ちて、この通りは寂しくなる。
それが春になり若葉が出て、花が咲き、秋には紅葉する。そして冬にはなにも無い。
私は「これは自然のアートだ」と思った。
高名な芸術家の誰かが言った。『その人がアートだと思えば、アートなのだ』
「みゆき通り」には思い出がある。
大学生の時に、「みゆき族」というのが流行った。
お洒落な若者が「VAN」などの服装で決めて、この辺りをブラついていただけの話だ。
大学の同じクラスのMという男が「みゆき族」だったのを思い出した。
彼は確かにお洒落だったが、残念ながら「いい男」ではなかったなー。
ドウダンツツジの小さな提灯のような花は「アートだ!」。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
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Shinji