東京駅の近くにあったフランスのパン屋「BIGOT(ビゴ)」が閉店となり、新たに後楽園に開店することになっていた。開店日は7月27日で、以前から女房に『近くに行ったら、パンを買って来て』と言われていた。そこでいくつかの用事を兼ねて、27日に出掛けて行った。

バス停に行ったら、丁度、バスは出て行ってしまった。仕方ないので歩いて図書館に本を返しに行ったら、この日は月1回の定休日だった。天気予報ではこの日の最高気温は38度と伝えていたが、最初からツイテいない。


「なぜヒトだけが老いるのか?」★★



大江戸線の「月島駅」から地下鉄に乗って、「春日駅」で降りた。
駅の上がビルになっていて、文京区役所が入っている。
観光協会から2023年のフォトコンテストの案内が来ていたので、用意しておいた応募写真を届けに行った。

ところが、『応募受付は8月1日から』と言われてしまった。
全く今日は次々と駄目な男だ。
そこで次は今日の目的である「BIGOT」へ向かって歩いて行った。


地下鉄「丸ノ内線」の春日駅を出ると、こんな光景がある。



後楽園への階段を上りドーム球場の裏手に出ると、変な石のアートが並んでいる。
左手には大観覧車と、ジェットコースターが見える。
時々、ジェットコースターが轟音を立てて通過して行く。
しかし暑い。全く日影が無いのである。


後楽園の大観覧車とジェット・コースター



常にコンパクトカメラを持っているので、暑い中を我慢してジェットコースターを撮影する。スピードが速いので、気が付いた時は通り過ぎている。
しかし今回は夏休みなので乗る子供がいくらでもいて、少し待てば次が来る。

何回かの失敗で、ジェットコースターの現れる場所とタイミングが分かるようになった。撮影を終り、「BIGOT」を探して先に進む。


ほとんど逆さになって走り去る



ドーム球場前に行くと、若い女性たちで広場が埋まっていた。
彼女達はアイドルの写真付きの団扇やタオルを持って、入場を待っているようだ。
アイドルの名前が書かれたタオルを見たが、全く私の知らないグループだった。
彼女達の間をぬって先に進んだが、野球関係のショップばかりで「BIGOT」の店は無い。


 ビルの頂上付近の穴から出て来る



もう1階下ではないかと思い、階段を降りた。
そこには周囲を囲むようにレストランはあるが、「BIKOT」は無い。
歓声が聞こえたのでそちらに行ってみたら、ウォーターシュートが水面を叩き水しぶきを上げていた。後楽園ではこれを「ワンダードロップ」というらしい。
ここにも「BIGOT」は無かった。


懐かしの「ウォーターシュート」もある。



立て看板の案内があったので、それで確認したら1階に「BIGOT」はあった。
後楽園に入る時に階段を上らずに、そのまま進めばすぐ近くにあったのである。
店の前には開店初日を目当てに来ているお客が多く、長い行列が出来ていた。

私が店内に入ると女房から頼まれたパンはおろか、ほとんど棚は空っぽだった。
この日は出だしからミスってしまい、最後まで目的が達せなかった1日だった。


 開店当日の「BIGOT」後楽園店



(おまけの話)
後楽園に行った帰りに上野御徒町駅で降りて、不忍池に行ってみた。
そろそろ蓮の花が満開を迎える頃だと思ったからだ。
地下鉄の階段を上り外に出たら、猛烈な暑さだった。

いつもなら溢れている観光客の姿も少ない。
早足で不忍池に向かった。それがかえって汗を呼ぶ。


 蓮の花は満開を過ぎていた。



不忍池に着いたら、池一面に蓮の花が見えた。
しかし時間が昼頃なので、早朝に開いた花はつぼんでしまっていた。
蓮の花の写真を撮ろうと思ったら、早朝に来なければ駄目である。

花の色が例年より白いような気がして、色々な花を見たが、みな白い。
どうしたんだろう? 暑さのせいで咲くのも早かったが、花も白くなったのか?


満開を過ぎた花は花びらが落ちそうになっていた。



回廊式に池に張り出した木道を歩いて、先端まで行ってみた。
アジアからの観光客の女性グループが、はしゃいで自撮り写真を撮っている。
そこから弁天堂までの間には、沢山の蓮の花が見える。

直射日光が襲って来ても、逃げる日影が無い。
「今年の蓮の花もこれで終り」と諦めて、また暑い中を駅まで急いだ。


 既に花が終り、花托になっているものも多い。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    はずれの日ってあるもんですよね。それにしても38度の炎天下をよく歩きました!

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