
心の伊達市民 第一号
ブログのネタ探しに苦労していたら、ロサンゼルスのIさんから「京橋でアート展開催」を知らされた。これは例えていえば、『足元に落ちている1万円札を、北海道の人に教えてもらった』ような感じである。
ネットの時代は、そういう意味では怖い。
場所・時間を超越してしまい、「早い者勝ち」の世界になった。
まあ変な理屈はともかく、早速調べて京橋に行ってみた。
アート展の会場は京橋の「TOKYO SQUARE GARDEN」の1階にあり、その名は「Art in Tokyo YNK」というものだった。
現地でもらったパンフレットには『東京有数のビジネス拠点で、YNKと呼称される八重洲・日本橋・京橋。変化のうねりの中で、論理的な思考だけでは進展しない問題をいかにして解くか、多くの企業やビジネス・パーソンが模索しています』と書いてあった。
『オフィスビルから最新の現代アートを発信する新たな試み「Art in Tokyo YNK」で大切にしたいのは不可視の力を多様な表現でとらえる若手アーティストたちとの出会いです。視界が開けるような感覚を、ぜひ会場で味わってください』と書いてある。
私は「YNK」という言葉を初めて知ったが、以前からあったかなー?
「不可視の力」というのも、よく分からない。アート自体が難解なのに、説明文まで難解だ。
「HARUNA SHIKATA」・・・情報と感情の上書きの可視化をコンセプトとし、脳内に蓄積された情報や感情を受け入れ、上書をすることで前に進むことが出来ると考え、制作している。
「小山 恭史」・・・2020年より開始したアートワークでは、出逢い、発見、驚きに満ちた旅の写真をコラージュした作品を制作している。それらは激しさと静けさ、大胆さと繊細さを併せ持つ。
「山崎 なつ子」・・・何かいい作品の何かという言語化できないものが、芸術の醍醐味のひとつだと考えつつ、目には見えない想いを昇華したい。アルキッド樹脂や、エンジ色を基調とした抽象画の制作している。
「大無田 拓海」・・・絵を描いていると、意識は画面内に没入していくが、何かの拍子に意識は現実に引き戻され、物体としての絵画を実感する。こうした体験から、絵画表現における仮想と現実の関係を起点として制作している。
「新埜 康平」・・・「ストリート×日本画」をコンセプトに、胡粉や和紙、顔料を基本画材とし、滲みやたらし込みなどの技法を用いることで、日本語における唯一性とストーリートに存在する特殊性を意識した作品を発表している。
「志賀 龍太」・・・日常をテーマとし、一日一絵、自分が納得する絵を描き年間300枚。当り前の日常も新しいもので溢れている。ぼくの世界に今日も旅に出かけるという言葉通り、一見するとファンタジックな作品世界は、私達の日常とも交響する。
今回の「アート展」は、いつもより難解だった。
見て会場を出るだけなら良いが、パンフレットのQRコードを読み込んだら、各作者の思いが書かれていた。それが難解なのである。
芸術の歴史は長いので、既に多くの偉大な芸術家が作品を描き尽くしているように思う。後の時代に生まれて来た者は、違いを出すのに苦労しているのだろう。そうしてアートはドンドンと難解になって行くような気がするが、それは素人の私の考えに過ぎない。
(おまけの話)
銀座通りを4丁目から歩いて、京橋まで行った。
1丁目の左側に、かなり前から工事中の場所がある。
その壁にはアートが描かれている。
いつの頃からか覚えていないが、殺風景な工事現場の仮囲いにアートが登場するようになった。どうやらこれは仕掛け人がいて、施主・アーティスト・スポンサーを仲介して実現しているらしいと分った。
この仮囲いの前を通ると、なぜか「ほのぼの」した気持ちになる。
絵の下にあるサインを手掛かりに、ここに登場した事情を調べてみた。
すると次のようなHPの文章に行き着いた。
『個性あふれる絵画、ユーモアに満ちたイラスト、情熱がほとばしる書、これらはすべて障害のある人達によるものです』。
『エイブルアート・カンパニーはこうしたアート作品を社会に発信するために生まれました。作品をデザインとして使用できる仕組みを整えることで、障害のある人のアートに簡単にアクセスでき、障害のある人の新しい仕事を作ります。だれもが自分らしく生きていける社会を、私達はアートやデザインを通して実現したいと考えています』。
世の中には金儲けでない会社を経営している、立派な人もいるのだなー。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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