【うす気味悪い夕焼け】
まだ新年早々なので話題があまり無いので、昨年の続きである。
12月27日の夕方に、何気なく窓から西の空を見て驚いた。
夕陽が綺麗と思っていたのだが、なんとうす気味悪い赤色の空だった。

どういう気象条件でそうなるのか分からないが、いつもは綺麗な夕焼けなのである。
人は変なことが起きると「悪い予兆」と考えるが、私は違う。
『なぜそうなるのか?』と考える。残り時間が少ないので、「怖いものなし」なのかもしれない。


 薄気味悪い色の夕焼け



【2023年最後の満月】
12月27日は「今年最後の満月です」とニュースでやっていた。
私が居間で座っている場所からは、正面に北西の空が見える。
そこに地平線から月が上って来るのが見える。

上り出した頃はまだ空も薄暗い程度なので、月も薄い色をして空に溶け込んでいる。
それが段々と空が暗くなるに連れて、月も上って行く。
この日は残念ながら薄雲が出ていたので、満月もハッキリしていなかった。


12月27日の満月は薄雲がかかっていた。



【年末の参拝】
2023年最後のお参りに、築地本願寺に行った。
私は特に神も仏も信じていないが、築地本願寺にお墓を買った関係で門徒になっている。本堂の真下にロッカー式のお墓があるので、久し振りに自分のお墓を見に行った。

元々は我が家は禅宗なのだが、女房が『両親のお墓がある遠い場所には、年をとったらお墓参りに行けない』と言うので、宗派を変えて本願寺にお墓を買ったのである。
どうやら女房は、「夫より長生きする」と決めているようだ。


 手水舎ではしゃぐ外国人(築地本願寺)



【和光のショーウィンドー】
銀座4丁目の三越デパートの前にある、和光のショーウィンドーが入れ替わった。
このショーワインドーは2ヵ月に3回くらいの割合で、ディスプレイを変えている。
今回は来年の干支である「辰」になっていた。「辰」は一般的な言い方だと「龍」になる。十二支の中で「辰」だけが、架空の動物である。

ネットで見たらしいロサンゼルスに住むIさんが、LINEで『竜の頭の下にあるのは、白クマか?』と聞いて来たので、改めて別の日に確認しに行った。その結果は「頭は龍と共有しているが、爪も尻尾も無いところを見ると雪男」かもしれない。


 来年の干支の「辰」(和光ショーウィンドー)



【歳末の銀座】
風邪をひいて寝ている女房に頼まれて、三越デパートに買い物に行った。
途中で築地本願寺に立ち寄り、都バスに乗ろうと思ったら超満員で乗れなかった。
仕方ないので歩いて行き銀座4丁目に着いたら、『ここは外国か?』と思うほど外国人観光客で溢れていた。デパートに入ったらここにも外国人がいて、買い物はしないで食料品売り場を見学している。

最近の外国人観光客は、私には国籍不明の人達が増えたように感じる。話している言葉が分からない。来ている服が安物だ。寒いのに半袖がいる。キャスター付きバッグを引っ張って歩く。スマホで地図を見るために、どこでも立ち止る。迷惑な人達が増えている。


銀座は外国人観光客だらけ(銀座4丁目)



【ビックカメラ】
知らない場所では若者はスマホの「Google Map」を使うのだろうが、私はスマホの小さな画面では分かり難いし、ナビを使って上手く行ったことがないので地図をプリントして持参する。プリンターのスイッチを入れたら、インクが切れている表示が出た。買い置きのインクから探したが、必要なブラックだけ無かった。仕方ないので、歳末風景を見ながら有楽町のビックカメラに行った。

年末のせいか、店内は最後の買い物で大混雑だった。
メーカーの純正品と、アウトサイダーの再生品は性能は変らないので、安い方の再生品を買った。でもプリンターにセットすると、印刷の度に「純正品ではない」と表示が出るのが気に食わない。


 リサイクルのインクカートリッジ



【2024年の手帳】
私の現役の頃は年末になると取引先から、カレンダーや手帳が送られて来た。
いつもそれを使っていたので、手帳を買ったことは無かった。
それが引退すると、手帳は買わなければならなくなる。

有楽町駅前の三省堂に行ったら、色々な種類の手帳が山ほど置いてあった。
良さそうな手帳を買ってレジに行って、ポイントカードも一緒に出した。
すると係の人が言った。『これは2年間、使っていないので、失効しています』。
そうかー、2年前頃から図書館を利用するようになり、本を買わなくなったんだー。


 2024年の手帳を買った。



(おまけの話)・・・【薬研堀・やげんぼり】
中央区のfacebookを見たら、薬研堀不動尊で恒例の「蔵の市」があると書いてあった。
薬研堀不動尊は目黒、目白と並び、江戸三大不動として知られているようだ。
資料によると『薬研は漢方薬などを作る時に薬種を細かくするのに使う器具で、この器具は中央に窪みのある船の形をしている』

『その窪んだ所に薬種を入れて、中央に握り手となる部分となる軸を通した円盤状の車輪を前後に押したり引いたりして、細かい粉にしていきます。現在の東日本橋にあった運河の堀底の形状がV字型で、薬研の窪みに似ていることから周辺の地名も「薬研堀」と呼ばれるようになりました』とあった。


薬研堀不動尊の幟が立っていた。



「蔵の市」とは、『正月用品を売り出すこと。江戸時代は各地で市が行なわれたが、その最後を飾ったのが薬研堀だった。現在も残るのは、浅草の羽子板市と薬研堀不動尊の「蔵の市」だけとなった』と書いてあった。
都営「浅草線」を東日本橋で降りると、出口案内に「薬研堀不動尊」が出ていた。

地上に出ると、少し先の路地に赤い幟が並んで立ててあるのが見えた。
歩いて2~3分で薬研堀不動尊の前に来た。あまり人が来ていない。なんだか寂しい。
そこにいるのは関係者ばかりのようで、少し拍子抜けがした。


「食べ物屋台」3軒と、奥に少しの「蔵の市」



食べ物屋の屋台が3軒出ている。「蔵の市」は寂しい。少し前に「神田ファミリーバザール」の盛況を見たばかりだったので、なおそう感じた。
店は小物用品、弁当、靴、雑貨などで、3~4軒しかなかった。

なにも買わないのも気の毒に思い、やっと見付けた「4足500円」の靴下を買った。
薬研堀は「七味唐辛子」の発祥の地で、1625年に「からしや徳右衛門が漢方薬を基に、生薬を組み合わせて七味唐辛子を売り出した」そうだが、店は出ていなかった。


 薬研堀不動尊の参拝階段


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    薬研堀の名前の由来がわかりました!いろいろと歴史や理由があるのですね。

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