ブログ閉鎖中の話題(2014年3月06日)

井の頭公園が2017年の開園100周年を記念して、池の水質保全の為に「かいぼり」をするというニュースを知った。
井の頭公園は以前の小金井の自宅の近くでもあったし、家を建て直す時は、井の頭公園の近くに仮住いをしたことのある縁のある公園である。


池に架かる橋から見た井の頭の池。


また、亡くなった同級生のK君が公園の入り口で焼き鳥屋をやっていて、非常に流行っていて、そこを通ると買って食べた思い出もある。春の桜も見事だし、秋の紅葉もまたいい。時々、近くに住んでいるらしい俳優とも出会うことが出来た。


橋の下でも、ボランティアの人達がゴミを掻き出している。


そこで、「かいぼり」の様子を写真に撮りに行くことにした。
同じマンションに住むデジカメクラブのメンバーのFさんは、以前は武蔵境に住んでいたそうで、『懐かしいので一緒に行きたい』と言うので2月21日に同行して写真を撮りに行った。


綺麗な白鳥のボートも泥に浸かってしまった。


吉祥寺駅の南口を降りて、真っすぐ歩けばすぐに井の頭公園に入る。
池の中央を横切る橋の上から池を見た。
いつもの景色と違って、泥の沼となっている。


250台以上の自転車が池に投げ入れられていたと知り、ビックリした。


水が引いて池の底が見える。そこには変な物が埋まっているのが見える。
自転車、椅子、缶などが見える。
それをボランティアの人達が、寒い中を泥に埋まりながら拾い出している。


これはプラスチックの椅子である。 なぜ椅子がここに?


「なぜここに、こんなに大量の自転車が埋まっているのか?」。
これは私の理解を越える。
自分の自転車を池に投げ捨てる人もいないだろうから、不法駐輪をしている自転車を見付けた酔っ払いが頭に来て投げ捨てたのか?


若いボランティアの女性が池のゴミを拾う。


近くではボランティア団体が、「かいぼり」で捕獲した魚を陳列して、解説をしている。殆どが外来種の魚で、日本古来の純粋種は少ない。
きっと家で持て余した人が、ペットとして飼っていた外来種の魚や亀を捨てたのだろう。この「かいぼり」が終ると、2月24日から水が張られる。

次の200周年には私は生きていないのだから、「良い冥土の土産が出来た」と思うと女房に行ったら、「あなたは冥土の土産が多過ぎて、もう持ち切れないんじゃないの!」と言われてしまった。


池の東の端で水を汲み上げていた。 その水は神田川に流れて行く。


(おまけの話)
私が子供の頃に住んでいた家には大きな池があった。
100坪は越えると思うその池は、塀の外を流れる農業用水路から水を引き込んでいた。池の周りは熊笹が生い茂り、子供の私ににとっては秘密の遊び場だった。

暖かくなると、オフクロはその小川で新しい障子を張る為に、古い障子紙をタワシでこすり落としていた。その川にはザリガニ、ヤゴ、小鮒などが生息していて、いま考えると、なんとのんびりした時代だったのだろうと思う。


外来種の魚と亀。日本種より外来種の数の方が圧倒的に多く棲んでいた。


その小川を近所の悪童どもと堰き止めて、かいぼりをした覚えがある。
10メートルくらいの間を木材や麻袋を使い、そこに泥をかぶせて堰き止める。
そしてバケツで中の水を掻い出すのである。


外来種の「ミシシッピ・アカミミガメ」。


すると中に泥まみれの小鮒、ザリガニ、また得体の知れない生き物がいる。
それを綺麗な水の入った瓶に入れて持ち帰った。
でも、それらはすぐに死んでしまったのである。

自然というものはか弱いものだと、その時に知った。
池の方は大き過ぎ、深過ぎで、子供の手には負えなかった。
そこには魔物の白蛇が住んでいたのを覚えている。


弁財天のある池は水が抜かれていない。 噴水が気持ちを癒してくれる。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,396,441

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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