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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
【帆船・日本丸の出港】
マンションのスカイラウンジから、晴海埠頭が見える。
そこには海技機構の帆船「日本丸」が停泊していた。
青空の下で、優雅な姿を見せている。
日本丸は2月8日に晴海専用桟橋に着岸し、行動予定表を見ると3月4日(月)午後2時に晴海専用桟橋を出るようだった。こんな長い期間の係留は初めてだ。
以前の住まいのあった小金井市では、全く船は見られなかった。
ここへ越して来てからは、いつでも家の窓から船が見える。
近くで見たければ下に降り、隅田川や運河や晴海埠頭へ行けば見える。
船を見ると、なぜか心が穏やかになる。
最近は「次に生れ変ったら、船に関わる仕事をしたい」と思うようになった。
そして童謡の歌詞「うみは ひろいな おおきいな つきはのぼるし ひがしずむ」が頭に浮かんで来た。
普通は4~5日で埠頭を出て行く「日本丸」だが、今回は長い期間停泊しているので時々、歩いて見に行っていた。
見に行っても誰もいるわけではないが、海と帆船を見ると心が穏やかになる。
天気の良い日はなおさらで、これで帆を張ってくれれば最高だと思っている。
しかし東京湾内で帆を張ることは禁止されているらしく、まだ写真以外で帆を張った姿を見たことがない。
行動計画表では3月4日(月)午後2時に、帆船「日本丸丸」は出港する。
天気も良く最高気温の予想も15度と高いので、レインボーブリッジの上から出港風景を写真に収めようと考えた。
東京BRTで「新橋」に出て、そこから「ゆりかもめ」に乗って「芝浦埠頭」で降りる。
駅から歩いて数分で、「レインボーブリッジ」の芝浦側に到着する。
エレベーターに乗って7階で降りると、そこは一般車道、「ゆりかもめ」の線路、歩道が一体となった橋である。
遠くに見える晴海専用桟橋に「日本丸」が停泊しているのが見える。
「日本丸」がどの辺を通過するか分からないので、見当を付けてお台場側に歩く。
するとカメラを持ったオタクっぽい男が、私に声を掛けて来た。
男『日本丸の撮影ですか?』
私『そうです』
男『どの辺りを通過するのですか?』
私『もう少し先の方だと思うが、ハッキリしない』
少し話をしたが、私は撮影準備もあるので先に進んだ。
私は見当を付けた場所で待ち構えた。
2時少し前に2隻のタグボートが「日本丸」を、岸壁から押し出す様子が見えた。
岸壁から離れた「日本丸」は進行方向を変えて、ユックリとこちらに向かって来る。
橋には危険防止のために金網が張ってあり、それが撮影にはとても邪魔だ。
「日本丸」は私のいる場所のすぐ左を通過して、レインボーブリッジの下に消えて行った。15分くらいのショータイムだが、私は撮影で慌てているので2~3分にしか思えなかった。
(おまけの話)【帆船・海王丸の入港】
私は独立行政法人「海技教育機構」のホームページを時々見ている。
この法人は船員を育てる教育組織で、色々な練習船を持っている。
練習船行動予定を見たら、3月9日の午前10時に海王丸と青雲丸が入港すると出ていた。
2隻が同じ埠頭に着岸はしないので、晴海専用桟橋に来るのは帆船の「海王丸」か5000トンの大型練習船の「青雲丸」かは分からない。でも私の感で多分、帆船の「海王丸」が入港すると考えて、寒い中を様子を見に行った。
前回は午前10時着岸予定で、15分前に行ったら既に着岸していたという失敗があったので、今回は35分前に晴海埠頭に行って待った。
9時30分になった頃に、レインボーブリッジの向こう側に、かすかに船影が見えた。
老眼なのでハッキリしないが、マストが見えたような気がした。
レインボーブリッジの下を通過する頃には、ハッキリと「海王丸」と分かった。
タグボートが2艘、海王丸に伴走している。
桟橋では3人の作業員が、着岸の準備をしている。
海上には小型の船が待機している。
海王丸はゆっくりと進み、芝浦、日の出を通過して竹芝辺りで方向転換を始めた。
1艘のタグボートが、海王丸の横腹を押しているのが見える。
この様子だと、正確に午前10時に着岸するだろうと感じた。
ところがそこからが動きが遅くなった。
タグボート2艘が海王丸の横腹を押す。海王丸は少しずつ前進する。
この日は風が強く、冷たい海風が海王丸と私に吹き付ける。
10時着岸で「電車並みに時間が正確だ」と思っていたのに、桟橋が近付いてから遅々として進まない。やっと着岸して、ロープで岸に繋いだのは10時10分になっていた。
10分の遅刻である。船は車のように簡単に指定場所に止まれない。
風が強かったのも、もしかして接岸が遅れた理由かもしれない。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-22253.html
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写真では風の具合はわかりませんが、良く晴れた青空の日でしたね。