ブログ閉鎖中の話題(2014年5月01日)

現役をリタイアしてから、私は休祭日はなるべく外出しないようにしている。
その理由は「私の年金を支払ってくれている現役の方々に、平日に行ける私達がなるべく混雑で迷惑を掛けないようにして、せめて休祭日は行楽地に行かないで家で静かにしている」と決めたからである。


鯉のぼりと横浜のシンブルである「ランドマーク・タワー」。


ところが現役を引退してまだ日が浅い、N君からお誘いがあった。
彼はまだリタイア組の駆け出しで、いつでも、どこへでも行きたいらしい。
今回のお誘いは「横浜港」だった。
その日は横浜赤レンガ倉庫で「ビール祭り」をやっていた。


横浜赤レンガ倉庫。


『4月27日(日)の午後2時にイタリアの豪華客船「COSTA VICTORIA号」が横浜港の大桟橋に接岸するので、その写真を撮りに行こう』というお誘いであった。更に撮影が終ったら、横浜中華街で横浜在住のK君の案内で、美味しい中華料理を食べると聞いて、遂に「日曜日には出掛けない」という掟を破った。


港のトイレの建物の上にある「象の鼻公園」


根岸線の「桜木町」でY君と待ち合わせたのだが、駅を降りて驚いた。
ここへ越して来てからは車を持っていないので、駅を降りて驚くことが増えた。
出口の名前が「みなとみらい21」と言うだけあって、凄い光景が広がっている。


大桟橋」


昔の華やかな頃の横浜港の倉庫群が、今はウォーターフロントの開発で洒落たレストランやお店になっている。 その先に客船が到着する大桟橋がある。
大桟橋は今はどこでも見られるような風景となった。そこには俄かカメラマンが鈴なりである。船を見なくても、ここの光景を見るだけでも、行く値打ちがある。


ベイブリッジの下を通過する「COSTA VICTORIA号」


港の出口の方を見ると大きなビルのような客船「COST VICTORIA号」がゆっくりと入って来る。満潮時には煙突が橋につかえて通れないそうだ。
水上警察が放水で歓迎を表している。
お客は意外と少なく、デッキにはコックや作業員の姿が目に付く。

写真の題材としては、我が家の近くの東京湾に架かるレインボーブリッジをくぐってやって来る客船の方が絵になるように思えた。
あっという間の撮影を終り、山下公園から中華街に進み、K君のお勧めの中華料理店に入る。


水上警察の放水。 桟橋ではブラスバンドが歓迎の演奏していた。


最近の中華街は人出は多いが、立ち食いで「肉まん」を食べるカップルと、「食べ放題」の店で食べる客が増えて、人出ほど売り上げは伸びていないのではないかと、他人事ながら心配になる。予約をしていなかったので、「2時間だけ」という店の要求に応えて、2時間で店を出た。

飲み足りない友人達と別れて、私とY君は夜陰の迫るレンガ館倉庫と大観覧車の撮影に向う。でも、そのY君とはぐれてしまったのである。


横浜中華街の「朝陽門」


(おまけの話)
豪華客船の撮影を終えて休憩をしよういうことになり、ホテル「ニューグランド」のカフェに行った。
【ホテル・ニューグランド】・・・・・・http://www.hotel-newgrand.co.jp/about/

ゴールデンウィークということもあり、我々は3名と2名の席に分かれてしまった。
ここのホテルは歴史的建造物ということもあり、落ち着いた静かな雰囲気が売りである。


根岸線「桜木町」への歩道橋から見える風景。


コーヒーなどを飲みながら話をしていると、隣の席がいやにうるさい。
見ると、40過ぎくらいの女性の3人組が7人用の席を占領していて、大声で話をしている。そして、けたたましく笑う。それも手を叩いて、ソファーに寝転ぶくらいの騒ぎ方である。

私は呆れたが、しばらくは我慢していたが、限界に達して注意をしに行こうと腰を浮かした。その時にカフェの支配人がその席に行き、膝をついて女性達に何か言っているのが見えた。彼女達は私の方を見て、気まずそうにして、そして静かになった。


暇なのか? コックが甲板に出て来ている。


少し経って、彼女達はカフェから出て行った。
後で分ったのだが、我々の仲間の別の席のY君が、支配人に文句を言ってくれたようだ。最近は中国人のマナーに付いて問題視されることが多いが、日本人でも場所をわきまえないこんな女もいるのだなー。


桟橋では作業員が船のロープを必死になって止めている。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,399,292

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    この記事が書かれたのが、2014年。そのころにはもう、けたたましく笑う女子会組がいたのですね。今もまだ、この光景は残念ながらあるのでしょうね。

  2. 横浜
    横浜
    返信

    あれから10年!Y君とは私?10年前の出来事を思い出させていただき感謝!!元気だったね!おばさんに注意する程の元気が懐かしい!今の横浜MM21を見てみたいね!

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,399,292

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ