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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
7月18日に東京は梅雨明けとなったら、急に暑くなった。
それも異常な暑さで、連日、中央区から熱中症の注意報がメールで届く。
20日は土曜日なので、築地の乾物屋が割引の日である。
女房に頼まれたので、海苔を買いに行った。
出掛ける前に、粗大ゴミの手続きをした。
ネコ用のキャットタワーがボロボロになったので、それを処分することになった。
最近はなんでもネットの時代となり、受付センターにネットで申し込む。
処理費は200円で、それだけはネットでは支払いが出来ない。
マンションのコンシェルジュで200円券を買って、貼り付けて1階のゴミ置き場に持参した。
粗大ゴミを出してから、都バスに乗り「築地6丁目」で降りて少し歩く。
乾物屋の「よねくら」で、海苔を自宅用と贈り物用に5帖づつ買う。
値段が異常に高くなっているのに驚かされる。
海苔が不作のようだが、なんでも地球温暖化のせいにしたい気持ちになる。
土曜日は7%の割引だが、10帖だとランチ代くらいにはなる。
海苔を買ってから、少し市場を徘徊した。
午前10時前だというのに、もう気温は35度を超えている。
市場は家族連れと若い観光客で、どこもかしこも大変な混みようだ。
でも買い食い客ばかりで、買い物客は見当たらない。
築地市場では、ほとんどお土産になる商品は売っていないのだから当たり前だ。
しかも日本人は少なく、ほとんどが外国人観光客である。
日本政府観光局の発表によると、1月から6月までの訪日外客数は過去最多の1778万人だった。これまでの最多だった新型コロナウィルス禍前の2019年同期の1663万人を大きく上回った。6月単月も過去最高の324万人で、台湾や米国からの観光客は単月として過去最高だった。曜日によっては、銀座辺りは日本人が少なく外国のようだ。
築地市場を見て廻り、観光客の方も大変だなーと感じた。
決められた日程で、決められた予算で日本に来たのだから、「暑い」、「雨が降った」など程度の理由で観光を止められない。
昔と違っていま来ている観光客は金持ちではなく、普通の人達のように見える。
オーバーツーリズムが言われているが、来ている観光客の方もつらいのである。
築地市場を出てから、久し振りに築地本願寺に行った。
築地本願寺はお参りの時に、会員はカードをセンサーに当てると10ポイントが加算される。ところが少し前にお知らせがあり、「ポイント制度は11月で終了」と知らせて来た。
この日の10ポイントの加算で、私の保有ポイントは900ポイントになった。
これも境内のレストランで、ランチくらいは食べられる。
引退オヤジは「ポイント生活」みたいになっている。
(おまけの話)
一度、家に戻り10帖の海苔を置いてから、また出掛けた。
最初に行ったのは、地下鉄「宝町駅」近くの国立アーカイブである。
ここは「日本で唯一の国立映画機関で、映画の保存、研究、公開を通して映画文化の振興をはかる活動を行っている。
いまは「日本映画と音楽」という企画展を行っている。
大量の資料や映画ポスターが飾ってあるが、有料上映は時間が合わないのでパスした。
国立アーカイブの後に「喜多方ラーメン」を食べてから、銀座に出た。
なにかで見た「ノエビア銀座ギャラリー」で開催中の「カマキリの不思議」という写真展を見るためである。土曜日の午後なので、暑いのに歩行者天国が行なわれていた。
並木通りにあるギャラリーは、見学者はいない。中に入ると冷房が効いていて涼しい。
写真展はカマキリだけで、写真撮影は禁止だった。
面白いような、面白くないような写真展だった。
疲れたので都バスに乗るために、並木通りを歩いて行った。
すぐのところに「ルイビトンビル銀座本店」がある。
このビルは奇抜な構造で、外装が歪んでいて、光で変化する。
ビルの前には大勢の人が並んでいる。彼らは入店待ちをしているのだ。
36度の気温の中で、並んでまでバッグを買いたいと思う根性は大したものだ。
私はあのデザインは、どう見てもお洒落とは思えない。ジジイの僻みか?
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-22996.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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国立アーカイブの映画ポスターに懐かしいものが見えます。象、という映画は戦争中、上野動物園の象を殺さなくてはならないので、象の飼育者が悲しむ映画です。私は涙を流してこれを見た小学生の頃を思い出しました。