心の伊達市民 第一号

小さな発見(7)

【深川江戸落語会】
久し振りに「落語でも聞いてみるか」という気になり、チラシをもらった深川資料館に行った。深川資料館の2階に、立派な小劇場があるのを初めて知った。
入口で木戸銭500円を支払い、席について待った。12時40分の最初に登場したのは落語でなく、女流講談師だった。

続いて落語(女性)、落語、腹話術(女性)、講談となり、中入りとなった。
どうやらこの会は素人の発表会らしいが、もう28回も続いているようだった。
まるっきりの素人でもないようで、腹話術は上手で懐かしかった。お客も100人は入っていたが、私は疲れたので中入りで外へ出た。


 「腹話術」(てんてん)



【カードの不正使用】
楽天カードから緊急メールが届いので、怪しい詐欺メールと思い調べたら本物だった。
そこには【重要】楽天カードから緊急のご連絡とあり、差出人は「信用管理部」だった。
「本メールは弊社の不正検知システムにより、お持ちのクレジットカードが不正利用された可能性が高いと判断された会員様に、緊急でお送りしています。カードの利用内容について、至急確認したいことがございますので、弊社連絡先までご連絡頂きますようお願いします』

すぐに電話をしたら、「11月4日にデジタルゲームで、9110円を使いましたか?』と聞いて来た。全く覚えが無いので、そのように伝えたら、先方も私の利用傾向をAIで判断しているらしく、すぐに了解しカードの再発行となった。AIはこのような時に役にも立つのである。


  「RAKUTEN CARD」



【ヒルビリー・エレジー】
第47代アメリカ大統領になったトランプ政権下で副大統領となった「J・D・ヴァンス」が書いた、418ページもある「ヒルビリー・エレジー」を読んだ。

彼が自身の半生を書いた本で、その生い立ちに驚かされた。『オハイオ州の片田舎の貧困の中で生まれ育ち、父は行方不明、母は薬中で何度も男を変え、仕事を失いたくないために尿検査の時はヴァンスに尿をねだる。周りにも親戚にも大学出はいない。貧しいのでクレジットカードは作れない。そんな生活の中で将来を決める人達と出会い、大学に進むつもりが金が無く軍隊に入る。そこで貯めた金で大学に入り、法律の道に進む』。

この本を読むとアメリカの貧困が理解出来て、彼も書いているようにラストベルトから抜け出し、普通の生活を手にいれることさえ難しいと分かる。お勧めの1冊である。


 「ヒルビリー・エレジー」★★★



【波除神社の酉の市】
酉の市は江戸時代から続く行事で、その起源は現在の足立区の鷲神社にあるとされ、近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりと言われている。現在ではその年の無事の報告と翌年の幸福を祈るために参拝後は「運や金銀をかき集める熊手」を購入するようになった。…というわけで、私は11月5日の「一の酉」の日に、近所の波除神社に行ったのである。

波除神社の酉の市はかなり小規模である。それも仕方ない。なにしろ境内がほとんど無いのだから・・。熊手は小さなものだけを売っていたが、あまり盛り上がってはいなかった。築地市場に来た外国人が、珍しそうに覗いていた。
今年はまだ11月17日に「二の酉」、29日に「三の酉」がある。


  酉の市(波除神社) 



(おまけの話【日本銀行の見学】
日本銀行の見学は学校からの申し込みが多く、なかなか予約が取れない。
8月にやっと予約が取れて安心していたら、前日に日本銀行から電話があった。
そして『台風のため、見学会は中止にします』と言われてしまった。

私は『代替えの日はあるのですか?』と聞いたら、『ありません。新しく申し込んで下さい』と言われてしまった。HPで調べたら、年内の空きは無かった。


  日本銀行(西門)



それでも時々、HPをチェックしていたら、キャンセルが出たのか11月5日に1名分だけ空きが出た。そして11月5日の午後1時30分に、日本銀行の西門に行ったのである。
当日の参加者は20名で、男性は私ともう1人で、あとはオバサン組と女子中学生だった。

入門章を胸に付け、控室で荷物をロッカーに入れて、案内の女性からスケジュールの説明を受ける。先ずは2階に上がる。薄暗い廊下を進むと、歴代の日銀総裁の肖像画が飾ってある。ここは旧館で、部屋や柱や飾りのアチコチに歴史を感じる。(写真撮影禁止)


馬の水飲み場(中庭)



見学は資料やパネルなので、あまり面白くない。
エレベーターで地下一階に降りる。そこには大金庫があり、扉の重さは20トンにもなるそうだ。私は20年近く前にもこここへ来たことがあるが、その時はこの大金庫は遠くから見せられた。それが今では扉を潜って中に入れる。しかしそこは資料室となっていて、金庫としては使われていなかった。

室内には多分、偽物だと思うが1万円札の山があった。約1時間の見学はそれで終りだった。以前に来た時は実際の業務窓口にも案内されたが、今は業務はどこからも見えない。
疲れただけで、あまり面白みが無かった。お土産に1万円ではなく、シュレッダーにかけた1万円札の切り屑をくれた。


 1万円札の山(本物かどうか不明)

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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アクセス総数
1,432,613回

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