心の伊達市民 第一号

小さな話(29)

【NO LITTER】
銀座から新橋までは歩いても15分くらいなので、私はよく歩く。
表通りより裏通りの方が面白いものに出会えるので、そちらを行くことが多い。
新橋一丁目で「NO LITTER」と、英語だけで書かれた「注意書き」が見えた。
その上のマークを見ると、ここはどうも東京電力のなにか物入のドアのようだ。

落書きがあるが注意書きに日本語が無いので、「落書き禁止」と勘違いするかもしれない。でもこれは「ポイ捨て禁止」である。なぜ英語だけなんだろう?
「人種差別だ!」と言われないか?


 「NO LITTER」(新橋一丁目)



【バーミューダパンツ】
少し前にGUCCIギャラリーで横尾忠則の絵画展があり、LINE指定の予約方法だった。
それを見に行ってしばらくしたら、広告のメールがLINEに着信した。
内容はメンズのシューズ、パンツ、バッグなどの新製品の紹介だった。
試しに見て驚いた。コットンのバーミューダパンツが、なんと15万9500円だった。

そこでこれと似たようなものをユニクロで探したら、なんと3280円で買える。
世の中にはただの木綿のショートパンツを、16万円も出して買う人がいるのに驚いた。
次回になにかイベントがあるかもしれないと思い、LINEを削除出来ないでいる私だ。


 GUCCIのバーミューダパンツ(15万9500円)



【HARUMI FLAGの中国人(1)】
我が家の近くの2021東京オリンピックの選手村は、現在は分譲住宅となっている。
ここは東京オリンピック後に東京都から民間不動産会社へ売却されたが、近隣の相場より相当安かった。それでも不動産会社は、これだけ多くの物件を完売できるか不安になり、購入申し込みに条件を付けなかった。

そのために中国人が大量の申し込みをして、本当に必要な一般日本人購入者が抽選で外れてしまった。これが最近になり「違法民泊」に発展し大きな問題となり、住民とのいざこざを起こしているそうだ。

夜中に大騒ぎする。ゴミの分別はしない。足湯でおむつを洗う。部屋で中華料理店を開いている者もいるらしい。エレベーターホールには大きく「民泊禁止」の貼り紙があるが、中国人に無視されている。


「晴海フラッグ中央大通り」



【HARUMI FLAGの中国人(2)】
最近であるが住民が国会議員に訴えたことで、「晴海フラッグ」の「違法民泊問題」が国会で取り上げられた。ここには1万人が住んでいることになっているが、その内の2000人に居住実態が無いようだ。
さらに実際に住んでいる8000人の内の1000人が、外国人(中国人?)のようである。

日本に住んでいない中国人が投資目的で購入し、しかも中国人相手に違法の民泊事業をしているようだ。宿泊予約と支払いはネットで中国で済ませているので、日本にお金は落ちないので税金も取れない。

国会の政府答弁では「シッカリ調査をして、対応する」とのことだが、所有者の3分の1が外国人となると、管理組合の総会決議にも問題が出そうだし、将来ここが中国人村になることが心配される。既に嫌気がさして、ここを売却して出て行った住民もいるようだ。



【釣り人】
私の住むマンションの裏に接して、朝潮運河がある。
運河には「朝潮小橋」という橋が架かっていて、晴海フラッグや晴海ふ頭公園に行ける。この運河で時々、見掛けるが釣り人がいる。何が釣れるのかは聞いたことが無いので、分からない。海からここまで300メートルくらいの距離なので、水は海水で海の魚が釣れる。

以前の私の地元から海に行こうとすれば、車で2時間くらいは掛かる。
それがわずか数分で海釣りが出来るのだからありがたいのだが、残念ながら私には釣りの趣味が無い。


朝潮運河で釣りをする人たち



【廃業するパチンコ屋】
銀座4丁目から築地方面に少し戻った昭和通りの角に、数年前まで向かい合ってパチンコ屋があった。それが相次いで廃業し、片方は「薬局チェーン店」、もう一方は「時間貸し駐車場」になっている。

パチンコは最盛期には遊戯人口が3000万人いたが、それが現在は800万人となっている。衰退の理由は色々あるが、「新台入れ替えサイクルが早過ぎる」、「出玉規制が厳しくなった」、「若者はパチンコをやらない」などのようだ。私はもともとパチンコのような賭け事はしないので、何が面白いのか分からない。

それより駐車場の隣り角の「大野屋」が気になる。この店は1927年の町屋建築で、和装小物の専門店らしい。2~3年前には店は開いていたが、最近は閉めたままだ。
時代に付いて行けない2業種のようだ。


 パチンコ屋の跡地は駐車場



(おまけの話)【領土主権展示館】
中央区の区報に「講演映画と映画の集い」の案内が出ていた。
詳しく読んでみたら、女性落語家の「三遊亭律歌」の講演と、映画「老後の資金がありません!」だった。

いつもは申し込みは不要なのでそのつもりでいて、前日に開催場所の確認をもう一度したら、サイトを開いたら「申し込みは終了しました」と出ていた。「えー!」と驚いたが、区報を良く見なかった私に問題があるのだが、とても残念だった。

そうなると行くところが無くなってしまった。仕方ないので以前になにかで見た覚えのある、虎ノ門にある「領土主権展示館」がリニューアルしたようなのでそちらに行った。
どうも最近はボケ話が多過ぎる。


 「竹島」と「尖閣諸島」のパンフレット



東京BRTに乗って「虎ノ門ヒルズ」で降り、暑い中を「領土主権展示館」まで10分くらい歩いた。この施設は資料によると外務省の管轄で、『北方領土・竹島及び尖閣列島が我が国固有の領土であることを示す歴史的資料や人々の営みを示す資料をまとめて紹介する初めての国の施設です』とある。

今年の4月にリニューアルされたそうだが、私は日比谷公会堂の下にあった時も、虎ノ門に移った時も見に行っている。
館内に入ると、先ず涼しいのが嬉しい。係の女性が親切に見学順路を示してくれる。

展示は「北方領土」、「竹島」、「尖閣諸島」がそれぞれの大きなパネルで、歴史的な日本の主権に付いて古い写真などと共に紹介している。これを見ると、ロシア、韓国、中国の歴史捏造がよく分かる。


 館内には豊富な資料が展示してある。



館内は写真撮影はOKなので、自撮り写真も撮った。
リニューアル前は無かった展示に、タブレットと大画面の動画映像があった。
階段を少し上がった約35~40平米の特別室に入ると、左右・上下・前面の5面に一体化した映像が流れる。自分の足元にも映像が流れる。これはとても良い。お勧めである。

尖閣諸島の外からと、北方領土・竹島の海の中の自然を映し出す。北方領土と竹島はロシアと韓国が不法占領しているので、映像は海の中だけなのが残念だ。 見終って出口に行ったら、タブレットによるアンケートを依頼された。全てを「最高」にチェックした。
帰りに記念に「領土主権展示館」の文字入りのボールペンをもらった。


 5面に映し出される動画映像は迫力がある。

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コメント

    中国人(Y)

    中国人(Y)

    中国人が日本での行為で「いいね」と言えるものは全く存在しない!よくぞこれ程に反感を買う行為が出来るものだと思う。国民性の違いなのだろうが、やる事、成す事一々反感を覚える。金のあかして傍若無人な行動を禁止する法律を設定しなければ何時か日本が危険にさらされる。参議院選挙の真っ最中であるが、候補者の誰もそのことについて触れないのが不思議である。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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