心の伊達市民 第一号

小さな発見(23)

【ブログ作成の舞台裏】
1月9日に準備中のブログを「下書きファイル」に入れたつもりが、間違えて公開してしまった。友人のYさんの指摘で分かったのだが、慌てて削除した。
そこで今回は私の「ブログ作成の舞台裏」を紹介したいと思う。
毎日の投稿の為には、事前に色々と準備をしておかないと続けることは難しい。

その日のブログが1つの話題の時は写真が10枚必要だが、その時に撮った20枚くらいから選べばよい。「小さな発見」などの話題が6~7にもなると、別々の日の取材だから少しずつ記事を書いて下書きに入れている。

そして出来上がったら投稿するが、かなり時期がずれる場合もあるのは仕方ない。
今回の下書きの投稿問題は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」ことに相当する。
高齢者は車の運転は止めよう!


 「心の伊達市民 第一号」のブログ



【越中島のクジラ】
マンション前から都バスに乗って門前仲町に行く時に、中央区と江東区の境の「相生橋」を渡る。橋を渡った左側は「越中島公園」で、右側は「東京海洋大学」である。
海洋大学には大きな帆船「明治丸」が陸上に展示してある。

越中島公園に入って行くと、右側の壁に巨大なクジラの壁画がある。なぜクジラなのか調べてみたが、ついに分からなかった。このクジラを動画に撮ろうとするとカニ歩きになってしまい、画像がブレブレになってしまった。



【赤坂サカス】
新聞で「赤坂サカス」で、高崎の物産展「開運 たかさき食堂」を開催中と知った。
特に面白いとは思わなかったが、暇なので行ってみた。
しかし「赤坂サカス」という名前は変なので、行く前に調べてみたら次のようなことが分かった。

『新たな文化発信地と歴史ある伝統文化が息づく街、赤坂が融合して、新しい赤坂文化の花を咲かせます。都心にあって和を感じさせる街のイメージを込めた、赤坂「さかす」という日本語の名前。三分坂、薬研坂、丹後坂、氷川坂・・・赤坂にたくさんある坂=「坂s」=「サカス」と名付けました』。

最近はこのような変な理屈で名付けることが多いようだが、私は気に入らない。


千代田線「赤坂駅」を出ると、ハリーポッターの世界だった。



地下鉄「千代田線」の「赤坂駅」を出て、階段を上ると「赤坂サカス」の広場に出る。
久し振りに来たので大規模に再開発がされていて、方向感覚も怪しくなっている。
その広場で「開運 たかさき食堂」が開催されていた。
「高崎で有名なものはなにか?」と考えても、あまり思い当たらない。

私は「高崎観音」、「達磨寺」、駅弁の「だるま弁当」くらいしか思い出せない。
広場に出ているキッチンカーは「焼きまんじゅう」、「パスタ」、「ホルモン」、「フルーツ」だったが、私は知らない。
1000円以上の買い物で、小さな達磨がもらえるらしいが、それも欲しくなかった。


 「高崎達磨」の展示



面白くなかったので帰ろうとしたら、そこら中が「ハリーポッター」になっていた。
私はハリーポッターの名前は知っていたが、それ以上は知らない。
ここは以前からTBSテレビがある場所で、「TBS ACTシアター」もあり、「ハリーポッターと呪いの子」の公演を行っていた。

今までに100万人も公演を見たようで、料金を調べたら最低が7000円で、最高が2万2000円とかなり高い。飲食街がある建物に入ってみたが、値段が高いので驚いた。

滅多に来ない場所なので、赤坂の街を歩いてみた。ここは夜にならないと始まらない店ばかりで、高級料亭、料理屋などが軒を連ねている。
業者が忙しそうに飲食店に食材を届けているだけが、この街の動きだった。


 「ハリーポッター」の映画風の建物



(おまけの話)【巨大な豚と牛】
赤坂はあまり納得しなかったが、帰ることにしてまた「赤坂駅」から千代田線に乗った。
電車から降りて来た1人のサラリーマンがいた。ドアが閉まりそうになったら、慌てて戻って来た。そして私から少し離れた席に行き、前の人に何か言っていた。すると3人ほどが立ち上がって座席を確認してまた座った。

サラリーマンは「すみませんでした」と言って、私の横に立った。そして背負っていたリュックの中を確認していた。するとスマホを手に取り、先ほどの席に行って「もうしわけありませんでした」と、謝っていた。彼は座席にスマホを置き忘れたと、勘違いしたようだった。

私は日比谷駅で降りるので、「ミッドタウン日比谷」の方向の出口から出た。
そこでは「食と生きる」というイベントをやっていた。        


ミッドタウン日比谷の地下から、エスカレーターで1階に上がる。



B2の広い場所にパネルや写真が飾られていて、そこには『広い四季があり、旬食材の調理や保存技術が発達し、豊かな食文化が育まれてきた日本。世界からも注目される日本の食文化は今、地球環境の変化や文化・技術の継承など様々な課題に直面しており、それらを乗り越えるイノベーションへの期待が高まっています・・・』

『本イベントは、日本の風土や歴史が育んだ食文化や、今直面している課題について学び、企業や個人の未来へ向けた取り組みを知ることで、社会課題を解決するきっかけづくりを目指します。「食の社会課題について考える」をテーマにしたシンポジウム、エキシビション、ワークショップを開催。また、東京ミッドタウン日比谷館内レストランによるコラボレーションメニューも提供します』と書いてあった。

これも面白くないので、エスカレーターで1階に上がった。そこでは驚いた!
巨大な藁で作った豚が飾ってあった。床にも藁が敷き詰められていて、藁のイスで寛げるようになっていた。


  巨大な藁の「豚」と「子豚」



豚で驚いて外へ出て、また驚いた。そこには今度は巨大な「牛」がいた。豚よりもっと大きい。これを作ったのは高崎在住の1997年生まれの、大地芸術家の「松本 勇馬」である。彼の主張は「日本伝統の藁の有効利用文化をアートの文脈で継承する作業は住民との協労で行うことで、地域コミュニティの新たな提案を目指している」とあった。
この作品を見た時は驚いたし、意表を突かれた感じがした。

とかくアーチストは凡人には理解不能の主張をしたり作品を発表するが、私は年のせいか、こういう分かり易い作品が好きである。
「赤坂サカス」が目的の日だったが、最後に思いがけず「心を癒される」ものに出会えた日だった。


 巨大な藁の「牛」

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    藁、とか木、自然の材料の質感は心に響いてきます。
    アーティストも、インテリっぽい、しち面倒くさい効能書きはなしにして、簡単な言葉で作品の意味や目的を語ってくれるのが、本当の豊かさではないか、といつも思います。

  2. 藁ときどき豚(Y)

    藁ときどき豚(Y)

    返信

    心の伊達市民・第一号さんが一日のブログを掲載するのにこれだけの準備を取材や写真や動画に掛けている事を知り、感心しきりの思いです。私のコメントを記すにも朝の寝ぼけの頭をフル回転して書かねばならないのに大変なことですね!
    表題にある「藁ときどき豚」は、我が町にある有名レストランです。藁で焼くカツオ料理は勿論、豚肉料理が絶品です。大地芸術家の「松本 勇馬」がここをご存知でしたらこの作品にも納得できますね。
    来週にはプルール仲間の新年会が予定されていて久しぶりに盛り上がりそうです。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

詳しくはこちら
ジャンル
娯楽・趣味
アクセス総数
1,454,842回

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