心の伊達市民 第一号

写真で見る東京(5)・・・上野恩賜公園 


上野彰義隊の法要を見に行った時に、ゆっくりを上野公園を見て廻った。

【上野不忍池】
久し振りに不忍池に行ったら、すっかり池は緑に覆われていた。
はやり不忍池は蓮の枯れた茎を見るより、緑の蓮が心地良い。
小雨が降っていて葉っぱの汚れを落としてくれたので、緑色が引き立っているように感じた。


 「不忍池」の蓮の葉



【カエルの噴水】
上野公園の入口に「カエルの噴水」がある。
この噴水がある広場を「袴腰広場」というらしい。
その理由は上野公園全体を人体に例えると、袴の腰の位置になるからだそうだが、かなり無理している。

このカエルにはヘソがある。夜はイルミネーションで照らされるが、「なぜここにカエルが?」は調べたが分からなかった。


 「カエルの噴水」



【竹の台広場と大噴水】
上野公園の中央通りを進むと、広い広場に出る。
ここは竹の台といい、江戸時代には根本中堂があったところで、両側に竹の台があったことに由来している。正面には東京国立博物館が見える。噴水の横には花壇があり、それを真っ赤なバッグに入れているように見せている。なかなかお洒落な感覚だ。


 「竹の台広場と大噴水」



【東京都美術館】
大噴水の手前を左に行くと突き当りに上野動物園があるが、パンダが去ってしまい閑散としていた。動物園の手前右側には「東京都美術館」がある。

ここでは公募展が開催されるので、大学時代の友人が出展する時はみなで集まって見に行ったが、その友人は病に倒れてしまい集りも消滅してしまった。
美術館入口に置かれた巨大な銀メッキの球は、隅田川の「みなと公園」にも同じものがある。 


 「東京都美術館」



【ぼけ封じ】
上野寛永寺に「彰義隊」の最後の場である「黒門」を見に行った。
帰りに門の近くで「奉納 ぼけ封じ」という幟旗が目に入った。
「ぼけ」という文字に必要以上に反応してしまう私だ。
でも「ぼけたくない!」。


 上野寛永寺にあった「ぼけ封じ」の幟旗



【野口英世像】
意外に知られていないのが、「野口英世像」である。
これは国立科学博物館の横の森の中にあるが、私も今回、初めて知った。
「なぜこの場所に野口英世像があるのか?」を調べてが、ハッキリした理由は分からなかった。私が小学生の頃に「野口英世の活躍」を教わったが、いまの小学校でも教えているのだろうか?


試験管を持った「野口英世」像。



【外国人観光客】
最近はどこへ行っても、外国人観光客だらけという感じがする。
私が感じるのは、特に白人観光客に付いてである。
彼等は「雨でも傘をささない」、「寒いのに半袖姿」、「ショートパンツ姿」が多いと感じる。

若い女性でスタイルも良くないのに、タンクトップにショートパンツ姿で闊歩している。目のやり場に困る。他人の家を訪問するのだから、正装とは言わないが、家の中でのだらしない恰好で外国に出ないで欲しい。 


 雨の中を傘もささずに歩く外国人観光客



(おまけの話)【上野・東照宮】
「東照宮」と言えば、「日光」と答えるのが普通だろう。しかし上野公園にも立派な「東照宮」がある。
いつものようにネットで調べたら、『1616年に天海僧正と藤堂高虎は危篤の徳川家康公の枕元に呼ばれ、「三人ひとつ処に魂鎮まるところを作って欲しい」と遺言された』

『天海僧正は藤堂高虎らの屋敷地であった上野公園の土地を拝領し、東叡山寛永寺を開山。1627年に建立された多くの伽藍の1つとして創建されたのが神社「東照社」で、これが東照宮の始まり』である。


 上野東照宮「水舎門」



東照宮の入口「水舎門」を入ると、両側に石燈籠が並んでいる。
その数は牡丹園に面する燈籠も合わせると、250基と言われている。
この石灯篭は現在の社殿が完成した1651年頃に、諸大名から奉納されたものである。

この他に銅燈籠が50基あり、それは格式の高い大名からの奉納で、現在は国宝となっている。唐門まで続く参道の両側に並ぶ石燈籠は、静かで心が落ち着く雰囲気を演出している。


「石燈籠」



突き当りには金色に輝く「唐門」がある。
ここには多くの欧米系の観光客がいて、写真を撮っている。
神社側も親切に、右側に自撮り用のカメラ台を置いている。

しかし最近はほとんどの人がスマホで写真を撮るので、スマホ用のカメラ台ではないので使えない。小雨で気にならなかったのが、急に雨が降って来た。
牡丹園にも行くつもりだったが、今日のところはこれで終りとした。


 金色に輝く「唐門」

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    雨なら傘、どんな小降りでも傘をさすのが日本人の常識だが、アメリカ人はできるだけ傘をささないように(さしたくない心理)努力しているように見える。その証拠にいろいろな言い訳をして傘をささない。要するに面倒くさいのである。日本人はこまめに天候に反応してそれに関するこまごまとした所作をも厭わない。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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