
心の伊達市民 第一号
徒然なるままに(87)
【多摩格差(1)】
9月の敬老に日に中央区から新橋演舞場へ無料招待されたことは書いた。
これではまたYさんから『多摩格差だー!』と文句を言われそうだ。
ところが招待状が送られて来た数日後に、また中央区から封書が届いた。
それは「敬老のお祝いの「敬老買物券」だった。
75歳から99歳までの人に、一律3000円の買い物券、100歳以上は10,000円、更に米寿の年と喜寿の年には、寿司券が5000円である。
私はいつも書いているが、中央区は高齢者に優し過ぎる。
【多摩格差(2)】
しかしこれに驚いてはいけない。なんと港区は公立の中学3年生の修学旅行にシンガポールへ行くそうだ。対象は全10区の公立中学校の3年生の760人だそうだ。
その費用は 5億1200万円で、生徒1人当たりに換算すると「約67万円」となる。
個人負担は国内旅行と同等の、1人7万円だそうだ。だから港区の負担は1人当たり、約59万円となる。多摩格差もここまで来ると、「羨ましい」を通り越して「怒り」になりそうだ。同じ東京都で、こんなことが許されるか?
【思い出の昭和記念公園】
多摩格差の話を2話、書いたら、私が以前に住んでいた多摩方面が懐かしくなった。
当時の写真を見ていたら、昭和記念公園の昔の写真が目に入った。
この公園は「国立」で、昭和天皇即位50年を記念して作られた。元は立川飛行場の跡地なので、もの凄く広い。
春は桜・チューリップ、夏は蓮・アジサイ、秋は彼岸花・コスモス・イチョウ、そして冬は蝋梅・梅の花が咲き乱れていた。冬の夜のライトアップも綺麗で、何度も通ったものだった。現在のHPを見たら、有料でセグウェイに乗れるのも驚きだ。乗ってみたいと思ったが、年齢制限があり70歳までだった。
【ワンコイン焼肉】
私はランチは「蕎麦」か、「うどん」に決めている。
でもそれも飽きるので、たまには他の物を食べる時がある。
ある時、新橋で「焼肉」を食べた。店の名前は「焼肉LIKE」である。
ここは1人用の席がほとんどなので、1人でも気楽に入れる。
席に座り目の前のモニターからオーダーしようと、色々とチェックをしていたら、「9、19、29日の9の付く日はワンコイン・ランチ」と出て来た。試しにそれを注文してみた。肉はかなり粗末で、「500円なら仕方ないか」と思った「ワンコイン・ランチ」だった。
【秋刀魚の塩焼き】
今年も秋刀魚の水揚げが過去最低で、小さく細い。漁師が『これじゃー、イワシだ!』と言った。いつも水産物のTV取材で登場する、新橋の「根室食堂」にランチに行ってみた。この店では冷凍の秋刀魚を焼いて、格安で提供しているのだそうだ。
店に入ると2階席に行く前に、店員に「秋刀魚の塩焼き定食」と言って900円を前払いする。
しばらくして出てきた秋刀魚は痩せていて、人間で言えば虚弱児童みたいだった。
全く油が乗っていなくて、美味しくない。「食べなきゃ良かった」と思った。
次は豊漁になった時に、シッカリ食べようと思ったのであった。
【夕陽】
今の時期は午後5時過ぎに、窓から太陽が沈むのが見える。
夕陽が真っ赤に空を染める日もあるが、それがどういう条件でそうなるか分からない。
でもほとんどの日は空に雲があり、太陽が沈む瞬間は見えない。
沈んだ後に、空が赤く染まる時もあるし、染まらない日もある。
風向きが南の時には、羽田空港へ着陸する飛行機が東京タワーの近くを通過する。
それを飽きもせずに眺めている私だ。この写真にもよく見ると、東京タワーの上の雲の中に飛行機が見える。
【無料がん検診】
中央区から無料の「コロナワクチン」と、「がん検診」の案内が来た。
「コロナワクチン」は前回から接種を止めた。「がん検診」は30年間以上も受けたことが無い。案内と時を同じくして、「交詢社」主催の「医療シリーズ公開講座」(がんを知って、がんに備える)があった。講師は「がん研・有明病院長」の佐野 武先生だった。
「なぜ癌は出来るのか?」、「癌は遺伝するか?」、「早期発見・早期治療」などを易しく解説してくれた。その中で一番印象に残ったのが、「80歳を越える人が検査を受ける必要があるか?」だった。先生の説明では「人は必ず死ぬ。検査もリスクがある。その年になったら、個人判断で決めると良い」だった。
(おまけの話)
テレビのC級グルメで、八王子の「500円 バーグ食堂」というのを取り上げていた。
今までも何回か八王子のC級グルメが取り上げられているが、TV局のスタッフに八王子の男がいるのか、或いは八王子という土地柄がそうなのかは分からない。
しかし八王子が登場した時は、ブログのネタのためにいつも同級生のYさんに試食をお願いしている。Yさんにメールを送信したら、すぐに返信があり『私はハンバーグが好きなので、すぐ行って報告します』とあった。
【Yさんの報告】
『猛暑日の「敬老の日」にプール・リハビリの休みを利用して、「500円バーグ」の取材に行きました。店はJR八王子駅から徒歩10分の、住宅街にあった。「コンニチハ」と声を掛ければ、40歳くらいの女性が顔を出した』
『細いカウンターに6~7席の椅子が並び、少し雑然とした雰囲気のレストランと言うよりは場末の酒場という感じである。周りの壁に未整理にただ貼られたポスター。カウンターを覗くと調理場らしいが、その中に若いお手伝いさんが「500円ハンバーグ」のTシャツを着て立っていた』。
『注文を済ませてゆっくりと見廻すと、不思議な置物やポスターとメニューがバラバラに見える。地元八王子を中心に活躍する演劇や、音楽・スポーツのお知らせが所狭しと見えている。更に古いダーツの存在感が大きい。ワンコイン・レストランとしてTV放映されて大いに賑わった様子が見えるが、いまはラアンチ時間なのにお客が私1人とは寂しい限りだ』
『コロナ前は夜の飲み屋として流行っていたが、コロナ以降は昼のランチ営業を加えて細々とやっているとの話だった。でも注文した「500円ハンバーグ」のダブルは美味しかった』。
(いつも私の無理なお願いを聞いてくれるYさんに感謝する)
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちらハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
07/24(水) 新宿御苑のカブトムシ
-
07/01(火) 築地場内市場跡地の未来像
-
06/30(月) 街角スナップ(2)・・・銀座のギャラリー巡り
-
07/07(月) 写真で見る東京(112)・・・月島もんじゃ通り
-
07/05(土) 天の川イルミネーション

イベント
に関する
特集記事
-
05/03(木) 5/3〜6限定!ロマンただよう迎賓館カフェ
連休後半スタート!でもお天気がイマイチな伊達の街です。桜はいまちょうど満開もしくは満開直前!な感じですね。は、晴れ間が欲しい〜。 そんな中、開拓記念公園内の迎賓館で2018年5月3日〜6日の4日間限定OPENの「迎賓館カフェ」に行ってきました。 【訂正】カフェの開催日に間違いがありました 。訂正してお詫び申し上げます。5/3修正 (正)2018年5月3日〜6日 迎賓館は明治25年に建てられ伊達市の有形文化財に指定されています。和室だけでなく手すきのガラスが美しい洋室もあり、和洋折衷のモダ〜ンな建物。普段から無料で見学することができます。今日は連休ということで、二階和室には特別に甲冑が展示されていました。一瞬、ドキッ!!由緒あるある感がすごい。 窓からのぞく景色が本当に美しいんです。曇り空もまたよし、ですね。窓枠ごと絵になります。 さてさて、今回の迎賓館カフェでは、お抹茶やコーヒー、甘酒などがいただけます。抹茶には菓子処久保のおはぎがついてくる! どっしりとしたおはぎ。ロマン香る空間でいただくとより一層おいしい〜。アウトドアもいいけれど、しみじみと文系なお出かけもいかがでしょう? 5月5日こどもの日には甲冑着付け体験があるよ〜! 迎賓館 北海道伊達市梅本町61番地2 ★下の画像は当時のままの手すきガラスが美しい迎賓館の洋間。微妙な凹凸感がたまりません。
むしゃなび編集部
0
-
04/08(日) ローカルなおやつ。松月堂のクリームパン
今日は懐かし系のローカルおやつを紹介します。全国のクリームパン好きに食べてほしい松月堂のクリームパン!ウロコやAコープなどスーパーで売っています。 80年代に子どもだった私は、パン屋さんで一番好きなのがクリームパンでしたが、すっかり懐かしい食べ物になりつつある気がする今日この頃。 このクリームパンのすごいところは、 ①手に持ったときのずっしり感②クリームの固さ ご覧の通り、イマドキなとろ〜りクリームでは全然ありません!もう餡に近い感じ。どっしり。ずっしり。端までたっぷり詰まっています。この惜しみない感じがたまりません。そして安い。。 ダイエットや糖質制限してる人はぜったい食べれないだろうな〜。でもクリームパン愛好家にはたまらないはず!! スーパーの松月堂コーナーには、アンドーナツとか、豆パンとか、ジャムパンとか。昭和な香り漂うラインナップのパンたちが並んでいて、ついつい立ち止まって手にとってしまいます。 平成が終わっても生き残ってほしい、とひそかに思う、懐かしおやつでした!
むしゃなび編集部
0
-
10/25(木) 九州男児の心意気!本場の「うまかもん」に唸る、九州酒場はがくれ。居酒屋めぐり
伊達周辺では紅葉シーズンを迎えていますが、だんだん寒くなって、日も短くなってきましたね。 日暮れが早くなると急に恋しくなるのが「赤ちょうちん」、です。そんなわけで、来るべき忘年会シーズンに備えて居酒屋巡りを始めました! 今回は、今年伊達にオープンした話題沸騰の居酒屋さんへレッツ・ゴ〜〜!! 九州出身の大将が腕をふるう、本場の「うまかもん」! 「九州酒場はがくれ」は本場九州の「うまかもん」がいっぱいな居酒屋さん。産地直送で、仕入れた新鮮な魚介類を使った、伊達周辺エリアでは珍しい九州料理を堪能することができます。 [gallery columns="1" size="full" ids="7980,7981"] 「ごまかさずに真剣勝負!」 とお店のモットーを一言で語る大将の北島隆志さんは佐賀県出身。 店名の「はがくれ」は、佐賀藩士によってまとめられた江戸時代の書「葉隠」から。武士道精神について書かれた本だけあって、ホテルマン磯辺さんからも「侍のタカシさん」と呼ばれている(※)北島さんですが、キリリとした横顔に九州男児の心意気を感じますね! (※)侍のタカシさんがお店をオープンさせる/ブログ「ホテルマンの幸せ」 お店に飾られた「葉隠」の額は書道6段を持つ北島さんのお母様による作品。 それでは、はがくれのイチオシメニューをご紹介いたします! 九州酒場でまず食べてほしいもの! 「はがくれ」に来たらまず食べてほしいもの、その1。 こちらの美しい赤身、なんだかわかりますか?? 正解は「馬刺し」! 九州料理でとても有名ですが、北海道ではあまり食べる機会がないお料理ですよね。伊達周辺でも、新鮮でおいしい馬刺しが食べられるお店はとても稀少です。 上画像では、赤身の横に白っぽいお刺身が添えてありますが、こちら、なんと「たてがみ」という部位! 名前そのまま、馬のたてがみが生えているところのお肉なのです。馬刺しの専用タレでいただきます :-) 九州酒場はがくれ店主・北島さん はあ〜おいしい!! もう、うっとり・・・ :oops: 新鮮で柔らかく、全く臭みがありません。たてがみの方はコリコリとした歯ごたえがあり、上品で柔らかい甘みがあります。赤身とたてがみを一緒に食べるのがおすすめ。 熊本直送 馬刺し 特上馬刺し(赤身)1,200円 極上霜降り馬刺し 1,480円 お得!特上馬刺し盛り合わせ(3~4人前)2,680円 続いて登場するのは・・・ 「はがくれ」に来たらまず食べてほしいもの、その2。 はい、「もつ鍋」です。新鮮な牛モツと野菜がたっぷり入った鍋は、一人前でもこのボリューム! ちょうどよく煮えたところを柚子胡椒でいただきます。プリプリとした食感・・・!! こ、これは、たまりません・・。「モツ」と聞いて「モツ煮」を想像していたのですが、全然違って全く臭みがないことに驚きっ 8-O モツ煮などに使われる豚モツに比べ、牛モツは臭みがあまりないそうです。さらに鮮度がよいものを使用しているので、肉の旨味と上品な甘さが口いっぱいに広がって・・・。ただただ、おいしい〜!!! 名物 九州男児の博多もつ鍋 しょうゆ・塩・赤辛 1人前 各1,280円〜 〆にはラーメン! 300円 となるとやっぱり呑みたくなるのが、お酒! ですよね。 ここはやっぱり、九州名物の芋焼酎で行きたいところ。はがくれでは30〜40種もの芋焼酎が楽しめるんですよ。どれにするか迷ったら大将に聞くべし。また、メニューにランキングが出ているので、参考にしてみては。 ちなみに本場のおいしい飲み方は、ズバリお湯割だそうです。 芋焼酎 500円〜 というわけで、九州男児の心意気と「うまかもん」にノックアウトされた居酒屋めぐりでした。忘年会や宴会の予約はお早めにどうぞ〜! おすすめコースいろいろ! メニューの詳細は下のリンクからどうぞ。 http://nishiiburi-ran.com/hagakure/ 九州酒場 はがくれ 0142-82-6278 北海道伊達市錦町100-18 [平 日] 18:00~24:00 [日・祝] 18:00~23:00 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2018年) シェア、リンクなど大大大歓迎です!
むしゃなび編集部
0
Shinji