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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
【多摩格差(1)】
9月の敬老に日に中央区から新橋演舞場へ無料招待されたことは書いた。
これではまたYさんから『多摩格差だー!』と文句を言われそうだ。
ところが招待状が送られて来た数日後に、また中央区から封書が届いた。
それは「敬老のお祝いの「敬老買物券」だった。
75歳から99歳までの人に、一律3000円の買い物券、100歳以上は10,000円、更に米寿の年と喜寿の年には、寿司券が5000円である。
私はいつも書いているが、中央区は高齢者に優し過ぎる。
【多摩格差(2)】
しかしこれに驚いてはいけない。なんと港区は公立の中学3年生の修学旅行にシンガポールへ行くそうだ。対象は全10区の公立中学校の3年生の760人だそうだ。
その費用は 5億1200万円で、生徒1人当たりに換算すると「約67万円」となる。
個人負担は国内旅行と同等の、1人7万円だそうだ。だから港区の負担は1人当たり、約59万円となる。多摩格差もここまで来ると、「羨ましい」を通り越して「怒り」になりそうだ。同じ東京都で、こんなことが許されるか?
【思い出の昭和記念公園】
多摩格差の話を2話、書いたら、私が以前に住んでいた多摩方面が懐かしくなった。
当時の写真を見ていたら、昭和記念公園の昔の写真が目に入った。
この公園は「国立」で、昭和天皇即位50年を記念して作られた。元は立川飛行場の跡地なので、もの凄く広い。
春は桜・チューリップ、夏は蓮・アジサイ、秋は彼岸花・コスモス・イチョウ、そして冬は蝋梅・梅の花が咲き乱れていた。冬の夜のライトアップも綺麗で、何度も通ったものだった。現在のHPを見たら、有料でセグウェイに乗れるのも驚きだ。乗ってみたいと思ったが、年齢制限があり70歳までだった。
【ワンコイン焼肉】
私はランチは「蕎麦」か、「うどん」に決めている。
でもそれも飽きるので、たまには他の物を食べる時がある。
ある時、新橋で「焼肉」を食べた。店の名前は「焼肉LIKE」である。
ここは1人用の席がほとんどなので、1人でも気楽に入れる。
席に座り目の前のモニターからオーダーしようと、色々とチェックをしていたら、「9、19、29日の9の付く日はワンコイン・ランチ」と出て来た。試しにそれを注文してみた。肉はかなり粗末で、「500円なら仕方ないか」と思った「ワンコイン・ランチ」だった。
【秋刀魚の塩焼き】
今年も秋刀魚の水揚げが過去最低で、小さく細い。漁師が『これじゃー、イワシだ!』と言った。いつも水産物のTV取材で登場する、新橋の「根室食堂」にランチに行ってみた。この店では冷凍の秋刀魚を焼いて、格安で提供しているのだそうだ。
店に入ると2階席に行く前に、店員に「秋刀魚の塩焼き定食」と言って900円を前払いする。
しばらくして出てきた秋刀魚は痩せていて、人間で言えば虚弱児童みたいだった。
全く油が乗っていなくて、美味しくない。「食べなきゃ良かった」と思った。
次は豊漁になった時に、シッカリ食べようと思ったのであった。
【夕陽】
今の時期は午後5時過ぎに、窓から太陽が沈むのが見える。
夕陽が真っ赤に空を染める日もあるが、それがどういう条件でそうなるか分からない。
でもほとんどの日は空に雲があり、太陽が沈む瞬間は見えない。
沈んだ後に、空が赤く染まる時もあるし、染まらない日もある。
風向きが南の時には、羽田空港へ着陸する飛行機が東京タワーの近くを通過する。
それを飽きもせずに眺めている私だ。この写真にもよく見ると、東京タワーの上の雲の中に飛行機が見える。
【無料がん検診】
中央区から無料の「コロナワクチン」と、「がん検診」の案内が来た。
「コロナワクチン」は前回から接種を止めた。「がん検診」は30年間以上も受けたことが無い。案内と時を同じくして、「交詢社」主催の「医療シリーズ公開講座」(がんを知って、がんに備える)があった。講師は「がん研・有明病院長」の佐野 武先生だった。
「なぜ癌は出来るのか?」、「癌は遺伝するか?」、「早期発見・早期治療」などを易しく解説してくれた。その中で一番印象に残ったのが、「80歳を越える人が検査を受ける必要があるか?」だった。先生の説明では「人は必ず死ぬ。検査もリスクがある。その年になったら、個人判断で決めると良い」だった。
(おまけの話)
テレビのC級グルメで、八王子の「500円 バーグ食堂」というのを取り上げていた。
今までも何回か八王子のC級グルメが取り上げられているが、TV局のスタッフに八王子の男がいるのか、或いは八王子という土地柄がそうなのかは分からない。
しかし八王子が登場した時は、ブログのネタのためにいつも同級生のYさんに試食をお願いしている。Yさんにメールを送信したら、すぐに返信があり『私はハンバーグが好きなので、すぐ行って報告します』とあった。
【Yさんの報告】
『猛暑日の「敬老の日」にプール・リハビリの休みを利用して、「500円バーグ」の取材に行きました。店はJR八王子駅から徒歩10分の、住宅街にあった。「コンニチハ」と声を掛ければ、40歳くらいの女性が顔を出した』
『細いカウンターに6~7席の椅子が並び、少し雑然とした雰囲気のレストランと言うよりは場末の酒場という感じである。周りの壁に未整理にただ貼られたポスター。カウンターを覗くと調理場らしいが、その中に若いお手伝いさんが「500円ハンバーグ」のTシャツを着て立っていた』。
『注文を済ませてゆっくりと見廻すと、不思議な置物やポスターとメニューがバラバラに見える。地元八王子を中心に活躍する演劇や、音楽・スポーツのお知らせが所狭しと見えている。更に古いダーツの存在感が大きい。ワンコイン・レストランとしてTV放映されて大いに賑わった様子が見えるが、いまはラアンチ時間なのにお客が私1人とは寂しい限りだ』
『コロナ前は夜の飲み屋として流行っていたが、コロナ以降は昼のランチ営業を加えて細々とやっているとの話だった。でも注文した「500円ハンバーグ」のダブルは美味しかった』。
(いつも私の無理なお願いを聞いてくれるYさんに感謝する)
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,360,362
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/entry-20849.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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焼き肉にしてもハンバーグにしても、500円でランチを提供できるというのが信じられない。よほど切り詰めているのでしょう。店主の苦労を思うと、食べづらくなります。
三多摩格差がブログの主役を務めるようになったが、悲しい現実である。特に中学生の修学旅行が区の多額の補助金を基に実施されているのには、同じ都民として納得がいかない。市民税と区民税とに大きな差額がある訳でもないのに子供に申し訳がたたない。
日野市選出の都議会議員に異議を申し入れよう。敬老の日のお祝い金などはその気配さえ感じられない三多摩格差の現実である。
三多摩の爺さんは怒り心頭である。