心の伊達市民 第一号
紅葉三昧の旅(3)
(2014年10月28日)「ブログ閉鎖中の話題」
3日目は朝から小雨が降っていた。 寒くて、石油ストーブを点けた。
昨夜は連れのイビキが凄くて、一睡も出来なかった。
最終日は雨の上、朝から寒いし、幸先が悪いことが起きている。
落ち葉が冬を感じさせる。
母屋に行って、炉辺で「正しい日本の朝食」を食べる。
久し振りに「生卵のかけごはん」を食べた。私が最後に生卵を食べたのは、いつのことか?
こんなところで日本人であることを再確認させられた。
雨の中を紅葉を見ながら走る。 車は全く来ない。
宿の女将にこの辺りで紅葉の綺麗な場所を聞いてみた。
女将 『そこを右に出て、少し行くと屏風岩があって、そこの紅葉が綺麗です』と言う。
私 『何キロくらいですか?』
女将 『キロ数は分らないけれど、すぐそこです』
そこで先ずは屏風岩へ向かう。
全山が紅葉しているが、雨で霞んでいる。
教えられた通りに進むと、道はドンドンと山の中に入って行く。
紅葉が綺麗だ。 そして、道は行き止まりとなってしまった。
仕方なく戻り、途中にあった細い二股路を今度は右に行く。 通る車も無く、紅葉が素晴らしい。
屏風岩は見付からず、30キロくらい続く紅葉の中を堪能して走る。
至る所に川が流れている。
その山道がT字路に突き当り県道に出た。 そこからはカーナビに出ているので、右折する。
そして5分ほど走ったところで、突然、右側に屏風岩が出て来た。
田舎の人は50キロも先のことを「すぐそこです」と言うのだから困る。
屏風岩の紅葉。
そのすぐ先には素晴らしい紅葉を背景に落差100メートル以上の滝があった。
案内看板も出ていない無名の滝らしい。小雨の中を濡れながらシャッターを切る。
紅葉の間から滝が流れ落ちる。
その先も紅葉が続く。
見渡す限りの山々が小雨と霧の中で紅葉している。
写真には綺麗に写らないが、これだけ続く紅葉道路は初めての経験だ。
「すしざんまい」じゃないが、「紅葉ざんまい」の3日間の旅であった。
紅葉だけで「腹いっぱい」になった。
紅葉の山にガスが掛かる。
(おまけの話)
私が撮影旅行から戻ると、日本へ来ているベトナム人実習生から宅急便で枝豆が届いていた。
通常の2倍ほどある大きな、立派な豆だった。そして、手紙が添えられていた。
それが可笑しい。「意味は分るけれど・・・」なので、紹介する。
名前の分らない木から豆が下がっている。
【橋本先生へ、 先生、お元気ですか? 暫く時間、先生に手紙を返事しませんでした。最近、元気が変わって、寒くなりました。お健康に注意しなさい。今日は私と皆さんと一組にボランティアで収穫しました】。
ネギ畑の向こうの紅葉の山。
【皆さんも親友に沢山送ってあげました。この豆は篠山市のお土産なので、先生は口にあうかどうか、分りません。でも、先生とご家族とお召しあがりください。これはあのほんの気です。 お美味しくなりますように。】
でも、たった1年でこのくらいの日本語の手紙を書けるのは凄いと思う。
私達は何年も英語を習っていたのに、この程度の手紙も英語で書けないのである。
私は彼女達に日本語の間違いを正して返信してあげているので、ドンドンと上達している。
トンネルを抜けると、そこはこれからの紅葉の地区だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちら- ジャンル
- 娯楽・趣味
- アクセス総数
- 1,434,037回
ハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
11/19(火) 写真で見る東京(63)・・・佃散歩
-
11/18(月) 小さな旅・・・人形町
-
11/20(水) 小さな旅・・・日本橋&六本木
-
11/22(金) 小さな旅・・・上野界隈
イベント
-
12/08(日) 09:40~17:00
「LAST HOPE」の映画
- 開催場所
-
室蘭市市民会館・だて歴史の杜カルチャーセンター
-
12/14(土) 20:00~23:55
年忘れディスコパーティー(PPSディスコパーティーVOL.3)
- 開催場所
-
室蘭市中島町5番街ビル2階(PPS)
「ブログ」カテゴリーのおすすめ記事
-
2024/05/30(木) 人気の舟岡空陽当たり良好の980万の中古戸建出ました!
ハウスドゥ伊達
0 -
心の伊達市民 第一号
01 -
2024/07/29(月) 徒然なるままに(129)
心の伊達市民 第一号
02 -
2024/09/26(木) 昭和新山の頂を目指す編
ホテルマンの幸せ
0
ブログに関する
特集記事