コーヒー豆が切れそうになったので、いつものコーヒー豆屋に行った。
その店の向かい側に「TULLY'S COFFEE」があり、店頭に大きな看板が出ていた。
そこには「骨密度測定中 500円」と書いてあった。
私は今までに一度も骨密度を測ったことが無いので、この機会に測ってもらおうと思った。



TULLY'Sの店先に「骨密度測定中」の看板が。

コーヒー店内に入り、一番奥にそれらしきコーナーがあった。
係の女性に「骨密度を測ってもらいたい」と言った。
そして書類に住所、氏名、年齢などの必要事項を書いて渡した。

すると別室に案内されて、測定機の前に座らされて靴下を脱ぐように言われた。
骨密度を測るということと、裸足になるという関係が私には良く分からなかった。



骨密度の検査装置

椅子に座り右足の靴下を脱いで、足の絵が描かれた場所に置く。
女性はスプレー式の消毒薬を私の足に吹き付けた。
そして機械のボタンを押すと、くるぶしの両側から圧力が掛かって来た。
30秒くらいで終り、足の前方の液晶画面にグラフと数値が表示された。



測定機に足を乗せたら消毒された

首を傾げた女性は「反対側の足もやってみましょう」と言った。
なにか問題があるようだ。今度は左足の靴下を脱いで、同じようにする。
そしてボタンを押す。液晶画面に数値が現れる。
それをプリントアウトして、別席に案内される。



足を乗せて両側から水圧を掛けて測定する

この女性は看護婦だそうで、聖路加国際大学の所属らしい。
プリントされた私のデータを見ながら、彼女が説明してくれる。
私の骨密度は「61」と印刷されていた。
これは同年齢の人に比べて、かなり数値が低いようだ。



測定結果が画面に表示された

私の年齢の人を100%とすると、私は79%のようだ。普通より21%も少ない。
自分では「そうかなー?」と、確かな理由も無くこの検査結果に疑問を持った。
でも両足で検査した結果なので、受け入れるしかないだろう。
思い掛けない場面で「骨粗鬆症」が発見されてしまった。非常にショックだ。


骨密度のサンプル模型

「では、どうすればいいのか?」と、彼女に聞いた。
すると「カルシュウムを含んだ食事と、運動」だと言う。
カルシュウムを含んだ食品の図を見せてもらったら、それは普段から食べている。

毎日、適度の運動もしている。タバコも吸わない。酒も飲まない。
もうどうしていいか分からないので、転ばないようにするしかないようだ。
家に帰って女房に報告したら「甘い物を食べ過ぎるんじゃない」と突き放された。



骨密度の検査結果票(問題あり)

(おまけの話)
コーヒー豆を買った後に図書館に寄り、それから浅草に行ってラーメンを食べる予定でいた。
ところが骨密度の検査をしたら「骨粗鬆症」と診断されてしまったので、浅草に行く気が萎えてしまった。そして急に思い立ち、「ビタミンDを取るために、うなぎを食べよう」と思った。
そして築地場外市場へと向かった。



図書館から借りた「時間は存在しない」と「糸」

場外市場には、うなぎの専門店の「はいばら」がある。
ここのうな重は立派で、しかも驚くことに2500円というバカ安である。
ここは安さを売り物にするいい加減な店とは違い、伝統も歴史もある店である。

時々私は食べに行くが、私の行く午前11時30分頃はいつもあまり混んでいない。
ところがこの日に12時過ぎてから行ったら、店の前に行列が出来ていた。



築地場外市場にオープンした大きな海鮮屋

「はいばら」は私のお気に入りの店で、いつまでも秘密基地にしておきたかった。
しかし最近はインスタグラムやブログで紹介されるのか、すぐに秘密ではなくなってしまう。
仕方ないので、場外を出て銀座に向かい「寿司好」でランチを食べた。

「うなぎ」から寿司に変ってしまい、ビタミンDは取れなかった。
骨粗鬆という宣告は私には「青天の霹靂」で、今でも検査結果は間違っているのではないかと疑っている。



寿司好」のランチ(1180円+税)


 











 


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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