
心の伊達市民 第一号
台湾グルメ旅(2日目)
ブログ閉鎖中の話題(2015年12月20日)
2日目は出来るだけ地下鉄を利用して移動をすることにした。
台北の地下鉄は路線が5つあり、大体のところには地下鉄で行ける。
車両は川崎重工業製とシーメンス製の2種類があり、ホームには開閉式のドアがある。
【台北地下鉄路線図】←ここをクリック

地下鉄の切符を買う方法は、ほぼ日本と同じである。
液晶画面を見ながら目的駅までの金額、人数を選ぶが、日本との違いは切符ではなくトークンが出て来ることだ。これを自動改札の感知部に当てると、仕切り板が開く。
下車駅では、トークンを投入口に入れると仕切り板が開く。

中山駅から地下鉄に乗り、1度乗り換えて「行天宮駅」で降りる。
20元だから、約80円である。
駅から徒歩で行天宮というお寺に向かうが、その途中の地下街に「占いの街」があり娘はそこで占ってもらうのが今回の旅行の目的の1つだった。

その場所に行ってみたら10軒ほどの占いの店があったが、その一帯になんだか侘しい雰囲気が漂っている。娘は「私の幸せを取られてしまいそうな雰囲気だから、止める」と言って通り過ぎる。
行天宮を一応はお参りし時間が余ったので、また地下鉄に乗り龍泉寺に行ってみる。
台湾のお寺というのは「道教」なので、日本の寺に慣れた私にはケバケバしく映る。

お寺はどこを見ても同じように見えるので、外国人観光客が日本へ来た時も同じだろう。
また地下鉄で中山駅まで戻り、三越デパートの地下の食堂街で中華麺を食べてからホテルに戻って休む。 私は日本から引きずっている風邪が思わしくない。
午後4時30分からは予約してあった「九份」の街の見学だ。

この街は「千と千尋の神隠し」のアニメに登場する場面のモデルと言われているが、以前に宮崎駿監督のインタビューを見たら、彼は「台湾に行ったことは無い」と言っていた。ただ雰囲気が似ているだけなのだろうということは、私だけは知っている。
台北からバスで1時間くらいの山の中に、その街はあった。

確かにエキゾチックで、映画の場面に出て来そうだ。
名物の長い石段のところは、大勢の観光客でごった返していて写真も思うように撮れない。
私達は夜に来たから良かったようなものだが、昼間に来たら、お土産屋ばかりが立ち並んでいて興醒めしたに違いない。どこでも、観光地は金儲けに一生懸命である。
台北に戻り、スリに気を付けながら夜市を見学し、ホテルに戻り風呂に入り寝た。
キングサイズのダブルベッドに1人で寝たが、朝起きてみたら貧乏性が出てしまいベッドの端で寝ていた。

(おまけの話)
女房と娘は別の部屋なので、早起きの私は朝市の見物に出掛けた。
ホテルから歩いて15分のところに、朝市はあった。
道路を占有して開かれている市場は早朝から大繁盛で、肉、魚、野菜を買い求める地元の人で混雑している。肉屋のすぐ隣でブラジャーを売っているところなど、ベトナムの市場と変らない。

私はカメラを構えていたら、向こうから美人の女子大生らしい2人がビデオを取りながら近付いて来て、私に中国語で話し掛けて来た。
どうやらここ台湾では、私は日本人には見えないようである。
私は日本語で答えた。「私は中国語は分からない」。

すると2人はギョッとして私を見た。
私が「英語は話せるか?」と聞いたら、「少しなら・・・」と言った。
そして片言の英語で、「携帯電話を貸して欲しい」と言っているらしいと分った。
私は「旅行者なので携帯電話は持っていない」と答えた。
どうやら彼女達は携帯電話を持って来るのを忘れてしまい、仲間と会えないようだった。
私が中国語が話せたら、彼女達とお茶でも飲んで、台湾の若者事情など取材出来たのにと非常に残念である。

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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Love & Peace な好青年。 自然にありのままに、穏やかに。 けれど、どこか静かに自分を内観してる。 陰と陽、内に秘めた熱さ。 【あの人に会いに】vol.3 3人目の今回は、 ROUGH LAUGH Coffee の 村井 裕介 さんです。 一歩ずれていたら、全く違った道を 全く別人のように歩いていたかもしれない、 そんなストーリーを伺いました。 『人生このまま終わるのか?』 裕介さんは登別市出身。高校卒業後は美容師を目指して専門学校に進みます。しかし、なんと1週間で辞めてしまいます。始まりからパンチの効いたストーリーです。 「辞めた理由を色んな人に聞かれるんですけど、わからなくて。まあ明らかに無理だなって。でも1週間なんで、ハサミも持ってないんですけどね !!」 札幌に引っ越して家具も一式揃えたのに、引き返すという思い切りの良さ。 「自分に嘘がつけないっていうのは子供の頃からありました」 専門学校を辞めたあとは登別の実家に戻り、工場で働き始めます。 「働いて、結婚して、車買ってマイホーム建てて……っていうのが”普通”の環境で」 日々淡々と、真面目に働きました。しかし1~2年ほど経った頃、『人生このまま終わるのか?』とふと思うようになります。 「働いていて『これじゃない感』というか……」 転職や、やりたいことを考え始め、ハローワークに通いましたが、そこに興味のある求人はありませんでした。 「仕事も辛くて、行きたくなくなって、鬱みたいな。今みたいに外に出ることも少なくて、ずっとスマホ見て、求人見たりSNS見たり、夜更かしして。テラスハウス(当時大人気だったテレビ番組。夢を追う若者たちのシェアハウス生活を映し出していた。)見て、『俺もやりたいことが見つかれば……』とか思ったり」 夜更かしにスマホで質の悪い睡眠、抜け出せない負のループ。そんな生活を続けていると、身体に不調が現れ始めます。 「めまいが半年くらい続いちゃって。脳外科も行ったけど、何も悪くなかった」 看護師である彼女に、自律神経では?と言われ、心の不調に気付きます。 「その時は”自律神経”という言葉すら知らない。『自律神経 直す』とかググって……夜更かししながら (笑) 」 夜中にスマホが教えてくれた答えは、皮肉にも ”朝日を浴びる”。 「めまいが辛いから、もうやるしかなかった」 『早起き』から流れが変わった 早起きして、朝日を浴びて、深呼吸。 そして朝読書。 朝に心が整う気持ち良さ。 自分を悦ばせられることを体感し、朝型のライフスタイルにシフトしていきました。 「自然のリズムで暮らしたら、普通に自然になるじゃないですか。そしたら働きながらでも良くしていけるなって。早起きして本読んでから仕事に行けば、良い感じなんじゃないって。土日は休みなんだから、お出かけして、楽しく過ごせばいいんじゃんって。本当に普通の、当たり前のことなんですけどね」 転機が訪れたのは23歳のとき。 急遽、沖縄へ移り住むことを決めます。 「彼女から『沖縄に住みたい』と結構本気で伝えられたのがきっかけで。最初はビックリ。でも次の日には、良いかもな……と思うようになって。それで3日後にはもう、会社辞めます、って。沖縄が好きだったし、旅や移住に興味はあったので……」 興味があったとは言っても、北から南への大移動、更に長い間辞められなかった会社の辞職、とても大きな決断です。そうと決めたら早い!専門学校を1週間で辞めたという冒頭の話が思い出されます。 いざ沖縄へという時も、思い切りの良いエピソードが。「飛行機高くない?お金そんなに変わらないなら、車で行っちゃおう!って。日本縦断しました」 今だから見える 地元・西胆振 のポテンシャル 2人は沖縄で1年ほど暮らしたのち、”なんとなく自然と” 北海道に戻って来ました。 裕介さんの現在の主軸は、農業・スノーボード・珈琲の3本。 夏はひたむきに農業に打ち込み、 冬は目一杯スノーボードを愉しみます。 スローライフ、自給自足、自然の近くで暮らすライフスタイルに惹かれていた裕介さん。自然な流れで農に携わるようになりました。 巡り巡って地元に戻って来た裕介さん。今、この地域に可能性を感じていると言います。 「西胆振で生まれ育って、沖縄に住んだり、日本縦断の旅で色々見てきたけど、結局ここに帰って来てる。これはひとつ強みだなと思ってます」 田舎出身者の良くある話、裕介さんも例に漏れず、地元は ”何も無いところ” だと思っていました。しかし一度外に出て戻ってくると、西胆振のポテンシャルが見えるようになりました。 「海も山も、湖も、活火山もあって。ちょっと車を走らせれば世界的なパウダースノーがある。これって凄いこと」 今まで当たり前すぎて気付かなかった豊かさ。大人になり珈琲や農の世界にも出て、新しい繋がりもどんどん広がっていきます。Uターン勢の今後が楽しみです。 珈琲は表現のひとつ 「早起きを始めてからは、全部 ”きっかけ” とか ”理由” とかがなくて、自然な流れでそうなってきた」と語る裕介さんにとって、珈琲も自然と極めていったものの一つ。農に携わる傍ら、イベント等で珈琲を淹れたり、地域のお店に自家焙煎の珈琲豆を卸したりするようになりました。 「珈琲もスノーボードも、”表現”。音楽と同じような感じ。楽しくて歌っちゃうのと同じ」 『ROUGH LAUGH Coffee』は店舗は持たず、不定期でイベントに出店しています。アーティスティックであり、職人気質でもある裕介さんの、”表現”としての一杯を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。珈琲片手にゆるりと語り合えるような心地の良いイベントが多いので、肩の力を抜いて楽しめるはず。 イベント出店情報は、『ROUGH LAUGH Coffee』インスタグラムをチェック! ______________________ \直近イベント情報/ ●6月21日(金) 「夏至のたそがれ」麻麦カフェ(ルスツ) ● 7月6日(土) ニセコでイベント出店予定 ● 7月12日(金) 麻麦カフェ営業日(ルスツ) [ 月1程度で出店中!] ※ 詳細はインスタグラムにて @roughlaugh_coffee.creation
misaki
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