ブルーインパルスの東京上空の飛行が終り、オリンピック競技がいよいよ始まった。
私の思った以上に、日本選手の活躍が目覚ましい。
日本選手の金メダル獲得が増えて来ると、世論も変って来る。
日本人の半数以上が「オリンピック開催反対」と言っていたのが、手の平を返すように応援に廻っている。



日本チームの宿舎


新聞やテレビも開催前には「反対一色」だった。
その新聞は東京オリンピックのスポンサーになっている。
今までのオリンピックではあり得ないことだったが、今回は国内の大手新聞社すべてがオリンピックのスポンサーになっている。

今回のオリンピックには莫大な税金が投入されている。開催の是非、開催方法、予算の執行状況などを国民が監視できるよう自由に報道するのがメディアの役割ではないのか? だから世界の常識では、スポンサーになってはいけないのである。



フランスチームの宿舎


自社がスポンサーになっていながら、なぜかオリンピックに反対して来た。 それならスポンサーを降りれば良いのに、それはしない。 そしてオリンピックが始まったら、反対していたことなど棚に上げ、知らぬふりをして日本選手の活躍を報道している。新聞社の人達は恥ずかしくないのだろうか?



ドイツチームの宿舎


最近は「なるべく腹を立てないようにしよう」と心掛けている。 しかしメディアのご都合主義には腹が立つ。 データによるとオリンピック開催には、日本人の70%以上が反対していたそうだ。

ところがブルーインパルスが東京上空を飛び、競技が始まって日本選手達の活躍や感動物語が報道されるようになったら、半数以上の人が応援に廻っている。 反対していた人達は、いかにメディアに騙されていたのかが分かる。



オランダチームの宿舎


私は中学・高校時代は水泳部に所属していた。 種目は背泳だったが、自慢できるような成績は残していない。 でもスポーツの良さは体験しているし、練習の苦しさも分かっている。 オリンピックに出られる人は才能があるのはもちろんだが、私などとは比較にならないほどの努力をしているはずだ。
メダルは取れなくても、その後の人生には大いに役立つだろう。



ブラジルチームの宿舎


試合前は期待されていたのに、全く成績を残せなかった選手もいる。 一方であまり期待されていなかったのに、金メダルと取ってしまった選手もいる。 運もあるとは思うが、本番に強い選手なんだろう。
以前の日本人は本番に弱い人が多く期待外れの感があったが、最近の選手はメンタルが強くなり本番に強くなったのが頼もしい。



オーストリアチームの宿舎の前を散歩する選手達


卓球の混合ダブルスでの逆転勝利、ソフトボール女子のアメリカとの決勝戦などは、手に汗を握った。他の競技でも、ハラハラ・ドキドキしながら見ていた。
やはりオリンピックでは、多くの感動物語が生まれた。
それがスポーツの良さである。
オリンピック開催に反対していた人の多くは、スポーツの経験が無いのかもしれない。



オーストリアチームの宿舎の前が無人自動車の停留所


(おまけの話)
マンションの敷地の一番南側の端に行くと、オリンピック村が目の前に見える。
朝潮運河という水路を挟んだだけなので、距離的には100メートルほどか?
こちら側には出入り口が無いので、入口からは一番遠い場所となる。
各国の部屋の割り振りはどう決めたのか分からないが、日本チームは遠い場所にある。

(写真は私の住むマンションの運河を挟んだ対岸のオリンピック選手村)


海上保安庁の警備艇が選手村の周囲を巡回している。


主催者だから遠慮して末席にしたと考えるのは、考え過ぎか?
ブラジル、フランス、ドイツ、ベルギー、オーストリアなどの国旗が窓から下げられているのが見える。
ドイツは「MIR JETZT HIER」と書かれた垂れ幕が下がっている。

これをGoogleで意味を調べたら、「私はいまここにいます」だった。
大学の時に第2外国語でドイツ語を専攻したのに、この程度の言葉が分からない私はなんなのか?



東京オリンピックのマスコットの花人形(お台場)


対岸からしばらくオリンピック村を見ていたら、無人運転の電気自動車がやって来た。そして待っている人の前で停まった。どうやらそこが停留所らしい。
反対側から2~3人のグループが歩いて来たが、電気自動車には乗らない。

どうやら散歩をしているらしい。この暑い最中に、ご苦労さまなことだ。
でも選手達も関係者達も勝手に外に出られず、せっかくの東京の観光もグルメも出来ず、全く気の毒だと思った。



環状2号線はオリンピック専用道路となった。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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