心の伊達市民　第一号

好き嫌い　

2021年08月24日（火）

ブログ

年をとったせいか、色々なものにあまり好き嫌いが激しくなくなった。
若い頃は食べ物では、「味噌関係」が嫌いだった。
「味噌田楽」とか、「鯖の味噌煮」、「酢味噌和え」などが特に駄目だった。
ところが最近はそれが好きなっているから、食の好みは変るものである。

　　　　　（猫好きの人の為に、左はポアン、右はペッパー）

好き嫌いは個人に属するものなので、それが「良い」とか「悪い」とは決め付けられない。
食べ物以外でも嫌いなものは沢山あるが、年をとってから知って嫌いになったものもある。
若い時は忙しかったので、そんなどうでもいいことは目に入らなかっただけかもしれない。
私が嫌いでも、その人にとっては「好き」なのだろうから、黙って一人で静かに見ているしかない。

家の外に出ないものでは、私は着古したパジャマが好きだ。
これは意外に多くの人が同意見のようで、着古したパジャマは着心地が良いのである。
女房は「いい加減に捨てなさいよ！」と言うが、ここまで着古すには相当の時間が掛かっている。
ジーパンなら「ビンテージ」なんて言って値段が張るが、着古したパジャマはビンテージにはならないのが残念である。

最近は高齢者が増えているので、そのせいだろうか？、「オヤジのポニーテール」を見掛けるようになった。本人に聞いたことがないので分からないが、「床屋代の節約か？」と勘ぐってしまう。
或いは引退して「俺は自由人だ！」と主張しているのだろうか？
幸いと言うべきか、私の友人には1人もポニーテール・オヤジはいない。

オバサンにも問題のある人がいる。
最近のオバサンは若作りなので、年齢が分からない。
バス停で、長くバスを待つことがある。私の前にはオバサンがいる。

やっとバスが来て乗る段になったら、料金箱の前でバッグやポケットで小銭を探す。
さんざバスを待っていたのだから、その時に用意しておけばいいのに、それをしない。

夏になり、女性が薄着になった。目のやり場に困るような服装の女性もいる。
困るスタイルに、若い女性の「へそ出しルック」がある。
なぜへそを出して歩いて、恥ずかしくないのか？

ジロジロと見れば、「痴漢！」と言われかねないので、横目で見ている。
男でへそ出しをしている奴はいないが、どうしてか？

男のピアスも気に入らない。
女性の「鼻ピアス」は牛じゃあるまいし。そこに「鼻くそ」が溜まらないか心配だ。
最近の若者に、入れ墨をしている者が増えたように感じている。

「入れ墨＝やくざ」の時代は終り、入れ墨は「タトゥー」となり市民権を得たのだろうか？
或いはファッションとして、「タトゥー・シール」を貼っているのだろうか？

（おまけの話）
次々と「気に入らないこと」を書いていたら、ただのオヤジの愚痴みたいになった。
それはある意味では「羨ましいの裏返しかもしれないなー」と思っている。
昔の若いカップルは腕を組んで歩いていたが、いつの間にか手をつないで歩いている。
でも若い頃は「油っ手」なので、手をつないだらベトベトで嫌いにならないかなー？

我が家は猫を飼っているので、最近の犬のことがあまり分からない。
マンションの住民で犬を飼っている人は、毎日、散歩に連れ出している。
猫は散歩が不要なので、その分は楽である。

でも驚くのは犬を乳母車に乗せて散歩している姿を、多く見るようになったことである。
これはただ可愛がっているのか、或いは高齢になって歩けない犬に外の空気を吸わせるためか？

まだまだあるが、色々と書き出してみたが、どれもそれほど重要な問題ではない。
みんな自分が良いと思ってやっているのだから、他人が「とやかく」言う必要もない。
私に直接、被害は及んでいないのだから、「見なけりゃ」良いだけのことだ。
でも最近は老眼が進み、白内障気味になって来た私の目にも入って来るから困っているだけのことだ。