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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
銀座のブランド店の1つの「エルメス」が、しばらく前に同じビル内で無料映画鑑賞会をやっているのを知った。しかしCOVID-19の蔓延で長く中止になっていたが、また再開された。
私は早速、ネットで申し込んだが、エルメスとしては「出来れば、購入客になって欲しい」と思っているだろうと思うと少し気が引けた。
銀座4丁目交差点から数寄屋橋方面に向かい左側に「アルマーニ」がある。
銀座には世界中から有名ブランド店が集合しているが、私はブランド品は持っていないし、名前も知らないブランドも多い。もっとも元々、私はブランド品を身に付ける趣味が無いのである。
事前に予約をしておいた土曜日に、銀座のエルメスに行った。
エルメスは数寄屋橋のソニーパークの隣にあり、全体がガラスブロックの建物で結構目立つ。
アルマーニの少し先が「エルメス」である。
エルメスが8月に提供する映画は「アルゴ探検隊の大冒険」というタイトルだった。
「聞いたことが無い題名だなー」と思ってネットで調べてみて、また驚いた。
なんと1963年に公開されたイギリス・アメリカ合同制作の特撮映画だった。
内容はギリシャ神話に出て来る「アルゴ船探検隊」の話だった。
「期待できないなー」と思いながら、出掛けて行った。
数寄屋橋交差点のソニーパークから見た「エルメス」
ビルの横手で手指の消毒と検温をしてから、エレベーターで10階に行く。
さすがに一流店は顧客でなくても、扱いが丁寧である。
映画館は小ぶりで客席数を数えたら、7席×7列の49席の劇場だった。
開始時間には、そこに5人のお客がいた。
建物横のエレベーターで10階に上がる。
時間になると係の女性が「今から映画を開始します」と言って、予告編も宣伝もなく本編が始まる。
有料でも宣伝を見せられるのに、ここでは無料なのに何も無い。
映画が始まってすぐに、「映像が古い」と分かり、次に「俳優を知らない」、脚本が昔のことなので「いまひとつ」という感じだった。
劇場は小さく、席数は49席だけ。
しかしふんだんに特撮が行なわれていて、これには驚く。
いまならCGでいくらでも出来るだろうが、それをどのようにして撮影したのか分からない。
主人公と骸骨が剣を持って戦う場面など、巧く出来過ぎていて驚く。
動きに全くぎこちなさが無いのである。
この日の映画のパンフレット
この映画が封切りされた58年前は、多分「大スペクタル映画」として宣伝されただろうと思う。
2時間弱の映画だったが、続編が予想されるように最後は「プッツリ」と終った。
見終って、かなり制作費が掛った映画だろうと感じた。
最新の映画はお金を払って映画館で見ればいいので、今後もエルメスで映画を見ようと思う。
パンフレットの中にあった映画の一場面。
(おまけの話)
映画を見た後に、少し遅いランチを食べてから「METoA Ginza」に行った。
時間を持て余し、どこにも行く当てがない時に行く場所である。
そこはエルメスからもすぐの場所で、数寄屋橋の「東急プラザ」の一番端にある。
パンフレットには「ここは新しい発見のある場所。三菱電機のテクノロジーが、アートや伝統、様々な文化と結びつき、新しい価値を形作って行く」とある。
「METoA VISION」は横長で大きい。
外からエスカレーターに乗り2階に行くと、「METoA VISION」というイベント会場に出る。
ここでは3ヵ月に1度の割合で、イベントが変る。
今は「IRO×IRO STADIUM」というイベントで、「スポーツをジブン色で楽しもう」という、よく分からないイベントだった。前回の宇宙ステーションの映像はとても良かったので、今回はどんなものかと期待していたのだが。
4種類のゲームに参加したが、よく分からずに終わった。
会場入口で手指の消毒をし、次に係の女性から検温をされ、ゲームの説明を受ける。
でもなんだか良く分からないままに、大きな画面の前に立たされた。
短い練習があり、本番となる。
要は画面に現れる画像に自分の動きを合わせるのだが、合えば得点となるようだ。
4つのゲームをやって最後に総得点が出て、隣の画面で表彰式もある。あまり面白くなかった。
夏休みの最中なので子供向きゲームなのかもしれないが、私の他に誰もお客はいなかった。
最後のゲームは易しかったので満点だが、ポーズが85%。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/entry-6890.html
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