ichioshi イチオシ情報
じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
ウクライナの悲惨な状況をテレビで見ても、私には何も出来ない。
21世紀の時代にロシアが武力でウクライナを侵略するとは、とても信じられなかった。
そこで散歩を兼ねて当事者の「ウクライナ大使館」と「ロシア大使館」、そして影の当事者の「アメリカ大使館」を訪ねることにした。「訪ねる」といっても、ただ大使館の前まで行って写真を撮るだけである。
東京BRTの終点「虎ノ門ヒルズ停留所」
ロシア大使館、アメリカ大使館、ウクライナ大使館はみんな港区にある。
そこで「乗換え案内」のソフトで調べたら3つとも有楽町線で近く、3駅以内にあった。
虎ノ門の「アメリカ大使館」から神谷町の「ロシア大使館」、そして広尾の「ウクライナ大使館」の順番で廻るのが良いと分った。
東京BRTで虎ノ門ヒルズに出て、そこから歩いてアメリカ大使館に行った。
見た目には警備も普通で、特に変ったことは無い。
ニュースによると、「暗くなったら建物の壁に、青と黄色のウクライナの国旗を映し出す」そうだ。
アメリカ大使館は坂の途中ににある。
次はロシア大使館である。
ここは今回の軍隊の侵攻が無い時でも、いつでも警備は厳重で、警視庁のバスが何台も止まっている。
大使館の道路の反対側に中年の男女が立っていて、なにかパネルを掲げているのが見えた。
近付いてみたら、『You're killing childoren』と大きく書かれていた。
もっと多くの人が抗議に来ているかと思ったのに、意外に少なかった。
ロシア大使館前で抗議行動をする男女2人。
ロシア大使館の前にはベラルーシ料理のレストラン「MINSK」があった。
MINSKとはベラルーシの首都の名前である。
ベラルーシは今回のロシアのウクライナへの侵攻に加担しているのだから、ロシアと同罪である。
このレストランのオーナーも、思い掛けないロシアの行動で商売に影響し本当に困っているだろう。
最近の世界は、「何が起きても不思議でない」という時代に入って来た。
ロシア大使館前の「ベラルーシ・レストラン」
次はウクライナ大使館で、久し振りに地下鉄「広尾駅」で降り西麻布方面に向かって歩いた。
公園の角を曲がったら、図体の大きな外国人が私の前を歩いていた。
私は思った。「彼はウクライナ人で大使館に戻るに違いない」と。
彼の後ろに付いて行ったら、案の定、ウクライナ大使館があり中へ入って行った。
大使館は高級住宅街の中の小さな3階建てのコンクリート造りで、建物の前になぜか若者が数人いた。
「ウクライナ大使館」
彼らは正装をしていて、手には大きな花束を持っている。
それを他の仲間が動画で撮影している。どうも彼らはTOUTUBERではないだろうか?
入口のドアは固く閉じられていて、ドアの前に献花台が置かれている。両サイドの壁には戦場の写真が何枚も貼ってある。ロシア大使館の厳重な警備を見た後に来たので、警備の警察官がいないのにビックリした。攻撃した方と攻撃された方の違いが、こんなところに出ていた。
多くの花束と戦場写真(ウクライナ大使館)
ウクライナ大使館のホームページが見られない。
元々、無いのか、削除したのかは定かではないが、ツイッターは発信している。
そこには次のような文章が載っていた。
【日本の友人の皆さま! 在日ウクライナ大使館がウクライナへの人道支援のために特別銀行口座を開設して以来、ロシア侵攻による被害者を支援したいという約15万人の日本の方々から寄付を頂いています。3月7日現在集まった寄付金の合計は40億円近くになっています】とあった。
近所のマンションの窓から下がるウクライナ国旗
(おまけの話)
東京BRTで虎ノ門ヒルズまで行ったので、アメリカ大使館に行く前に愛宕神社に行くことにした。
その理由は「出世の石段を途中で休まないで、以前のように登り切れるか?」を試してみたかったのである。
石段の下に来て上を見上げたら、あまりの急勾配で怖くなった。
それでも勇気を出して登り出したが、残念ながら途中で1回休まなければ登れなかった。
帰りは更に危険で「転んだら確実に死ぬ」と思い、別の少し楽な石段を使って下りたのである。
愛宕神社の出世の石段。上り(左)、下り(右)
アメリカ大使館を外から撮影したら、中に入れるわけではないのでもう終りである。
そこで目の前の「ホテル・オークラ」に行ってみた。
このホテルは2016年に建て替えの為に閉館となり、2019年に再度オープンとなった。
私はそのどちらの時も写真を撮りに行った覚えがあるが、歩いて行く者にはホテルまでの上り坂がキツイのを今回も思い出した。
ホテル・オークラのロビー
久し振りのホテル・オークラは落ち着いた雰囲気で、なかなかよろしい。
フロントの反対側の奥にあるラウンジのソファに腰掛けて、少しゆっくりした。
そして思い出した。
銀座の寿司の名店「久兵衛」がホテルの建て替え後に割り当てられた場所が気に入らなくて、ホテル・オークラを裁判に訴えた事件があった。結局は久兵衛の敗訴だったが、それでも今もオークラ内で営業しているが、やり難くないのかなー?
そんなことを思い出しながらソファで寛いでから、次のロシア大使館に向かったのである。
ラウンジに座り、私は思いに耽った。
記事の問題について編集部に報告
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,395,617
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/entry-7071.html
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,395,617
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
心の伊達市民 第一号のカテゴリー
心の伊達市民 第一号のハッシュタグ
心の伊達市民 第一号のアーカイブ
- 2024年4月22
- 2024年3月26
- 2024年2月25
- 2024年1月25
- 2023年12月24
- 2023年11月26
- 2023年10月26
- 2023年9月26
- 2023年8月27
- 2023年7月26
- 2023年6月26
- 2023年5月27
- 2023年4月23
- 2023年3月27
- 2023年2月25
- 2023年1月23
- 2022年12月25
- 2022年11月26
- 2022年10月26
- 2022年9月27
- 2022年8月28
- 2022年7月28
- 2022年6月26
- 2022年5月26
- 2022年4月26
- 2022年3月27
- 2022年2月24
- 2022年1月24
- 2021年12月23
- 2021年11月26
- 2021年10月26
- 2021年9月24
- 2021年8月26
- 2021年7月27
- 2021年6月26
- 2021年5月27
- 2021年4月25
- 2021年3月27
- 2021年2月23
- 2021年1月24
- 2020年1月〜12月124
コメント