心の伊達市民 第一号

伊達市から届いた「市報」など  

毎年、この時期になると伊達市から分厚い封書が届く。
中を開けてみるのが楽しみになっている。今回はいつもより多くの書類が入っていた。

「心の伊達市民だより」、「北海道伊達市ふるさと納税」、「だてまち歩きガイドマップ」、「だてクロニクルツーリズム」、「発掘された日本列島」、「まずはここから!北海道ぐらし」、「かわらばん」、「広報・だて」と8種類の情報提供である。


  広報「だて」

いつもは忘れているが、これらが届くと懐かしく伊達市を思い出す。
最初に「心の伊達市民だより」を開いてみた。
そこには大きく『伊達武者まつり』が取り上げられていて、『新型コロナウィルス感染症の影響で、2年連続で中止となった「武者まつり」が今年は形を変えて行われる』と出ていた。

開催内容は「甲冑の展示イベント」と「山車の展示イベント」と「スタンプラリー・イベント」だったが、来年はなんとかコロナが収まり開催出来るようになって欲しいと願うばかりだ。


 「心の伊達市民だより」

他には差し込みで「スパークリングワインが完成しました!」と、「旅先納税」という目新しいものがあった。伊達市はなかなかのアイディアマンがいるようだ。

「だてまち歩きマップ」も面白い。7つのルートがイラスト入りで示されている。
しかし車社会の伊達市で、「これを見ながら歩く人がいるのかなー」と思った。
歩かないで、車で行くのではないかなー。


 「だてまち歩きマップ」

「クロニクル・ツーリズム」も面白いが、果たしてどのくらいの割合で「クロニクル」の意味が分かるかな?
私は確認の為にネットで意味を調べてみたら、それは「年代記」であった。
英語を使うより「歴史散歩」の方が良かったのではないだろうか?

伊達市は1870年から9回にわたって総勢2800人が移住し開拓の歴史が始まったので、貴重な歴史上の石碑などが多いことは誇れると思う。


「クロニクル・ツーリズム」

「心の伊達市民」に送る資料ということもあるだろうが、「旅先納税」、「移住交流会」、「縄文文化」の発信も熱心に行なっているようだ。「心の伊達市民」で納める金額は、金額相当の伊達産品が送られて来る。

これに「ふるさと納税」まで加わると、私のような納税者の負担が重い。
「心の伊達市民」という制度は「ふるさと納税」の先駆けであるから、伊達市のアイディアを政府が利用したと言っても良いのではないだろうと思う。


 「旅先納税」 

「かわら版」という冊子も送られて来ている。
これは伊達市のニュースを「室蘭民報」と「北海道新聞」から抜粋して、コピーして綴じたものである。色々なイベント、農業、漁業、学校、食べ物、縄文などの記事が殆どである。

伊達市だって事件も起きるだろうし、犯罪も起きると思う。
これ等のニュースは全く載っていないが、本当はそれも知りたい。


 「かわら版」

同じ日に私の住む東京都中央区から「区報」が届いたので、比べてみた。
中央区の区報は12ページの新聞のような「縦型」であるが、表紙を含め文章は横書きである。一方の伊達市の「広報 だて」は表紙は「横型」であるが、中の文章は縦書きと横書きが混在している。

この混在させた意味はよく分からない。担当者が何人もいて、それぞれに好きなようにやっているように感じる。だから「ダメ」とは、私は思っていない。これも町の個性なんだろう。


 私の住む中央区の「区報・ちゅうおう」

(おまけの話)
私の9年間の夏の間の伊達市滞在では、本当に色々な経験をさせてもらった。
人生で2番目に印象に残っている経験である。1番は申し訳ないが、22歳の時のニューヨーク滞在である。
トーヤレイクヒルGCのコテージを借りて、女房と2人で過ごした夏は実り多かった。
ゴルフ場のKさんの紹介で、伊達市に多くの友人が出来た。


「武者まつり」1年目は歩きで

一番の思い出は「武者まつり」である。
伊達市に来て初めて「武者まつり」があるのを知って、1年前は遠くから見ているだけだった。2年前になり、「武者まつり」の関係者から『「武者まつり」に出てみませんか?』と誘われた。

「まさか!」と思った。 部外者が参加出来るとは思わなかった。そして鎧兜を身に付けて、歩いて参加した。


2年目は馬に乗って

その年の戻る時期になり、『来年は馬に乗って出ませんか?』と誘われた。
そこでいつもより少し早い時期に伊達市に行き、乗馬の練習をした。
そして本番では馬に乗り、自分では堂々と行進をした。

この頃には知り合いも増えていたので、沿道で手を振られた。
この年は異常に気温が高く、かなり参った覚えがある。
「武者まつり」の縁もあり、「むしゃなび」に投稿するようにもなったのである。


 勇壮な女性の大太鼓山車が行く

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コメント

    Rikky

    Rikky

    英知溢れていますね、素晴らしい。

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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