心の伊達市民 第一号

10か所の初詣

「むしゃなび」の読者のみなさまへ。 明けまして、おめでとう御座います。

【初詣】
今年は「巳年」です。来年は「午年」で、私の年です。
昔は女房から「今年の目標は?」などと聞かれて困った覚えがある。
いまは「目標」も無いし、特に「希望」もなく、ダラダラと過ごしています。
「これではいけない」と思い、三が日にやることも無いので元旦と2日に近場の10ヵ所の初詣に行った話である。


我が家の正月飾り



「住吉神社お旅処」(1月1日)
家から一番近いのがここで、自宅の窓からも下に見える。
以前は深夜0時過ぎに初詣に行ったこともあるが、もう寒いし面倒になった。
いつものように元旦でも、午前6時に起きてしまう。

家族で正月料理を食べるにはまだまだ時間があるので、厚着をして6時15分に家を出た。午前0時に行くと、信徒の世話人がお参り客に縁起の「5円(ごえん)」をくれるが、朝になったらもう彼らはいない。
誰もお参りに来ていないが、私は1人でゆっくりお参りした。


 「住吉神社お旅処」



「築地本願寺」(1月1日)
ここは私の菩提寺なので、初詣には外せない。今回の10寺社の初詣の中2ヵ所の内の1つのお寺である。
まだ都バスの動いていないので、歩いて勝鬨橋を渡り「築地本願寺」に行った。
昨夜は除夜の鐘を撞かせてもらえるイベントが、0時前からあったようだ。

私の行った時は本堂では読経が行われていて、7割くらいの席が埋まっていた。
熱心な信者達だろう。私はただ10ヵ所を巡る野次馬である。お賽銭を入れてお参りをし、次に進んだ。 


 「築地本願寺」  



「波除神社」(1月1日)
波除神社は大晦日の0時に行くと、お参りした先着1000人限定で手作りの干支の縁起物「干支の守り札」を頂ける。
2~3年前までは元気だったので、家族と11時30分頃に行っていた。
その時間には、既に200人は並んでいた。そして「干支の守り札」をもらうために、0時を待っていたこともある。

今回は神社の前に行ったら、お参り客は少ししかいなかった。
「茅の輪くぐり」があったので、左足から輪をくぐり、8の字状に歩く。
そして本殿でお賽銭を上げて、「二礼二拍一礼」でお参りをした。
その後で社務所でお神酒を頂き、私は酒は飲めないのが縁起物だから無理して飲んだ。


 「波除神社」



「住吉神社」(1月1日)
ここは我が家の近くの「お旅処」の本社である。
真冬に氷入りの水槽に老若男女が入って祈祷する、「寒中みそぎ」という行事がある。
今回のことで神社のホームページを開いてみたが、その行事は見付からなかった。
もしかしたら危険なので、取り止めとなってしまったのかもしれない。

都バスが動き出したので、勝どき駅前から乗って月島駅前で降りた。
神社の見えるところに行ったら、100メートルくらいの長い行列が出来ていた。
写真だけ撮れればと思ったが、それも神様に失礼なので列の最後に並んで待ってお参りした。


「住吉神社」



「深川地蔵尊」(1月2日)
今回の初詣の10寺社の内の2つ目のお寺である。
ここは暇を持て余した時に、護摩祈祷に参列しに行く。
僧侶が盛大に護摩の火を焚き、大勢の僧侶が太鼓と鉦で読経をする。
節分祭では芸能人も来るような有名な神社であり、大本山成田山「新勝寺」の東京別院である。

深川地蔵尊への道の途中の公園を見たら、長い行列が出来ていた。200メートル以上はありそうだ。暮れの「蛇窪」神社の参拝で1キロ以上も並び、結局は諦めた経験から、今回は境内に入れず遠くからお参りして済ませた。


「深川地蔵尊」



「富岡八幡宮」(1月2日)
ここへは節分祭では、芸能人が来るのでよく行った。
しかしかなり前に住職家族同士の争いから殺人事件になり、それ以来、なんとなく行き難くなってしまった。

「深川地蔵尊」と 「富岡八幡宮」は距離にして、100メートルくらいしか離れていない。この間の両側にぎっしりと屋台で出ていて、食べ物や射的など色々な店がある。

今回は突き当りから入れず、表通りに行かされた。こちらも、お参りの長い行列を覚悟した。ところが拍子抜けで、順番待ちの人は15人くらいしかいなかった。
多くの信徒が事件で離れてしまい、まだ戻っていないようだった。


「富岡八幡宮」



「洲崎神社」(1月2日)
ここは昨年に初めて訪れてブログにも書いたが、「玉の輿」の発祥の神社である。
我が家からは一番遠い場所にあるが、富岡八幡宮からは徒歩で10分くらいで行ける。
なんだか疲れてしまい、「富岡八幡宮」から2停留所しかないのに、都バスに乗って「木塲駅前」まで行った。

大通りから横道に入って神社が見えたが、参拝客の行列は無い。
境内に入ったら、初詣に来ているのは私の前を歩いていた家族連れだけだった。
3社は距離が近いのに、これだけ初詣客に差があるのは、「有名かどうか」だけのように思う。もしかしたら「ご利益の違い」もあるのかな?


「洲崎神社」



(おまけの話)【銀座の神社】
「豐岩稲荷神社」(1月1日)
銀座には神社が15社あるが、その内の3社は非公開である。
ここは銀座7丁目にあり、行く途中は高級飲み屋街で昼と夜ではまるで雰囲気が違う。
「銀座で飲んだ」と自慢する人達は、この辺で飲んでいるのだろう。

「豐岩稲荷神社」は細い路地を入った真っ暗な中にあった。最近は照明が点いて、以前より少し明るくなった。境内は無いので、暗い路地に立ってお参りする。
この神社の氏子は高級バーなどのママさん達かもしれない。元旦の早朝からお参りに来る人はいなかった。


  「豐岩稲荷神社」



「朝日稲荷神社」(1月1日)
ここは非常に珍しい神社で1階に拝殿があるが、エレベーターに乗って屋上に行くと社務所と本殿がある。オフィスビルの屋上にあるのには、色々と事情があったのだろう。
拝殿と屋上の本殿はパイプで繋がっているそうで、拝殿でお参りしても本殿にお願いが届く仕掛けになっている。

私が行くと、道路沿いの神社にシャッターが下りていた。神社にシャッターというのも変だ。ビルの横の入口から入り、エレベーターで本殿に上がるために「8階」のボタンを押した。すると「8階は止まりません」と、アナウンスが流れた。
神様が正月休みをする神社は、日本中でも滅多に無いと思う。


 「朝日稲荷神社」



「宝童神社」(1月1日)
ここは銀座4丁目交差点から400メートルと近く、日本一地価の高い場所にある神社である。4丁目から数寄屋橋方面に進み、2つ目の路地を右に入る。そして「登亭」という「うなぎ屋」の手前を左に入る。
そして突き当りを右に曲がれば、左側にビルに埋もれてひっそりと佇んでいる。

ホームページは無いが、中央区の観光特派員が次のように書いていた。
『江戸時代に明主「弥左衛門」が子育て祈願の分祀として建立したのが始まりという説があります。後にこの地域を弥左衛門町と呼ぶようになります。良縁の成就や子育てのご利益で、多くの信仰を集めています。また、弥左衛門町は多くの大企業の創業の地であることから、起業家の参拝も多いことでも有名な神社です』。


「宝童稲荷神社」

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コメント

  1. 代理初詣(Y)

    代理初詣(Y)

    返信

    謹賀新春!
    寒くてヒーター三昧の中を代理参拝のブログで初詣をさせてもらいました。今年も沢山の話題を提供してください。
    私も今日からスポーツジムで水中ウヲーキングに励み、クロール完泳25mをささやかな今年の目標として頑張りましょう。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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