心の伊達市民 第一号

羽田空港を徘徊する  

以前に「ストリート・ピアノ」の話題で羽田空港のピアノを紹介した。
しかしその時はピアノの写真だけだったので、今回は空港内の話である。

今までに羽田空港には何度も行っている。
私が最初に羽田空港に行ったのは今から65年前のことで、亡くなった父と一緒だった。
その時は父に連れられて、大阪の機械の見本市に行ったのだと思う。


 京急線「羽田空港駅」を出ると、すぐに「ANA」に行ける。

その後は北海道や四国や九州に行く時に、羽田空港を利用した。
更に羽田空港が国際線にも使われるようになってからは、なるべく羽田発の便を利用した。今回は地下鉄「大江戸線」で「大門駅」で下車したので、そのまま一番近い「浅草線」に乗り、路線が繋がっている京急線に乗って羽田空港の「第1・第2ターミナル駅」で降りた。


  出発案内画面を見て楽しむ私。

空港や港は、なぜかワクワクする。『ここから外国に行ける』と思うだけで、想像が広がって行くのである。コロナが収まりつつあった時に旅行の計画をした人が多く、この日もターミナル内は混雑していた。

私は飛行機に乗るため以外で、空港に来た覚えがあまりない。
だから羽田空港内のことは、良く分かっていないのである。


3階から2階の出発ロビーを見る。

先ずは2階の出発ロビーに行ってみた。
ここで私は「時代が変ったなー」と悟る場面に出会ったのである。
以前はチェックイン・カウンターに行ってチケットを差し出し、係の女性に搭乗手続きをしてもらった。ところが現在は自分でチェックインを、機械で行うように変っていた。みんなが易々と行っているところを見ると、多分、簡単なのだろう。


「チェックイン」は各自が機械で行う。

その右側に行くと、今度は荷物の「自動預け機」がある。
私の知らない間に、ずいぶんと自動化が進んでいる。

そういえば私が最後に飛行機に乗ったのは、6年前の「ベトナム行き」だった。
その時は成田空港発だったが、自動チェックイン機は無く、「eチケット」でカウンターで搭乗手続きをした。もうずいぶんと長い間、「飛行機や空港に縁の無い生活をしている」と、この時に思ったのである。


 預ける荷物も、各自が機械で行う。

エスカレーターで1階に下りて、「到着ロビー」に行ってみた。
しかし出発ロビーと違い、こちらは閑散としていた。
そこで地下道を通って、第1ターミナルに行ってみた。
こちらも出発ロビーは混雑していた。みんな「どこに行くのだろう?」
第1も第2も今は国際便は飛ばないので、みんなどこか国内旅行に行くのだろう。


エレベーターに乗って、地下の食堂街に行ってみた。

昼時になったので、「ランチにしよう」と思ったら、どこの店も満員で席待ちの列が出来ている。やっと見付けた「そば屋」がすぐに入れたので、期待はしないで店に入った。ところがこれが「大当たり」で、とても美味しかった。

食後は5階の展望室で飛行機を見て、帰りは「モノレール」に乗って家に帰ったのである。疲れたが、「飛行場はいいなー」と感じた一日だった。


帰りは「モノレール」で(浜松町駅)

(おまけの話)
羽田空港の第一と第2ターミナルには、5階に飛行機の発着が見られる展望室がある。
私はせっかく飛行場に来たのだから、飛行機を見てから帰ろうと思って両方の5階に行ってみた。

先ずは第2ターミナルの5階である。こちらは主に「ANA」が使っている。
エレベーターの乗ったら、家族連れと乗り合わせた。
話の様子からして、どうやら旅行ではなく観光に来ているらしい。


第2ターミナルの5階の「展望室」から。

階に行くと広い展望室があり、10人以上の人達が飛行機を見たりスマホで撮影している。次々と着陸する飛行機、離陸する飛行機が見える。5分以内に1機は見られる。
生憎の雨模様で写真にはいまひとつだったが、それでも飛行機を見るだけで嬉しくなってしまう。

「ここから飛び立ち外国へ行くんだ」と思うと、昔の私が瞼に浮かぶ。
着陸した飛行機はゲートに接続し、多くの車がやって来て飛行機から荷物を下す。
そんな光景も、見ていて楽しい。


着陸した「ANA機」がこちらに向かって来た。

次に第1ターミナルに移動して、やはり5階の展望室に行った。
こちらは「JAL」が主に使っている。駐機しているJAL機は、尾翼に以前の「鶴のマーク」がありなんだか嬉しい。滑走路を見ていたが着陸機はあるが、離陸する機体は無い。

こちらは着陸専用の滑走路なのかもしれない。しばらく見ていたが、着陸ばかりなので飽きてしまった。飛行機は離陸する時が見ていても面白いし、写真になる。


「JAL機」が出発して行った(第1ターミナル5階)

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    もう5年ほど前になりますが、実家のある中井駅から東西線で大門駅へ行き、貿易センター内の浜松町モノレール駅から、羽田へ行きました。地下鉄からモノレールに乗り換えるのに、エレヴェーターやエスカレーターが見つからず、重い荷物を持って苦労しました。 もう改良されているかもしれません。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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