
心の伊達市民 第一号
少しだが秋風を感じたので、そろそろ浜離宮恩賜庭園の「キバナコスモス」が見頃ではないかと思った。以前なら窓から浜離宮のお花畑が見えたのだが、いまは目の前のタワーマンションが邪魔で見えなくなった。
私がこのマンションに越して来た時は、すでにそのマンションの建設計画があったので文句も言えない。一方で私の住むマンションが出来た為に、レインボーブリッジが見えなくなった人達もいるのだから静かにしていた方が身のためでもある。
昨年の手帳を出して来て今頃の行動を確認したら、私は浜離宮に行っていた。
そこでマンション前から東京BRTに乗って新橋へ出て、そこから歩いて浜離宮に行った。入場料は300円と安いが、シニアは更に5割引があり150円である。
入口からお花畑が見えた。いつもと違い、大勢の人達が来ていた。
高級カメラを持ったカメラマンが目立つ。みんなキバナコスモスの撮影が目的のようだ。
水路に架かる橋を渡ると、そこは一面のキバナコスモス畑である。
「キバナコスモス」という名だから「黄色い」と思うのだが、赤やオレンジもある。
ここは特に赤が圧倒的に多く、黄色は片隅に植えられているだけだ。
多くのカメラマンはキバナコスモスを接写で撮影している。
私は今回はコンパクトカメラと一眼レフカメラを持参した。
ブログに載せるような全体像を撮るには、コンパクトカメラの方が扱いやすい。
まだ見頃には少し早かったように感じた。
ミツバチが花の蜜を求めて飛んでいる。まだその数は少ない。
花が満開になるとミツバチの数も増え、探す必要もないので撮影も楽になる。
ミツバチを見ていると、黄色の花の方が好きなようだ。
すぐに花に止まり蜜を吸い静止してくれるので、コンパクトカメラでも問題なく撮影できる。忙しそうに飛び回るクマバチや蝶を撮るには、一眼レフでないと難しい。
ここでミツバチが採った蜜は、銀座ミツバチ・プロジェクトで三越で売られている。
ところが大きなミツバチである「クマバチ」は忙しなく飛び回り、なかなか花に止まらない。止まったと思っても、すぐに飛び立つのでなかなか画面に収まらない。
もっと難しいのが「ナマアゲハ」で、花に止まることをしない。
ただただ飛び回るので、何枚も撮影して、やっと1枚だけなんとか写真になった。
しかしそれにしても暑い。
暑くて堪らず、日影を求めて庭園の奥の方へ歩いて行った。
浜離宮は周りをぐるりと水で囲まれている。しかも海に近いので、その水は海水である。隅田川と庭園の間にある水路に面した私の指定席のベンチで、持参した座布団を敷いて休憩とした。ここから目の前に私の住むマンションが見える。
来る時にスーパーで買って来た「いなり寿司」を食べ、食後に「みかんのゼリー」を食べた。そして持参した本を読み、しばらくの時間をのんびりと過ごしたのである。
(おまけの話)
浜離宮に行く時はいつもなら歩いて行くのだが、今回はマンション前から東京BRTに乗って新橋まで行った。その理由は新橋にある「中銀カプセルタワー」の解体が、どの程度、進んだかを見たかったからである。今までに何回か見に行ったが、カプセルをクレーンで吊り上げるところに出会えなかった。
「今回はどうか?」と思い30分ほど待ったが、クレーンは動かずやはり出会えなかった。浜離宮の帰りにもう一度、見に行ったら、運良くクレーンで吊り上げているところだった。しかしカプセルごと吊り上げるのではなく、解体してから吊り上げていた。
残念でした!
しばらく涼しい日が続いたのだが、私が行ったこの日は暑さがぶり返して32度になった。寒暖差が激しいと、老体には厳しい。
家から持参した氷入りの水筒の水は飲み切ってしまった。
疲れを取るために、新橋BRT停留所の前のシャトレーゼでソフトクリームを買って休んだ。しかし暑過ぎるとソフトクリームは駄目で、自動販売機でコカ・コーラを買って飲んだ。
少し元気が出て来たので、女房に頼まれたニコラスにピザのテイクアウトのために新橋駅近くに行った。マンションに住む女房の友人2人がしょっちゅう我が家に食べ物をくれるので、お返しが大変である。
今回はピザがお返しとなったので、電話で予約をして「大」を3枚買って帰った。
だが自宅分のピザを夕食にしたが、以前よりかなり小さくなっていて驚いた。
値段は変えず小さくして売るのを「ステルス値上げ」と言うそうだが、小さくなり過ぎだ。なんか騙されたような気分になるので、ステルス値上げは止めてくれ!
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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