心の伊達市民 第一号
【デフレを感じた私のブログ】
8月24日に投稿した私のブログで、思い掛けないことを知った。
そのブログは「ブログ閉鎖中の話題」で、2017年8月2日に、私の友人達だけにメール方式で送ったものである。タイトルは「栄枯盛衰は世の習い」で、その中に出て来た「サーロイン・ステーキ・ランチ」の値段である。
昨年までそのランチメニューはあったが、月曜日に食べに行くと「税込み1000円」であった。7年前のブログでは、同じものが1580円だった。昔のブログを読んで、日本のデフレの深刻さを痛感した。
【松尾ジンギスカン】
「サーロイン・ステーキ」の話を書いたので、北海道に縁のある「松尾ジンギスカン」の話である。その店は銀座4丁目の路地を入った小さなビルの2階にある。
ランチメニューが7種類もあるが、中ほどの「マトン・ランチセット」を注文してみた。内容は「マトンジンギスカン150グラム、野菜、スープ、ライス、ソフトドリンク飲み放題」で1400円だった。
久し振りに行ったらこちらはインフレで、以前は1100円で野菜サラダとプリンも付いていた。しかし懐かしい北海道の味がし、洞爺湖畔の旅館の車庫でゴルフの後にみんなで食べたジンギスカンを思い出した。
【相次ぎ移転】
私の取引銀行の「三菱UFJ銀行」のHPを見たら、「銀座店」は8月30日より銀座8丁目に移転する」と書いてあった。「アップル・ストア・銀座店」の前を通ったら、「8月29日から銀座8丁目に移転」と書いてあった。
奇しくも2つの巨大企業の営業拠点が、同じ8月末に銀座8丁目に移転となった。
ところがその事情は全く違う。
「三菱UFJ銀行」はネットの普及で、経費削減で実店舗の統合である。
一方の「アップル・ストア・銀座店」は今までのビルの建て替えの間だけ、24年12月末完成までの仮店舗であった。この2つの移転を間近に見て、企業の「勢いの差」を感じた。
【驚く提灯のコピー】
最近は新型コロナウィルスの影響が長引き、倒産したり店じまいする飲食店が多い。
大手企業のチェーン店でさえも「全国で100店舗閉鎖」とか、「居酒屋から焼肉店に変更」など苦しい事情がニュースになって届く。ある時、中野の裏町を歩いていたら、驚くような提灯の文字に出会った。
そこには「君の肝臓を食べたい」と書いてあり、なんとも悍ましいコピーだ。
提灯の裏側には「他人の金で焼肉が食べたい」と書いてあったが、これを見るだけで焼肉を食べたくなくなるのでは?
ジョークのつもりが、ジョークになっていないように私には感じるが・・・。
【台風被害、その2】
伊達市のXさんから「台風被害」の続報が届いた。
『今回の大雨でSさんの畑は広範囲でかなりひどくやられたようです。いま収穫しないといけない作物は畑に入れないこともあり、全滅。これから作付けしないと間に合わないものも畑の水分含有量が多いため、 作付けのタイミングを逸してしまった』とあった。私は以前にSさんの畑を見たことがあるから、なおのこと気の毒で仕方ない。
その日の夜に壮瞥町のIさんから電話があった。彼の話では『台風被害はほとんど無かった。でも大事な果樹が鹿に皮を食われて、4本も駄目になった』と言っていた。農家は自然中での戦いなので、いつも負けてしまう。我々にとっては必要な仕事だが、誠に気の毒である。
【デジタル献花】
ある日のことである。
ツイッターを見ていたら、「デジタル献花」という面白い企画が目に付いた。
安倍元総理の四十九日にあたる8月25日から、国葬日の9月27日までネット上で行なわれている。20~30代の若手経営者を中心に立ち上げた「無料のオンラインサービス」であると産経新聞が報道していた。
その内容は「安倍元総理にデジタルで献花しよう」というもので、集まった献花は安倍昭恵さんに届けるそうだ。最近のネット情報は怪しいものが多いので気を付ける必要があるが、この献花プロジェクトは「個人を特定されることは書かない」のが条件だったので私も献花をした。
【ギンナンの生り年】
出掛けたついでに「和田倉噴水公園」の様子を見に行った。
東京駅前の「行幸通り」で、その日もまた若いカップルがウエディング・ドレスと黒服で、東京駅をバックにプロの写真家に記念撮影をしてもらっていた。私はいつも、意地悪く思う。『別れなきゃいいがなー』と。
皇居の方に進んで内堀通りを越すと、道路の両側に銀杏の木が植えてある。
見上げてみたら、もの凄い数のギンナンが実っていた。今年はギンナンの当たり年のようだ。もう少し経つとギンナンが落ちて、一面に甘酸っぱい匂いが漂うだろう。
(おまけの話)
【どういう人がボケるのか?】
私の同級生で知る限りでは、本当にボケた友人は1人だけである。
「ボケてるなー」と感じる友人もいるが、それはお互い様かもしれない。
桐島洋子の今年6月に出版した「ペガサスの記憶」という本を読んだ。
この本は彼女の子供達3人も後半で執筆しているが、その理由が最後で分かる。
桐島洋子と言えば、1960年代に世間を騒がせた作家であり、ジャーナリストであった。
結婚をしないでアメリカ人と不倫で3人の子供を産み、その後も色々な男性と不倫をしていた。彼女は母親としては日本的には失格で、『子供が母親に甘えることは出来なかった』と、子供達がその本で書いている。
ただ家族でアメリカに住んだり、世界中を旅行したりで『子供の頃から世界を知ったことで、いまの自分達がある』と書いている。2人目の子供などはマルセイユから日本へのクルーズ船に乗り、船が横浜港に入港する前夜に船中で出産した。これも計画的出産だったのだから、あの時代の女性としては破天荒だった。
彼女はどうしたことか、45歳で日本人と結婚した。子供達は『酷い男だった。なぜあの聡明な母が、あんな男と結婚したのだろうか?』とプライバシーを公開している。この母の結婚で子供達も友人達も彼女から離れて行ってしまった。
この本は桐島洋子が書いている部分は1965年までで、その後は3人の子供達が書き加えている。
その中で「母が2014年に77歳で、アルツハイマー病に罹った」ことを公開しているのである。もう関係者も亡くなり母もアルツハイマーになり8年も経つので、子供達が本を出版したのだと思う。
あんな聡明で活動的だった人でさえアルツハイマー病になると知り、私は自分のことが怖くなった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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