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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
2月9日のテレビの天気予報で『10日(金)は東京23区でも、大雪で積雪となる恐れもあります』と知らせていた。私は子供のように、嬉しくなった。大雪になれば、カメラを持って撮影に行こうと考えていた。
『どこへ行こうか? 前回は皇居前に行ったから、今回は浜離宮恩賜庭園がいいかな?』などと、色々と考えていた。
寝る前にベッドの中で構想を練り、「墨田川テラス~築地本願寺~歌舞伎座~銀座4丁~TOKYUプラザ屋上~汐留~浜離宮恩賜庭園~築地大橋」というコースで回ることを決めた。
朝のTVニュースでは国土交通省が「不要不急の外出は控えて下さい」と伝えていた。
不要不急の基準はなんだろう?
私が大雪の都心の写真を撮りに行くのは「不要不急」なのだろうか?
明日なら雪は止んでしまうので、今日でなければ駄目なのである。
午前10時に出掛ける前に窓から外を見たら、ミゾレのようだ。
これから大雪になるのだろうと思い、考えたコースを行くことにした。
ミゾレは寒い。雪が降ってしまった方が寒くないように感じるが、これは私だけのことか? 隅田川テラスに出たら、風が強くて寒い。定期観光船の「卑弥呼」がやって来たが、乗客はいないようだ。
築地本願寺に着いたが、まだ雪が降って来ない。降っているのは雨だった。
一応はお参りをしてから、歌舞伎座の前に来た。
かなり前の雪の日に、ここで「歌舞伎座に雪が降る」というタイトルで中央区観光協会のフォトコンテストに応募したら、入選したことを思い出した。
スマホに着信があったのでチェックしたら、中央区からのお知らせだった。
『2月10日の昼前から雪が降り出し、昼頃から夕方にかけて雪が強まる予報となっています』と知らせて来ていた。でも全くそんな気配は無い。雨も止んでしまっている。
「これから雪になるのかなー?」と半信半疑になり、多摩地方の様子が気になり同級生3人に電話をしてみた。すると3人とも、『雪が結構、降っているよ! そちらは降っていないの?』とビックリしていた。
まだこれから降ることを期待して、三越デパートで食パンを買い数寄屋橋の方に歩いていった。そしてランチを食べて、カフェで本を読み、午後1時過ぎに表に出てみたが雪は降っていなかった。「もう雪は降らない」と決めて、浜離宮に行くのは止めた。
仕方ないので持参したハガキのギャラリーで、「コウモリ」という写真展を見た。
誰も見に来ていないので、カメラマンと展示してあるコウモリの飛翔の連続写真に付いて話を聞いた。大雪をあてにして出掛けたのに天気予報は当らず、結局は寒い中でコウモリの写真を見ただけだった。
(おまけの話)
寒い中を出掛けて行ったのに、全く雪が降らない。
「都心の大雪」をブログのネタに考えていた私はアテが外れてしまった。
そこで朝のTVニュースで雪が降っている八王子から中継をしていたのを思い出した。
そして同級生の日野市に住むYさんに電話して、『そちらの雪はどう?』と聞いてみた。Yさんは『結構、降っている。だからプールに車で行くのは危険なので、家にいる』と言っていた。
そこで「これ幸い」とばかりに、『家の周りでもいいから、雪景色を写真に撮って送ってくれ』と頼んだ。1人だけではブログの記事が埋まらないので、八王子のKさんと青梅のSさんにも電話して同じことを依頼した。
家に帰るとYさんとKさんから、雪景色のメールが届いていた。
そこで更に無理を言って、『コメントも書いてくれ』と頼んだのである。
夕方のTVニュースを見ていたら、八王子はかなりの降雪だったようだ。
それなのに私の住む場所が海に近いせいか、遂に雪が降らなかった。
すぐにKさんからコメントを書いたメールが届いた。
『歩道の写真は我が家の東側ですが、緩やかな上り坂で500mほど行くと、昨年11月に都立大学の教授が刺された現場です。逆に反対側を100m下ると、犯人が立ち寄ったと思われるファミリーマートがあります』
『最近、八王子はNHKや民放のニュースで、真夏の猛暑や雪の情報がやたらと流れるのですが、いずれも駅前に支社がある関係でしょうか? 女房は「八王子は東京の田舎」を強調されているようで嫌がっています』。
続いてYさんからもコメントが届いた。
『こちらの雪の深さは約5cmです。写真は都内に7ケ所しかない「ションベン小僧」のある防火用水の雪景色です。宅のすぐ側にあります。TV東京の番組(空からみた東京?)に取り上げられて一躍有名になりました。日野自動車の社宅にある防火用水ですが、昔は夏には子供用のプールになりました』
『午後2~3時にかけて、一層、雪が降りましたが、夜の11時には止んでいます。明日から白内障の手術も終り、プール解禁となりました。 明日から、白内障の養生期間が終わり、プール解禁となりました』。
東京の大雪を期待して良い写真を撮り、それをブログに載せようと思っていた。
それが「雪が降らなかった」となってしまうと、例えは悪いが「振り上げた拳」の持って行き場が無い。
どうにも困り、雪の降った多摩地方に住む同級生を頼った次第だ。
「困った時の神だのみ」ではないが、「困った時の同級生」である。
雪の降らなかった私の住む場所で、なんとか雪のブログを書けて良かった。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-19375.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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今朝のFBに沖縄の友人F君から庭のチューリップが満開の様子が送られてきました。春の訪れの一報ですが、雪の話題を見ながら日本の四季を感じております。