心の伊達市民 第一号

旧友と再会

ブログ閉鎖中の話題(2018年7月2日)

6月に旧友と会う機会が3回もあった。
最初の旧友は北海道伊達市の人で、私達が夏の間、ゴルフ場のコテージに滞在していた時のオーナーの娘婿で支配人だったKさんである。

今はゴルフ場も売却して、札幌に住んでいる。私達が夏に伊達市に行けなくなったのはこの人のせいであるが、事情を知っているので悪くは言えない。

(今回の写真は北海道伊達市の思い出アルバムから)


毎年、8月最初の土曜日と日曜日に行われる「伊達武者まつり」。



Kさんとは7年ぶりくらいに銀座で会った。彼は仕事の関係で上京したようだった。
数寄屋橋交差点の角にある交番前で再会の約束をしたが、時間前にKさんは来ていた。
来る前のメールでは「野田岩のうなぎを食べたい」と言っていたのだが、ランチの時間に合わないので今回は諦めて「次回に・・・」ということになっていた。


日曜日の「武者行列」に、私は2年続けて大将役で出させてもらった。



ところがKさんに会ったら、第一声が「いま野田岩でうな重を食べて来た」だった。
私   「え~、それなら私が付き合ったのにー」。
Kさん 「打ち合わせが早く終って地下鉄の改札を出たら、野田岩の看板があったので食べた」。

それからカフェに入り、2時間くらい色々な話をしてから別れた。
Kさんは全然、変っていなかった。


鮭の定置網漁の船に乗せてもらい、写真を撮るのが恒例だった。



6月後半に伊達市から不動産業のKさんが上京して来て、私のマンションのゲストルームに1泊した。伊達市のゴル場の支配人のKさんに紹介してもらい、最初に知り合った町の人がこの男だった。

私は伊達市の不動産を購入するつもりも無かったが、実は会わねばならない事情があった。その事情というのは中高時代の同級生のK君から、「伊達市に行くなら、俺のオヤジが買って持っている土地を見て来てくれ」と頼まれたからである。


見渡す限りのレタス農家のSさんのレタス畑。



K君のオヤジはその昔に流行った「原野商法」で、東京の悪徳不動産屋に騙されて伊達市に土地を買ったのである。でも投資が目的だったので、買う前も、買ってからも一度も現地に行ったことが無い。
その時に私を案内してくれたのが、伊達市の地元の不動産業のKさんだった。

Kさんの車で地図を頼りに細い山道を進んで行ったが、その先には行けなかった。
少し小高い場所からKさんが言った。「ここから行く道は無いが、あの辺です」。
これが原野商法である。


立香山の頂上までジープで行って、洞爺湖を見下ろす女房と友人達。



この伊達市のKさんが会議のために東京にやって来て、マンションのゲストルームに泊まった。会議が終った頃を見計らって、四谷のホテル・ニューオータニに迎えに行った。彼とは私達が伊達市に行かなくなって以来だから、やはり7年ぶりくらいの再会だ。

「少し太ったかな?」と思ったが、少し時間が経つと、もう以前の関係に戻る。
何歳になっても、過去に私を連れ戻してくれる旧友というのは良いものである。


冬に行った時は夏の滞在先のトーヤレイクヒルGCのコースを雪上車で走り回った。



Kさんは地元で不動産業を営んでいるだけあって、伊達市の情報に詳しい。
私の知っている人、店などの最新情報をなんでも知っている。
残念ながら、亡くなってしまった人、会社経営が上手くいかない人、市会議員になった人、健康を害した人、ボケた人など色々ある。女房が知りたい人の情報もあり、楽しい時間を一緒に過ごした。

翌朝は我が家で一緒に朝食を取り、その後、2人で両国の江戸東京博物館に行った。
その後は私が用事があったため、そこで別れて、Kさんは東京を満喫して北海道へ帰って行った。


トーヤレイクヒルGCのグリーンに向かうKさん



(おまけの話)
大学時代の友人(Kさん)から、展覧会の案内状が届いた。
彼とは1年に1回だけ、絵画の公募展にKさんが出展する時に会って食事をする。
しかし、実は私は大学時代にKさんと話した覚えも無いし、彼のことをほとんど知らない。この時に集まるのは同級生の6人で、その中の3人とは私は卒論研究で理化学研究所で一緒だった。


五右衛門風呂を作り、一番湯に入りご満悦の私。



大学というのは中学や高校のようなホームルームが無いので、クラスメイトという者はいない。6人の中のKさんの他のもう1人の I さんについて、私は大学時代も今も良く知らない。

Kさんと I さんは私以外の3人と親しかったようで、それでその3人は「橋本も親しい」と勘違いしているようなのである。でも「今さら」という気持ちもあるので、私は黙っているが、KさんとI さんも同じ気持ちだろうと思う。


コテージの前で、NHKのクローズアップ北海道の取材を受ける。



六本木にある国立新美術館で開催された「日本自由画壇展」というのは、お金を払えば誰でも出せるようだ。
「引退ジジイ、ババアを巧いこと騙して出展させる」というと言い過ぎだと思うが、良い商売である。毎年、出展しているだけあって、Kさんの絵はまあまあだと思う。大量の絵が出ているので、他の絵は見る気がしない。

絵画を見た後に別のKさんが予約したレストランに行き、旧交を温めたのである。
今回は偶然にも登場人物の頭文字がほとんど「K」だったので、分かり難かったかもしれない。


伊達市大滝地区のプチナイアガラの滝。

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    k1,k2,k3, というような番号表示ではどうでしょう?

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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