
心の伊達市民 第一号
【ドローンの映像】
マンションの「デジカメクラブ」の7月の月例会があった。
この月は前月に女性メンバーのSさんが、マレーシアと沖縄に行ってドローンで撮影した映像を見た。TVでドローン映像を見ることはあるが、知り合いが撮影した映像は初めて見た。
上空100メートルくらいの場所から撮影した映像だったが、海が綺麗だった。
『どこか近くで飛ばせないか?』との私の質問に、彼女は『東京は規制が厳しくて難しい。千葉県で出来るか調べて見る』と言っていた。
【日本橋1-1-1】
日本橋にはよく行く。なんと言っても東海道の起点だし、日本の「へそ」である。
「日本橋なら住所もあるはず。1丁目1番地1号」もあるはず」と考えた。
そしてその場所を探してみた。意外にアッサリ見付けることが出来た。
その場所は銀座方面から日本橋に向かい、橋の手前の路地を左折した右側だった。
そこは和風高級居酒屋で、店の名前が大きな提灯に書かれていて、その名も「ニホンバシ イチノ イチノ イチ」であった。
【榮太樓本舗のカフェ】
日本橋に行ったら、暑くて参った。
持参した飲み水も切れたので、橋のそばの「榮太樓」のカフェに入った。
この店の「きんつば」が好きなので、お茶と一緒に頼んだ。
ところが驚くことに、『お茶はありません。コーヒーです』と言われた。
世の中も変ったものだ!
帰りに店に置いてあった小冊子「日本橋」をもらって読んだら面白かった。
表紙の絵は林家木久蔵改め「木久扇」が描いた絵だった。上手いなー。
【GODIVAのパン】
「ゴディバ」と言えば、ベルギーの世界的に有名なチョコレート・メーカーである。
難点は「値段が高い」のである。以前にどこかでチョコレート・ソフトクリームを食べたが、600円近くして驚いたが美味しかった。
そのゴディバがどうしたことか、8月4日に有楽町でパン屋を始めると予告があった。
この店はゴディバにとっては世界で最初のパン屋だそうだが、私は値段が気になる。
「チョココロネ」などは、美味しいのではないかと思っている。
【ファン付き作業衣】
2~3年前からチラホラ見掛けた「ファン付き作業衣」が、本格的な普及期に入ったようだ。30度を越す町中で、作業をしている人、交通整理をしている人の多くが「ファン付き作業衣」を着ている。
最近の私は暑がりになっているので、それを着てみたいと思っている。
これを開発した(株)空調服は製造を大手企業に委託した。
するとその会社は販売好調を見て、「これは自社が元祖だ」と裁判所に訴えた。
そして当り前だが、一審で敗訴になった。
資金力で勝る大手企業が、零細企業を理不尽な裁判に訴えたのであった。
現在は多くの企業がファン付き作業衣を売っているが、特許使用料を払っているのだろうか?
【ドンペン・マーク】
少し前に「ドンキホーテ」の色々な店を廻る話を、ブログで公開した。
その時は紙面の関係で書けなかったが、「ドンペン・マーク」のことである。
「ドンペン」はドンキホーテのトレードマークで、ペンギンである。
トレードマークというのは会社の顔であるから、「どこでも同じ」と思っていた。
ところがドンキホーテは違った。ペンギンではあるが、店によりかなり違いがある。
派手な色使いもあるし、グレー一色もあるし、ビル内の店はマークを壁に書いている。
【人手不足】
コロナが感染症の5類扱いになったら、急に多くの人が行動し出した。
特に飲食店ではパートやアルバイトが集まらず、困っているようだ。
コロナ蔓延の時に、多くの飲食店ではアルバイトに辞めてもらった。
その反動がいま出て来たのである。
「インバウンドに期待」との経済界からの話も出ているが、そもそも今までの人件費が安過ぎたのではないのか?
時給1200円くらいでは、1日7時間を働いて8400円、25日だと月額で21万円である。
パートだから有休もボーナスも無い。じきに時給1500円の時代が来るだろう。
(おまけの話)【公開収録】
毎朝5時から文化放送の「おはよう寺ちゃん」をラジオで聞いているが、週末の放送は無い。そこでその時はニッポン放送にダイヤルを切り替えて、「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」を聞いている。その番組では、毎週、映画の招待券応募があるが、少し前に当選した。
5時30分からは「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW」という番組になるが、時々、「公開収録」の案内がある。興味本位で応募してみたら、なんと当選して招待状が届いたのである。文化放送の映画招待は当選したことが無いが、ニッポン放送は私と相性が良いようだ。
その日は7月21日(金)の午後3時開場で、有楽町のニッポン放送イマジン・スタジオだった。出演者は伍代夏子、ささきいさお、BOSS★岡、エドアルドの各氏だった。
招待状には「録音・録画、撮影禁止」と書いてあったので、残念ながらこのブログには使えない。
当日はニッポン放送の地下4階のスタジオで、100人くらいの観客で収録が始まった。
観客は後期高齢者ばかりで、たまに若い人がいると思ったら、バアチャンの付き添いのようだ。午後3時30分から10分の休憩を挟んで1時間45分で、2日分の放送分を収録した。
スタジオは狭いので、歌手との距離は5列目の私でも5~6メートルと近い。
「伍代夏子」だけは、1回、2回の両方に登場した。彼女は61歳だそうだが、若いし美しい。「ささきいさお」は持ち歌の「銀河鉄道999」を力強く歌ったが、彼は私と同じ81歳だった。派手な銀色のラメ入りのブレザーを着ていたが、年には勝てず顔がジジイだった。
他の2人の歌手は私は全く知らない男達だが、コンサートとは違い間近で歌ってくれるので「実演っていいねー」と気に入ったのであった。収録では4人とも1回に2曲づつ歌い、放送ではトーク部分をカットして放送する。
1回分45分の収録を、放送では30分に縮めているのであった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』
作務衣を纏った渋めの男性が現れると思いきや、目の前の染師は2パートに刈り上げたヘアスタイルの、抱いていたイメージとは程遠い方でした。 そのカッコいい雰囲気に釘付けになったところから取材は始まりました。 人生、何がきっかけで何が起こるかわからない。 金子夫妻と話をしているとつくづくそう思います。 「藍と出会って人生が変わった。」 今回お話しを伺ったのは、そうきっぱりと言い切る金子智志さんと愛さんです。 本当にこんなところに工房があるのだろうか…? 地図を頼りに探し当てた工房のある土地を見て驚きました。 湿地と田んぼに囲まれた広大な土地。 そこには、小屋を含め廃屋が何軒も建っていました。 「え!? こんな場所があったんだ!!」 それが筆者の第一声。 けれども同時に思ったこと。 それは〜。 「このお二人はなんて大きな夢を抱えているんだろう!」 ということ。 どんなに広い土地が欲しくても、この状況を見たら恐らくは誰もが諦めるだろうと思います。 なによりも廃屋の数が多いので壊すのが大変。 構築物も多い庭は広すぎて手入れも大変です。 ここを買うのは、たくさんお金を持っている人か、夢が大きく手入れが苦ではない人だと思いました。 現れたご夫婦と出会い、一目でこのお二人は後者だと直感しました。 ヒップホッパーが染師になると決めた日 金子愛さんは、伊達紋別駅近く「クリーニングのかねこ屋」の娘として生まれ、ピアノ教師を生業にされて今年で21年目。 その愛さんがパートナーとして選んだのは、ヒップホップに勤しみMCを生業にすることを志していた智志さんでした。 出会ったのは、その智志さんが夢をあきらめ、故郷の伊達市にUターンし、その後しばらくした頃のことでした。 「12年前、札幌から帰ってきてからは建築業に就いていました。」 そう話す智志さんの口から出てくる言葉は、とにかくイチイチ面白い! 韻を踏むような言葉がポンポンと出て来ます。 さすが、MCを目指していた方! 「僕、言葉が大好きだし大切にしているんです。ヒップホップをやっていたので、韻を踏む言葉の並びで、複雑な心の動きや物事の状況をバシッと表現するのが好き。そういうのパンチラインて言うんですよ。でもね、『言葉より藍!』と確信する出会いがあったんです。 藍に出会ったのは6年前でした。ニューヨークで寿司屋をやっている友達と会ったのですが、彼はアメリカに住みながら、日本人としての紺色にこだわりを持っていました。『和の心』を紺色=ジャパンブルーに求めていたのです。その時、僕の中に何か響くものを感じました。その日から、頭の中が紺色でいっぱいになりました。黎明館(藍の体験館)に通ったり、独学で学んだりしてすっかりと『藍』にハマってしまったんです。」 へ〜! パンチライン! 初めて耳にする言葉です。 最初は少々緊張していたお顔の智志さんでしたが、徐々に頬を緩め、次々とパンチラインをちりばめて語り始めました。 「とにかく藍染にハマって、3年間独学で染めていました。でもどうしても独学には限界がありました。そこで3年前、徳島の『BUAISOU』の研修生に応募しました。全国でわずか3名の狭き門に合格して研修生になることができ、12日間の研修をさせていただきました。そして、どうしても迷いがぬぐえず自信が持てなかった僕のやり方を『それでいい』とお墨付きをいただくことができたんです。嬉しかった。ようやくこのまま突き進んでいいんだ!と自信が持つことができました。」 『BUAISOU』について 世界各国からワークショップの依頼が殺到し、ハイブランドとコラボし、グローバルな活動をし続ける徳島の藍染工房です。 徳島県を拠点に、藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行うBUAISOUは、古き良き伝統をそのまま受け継ぐのではなく、常に進化をし、先人たちをリスペクトしながらもそれを超えていく努力を続け、未来に繋ごうとしている。 わずか5人で運営する工房は、2015年4月されました。BUAISOUの名は、白洲次郎の邸宅「武相荘(ぶあいそう)」にちなんだものだそうです。 Bluem の誕生 ところで智志さん、『BUAISOU』研修においてお墨付きを得られたものの、しばらくは染師と建築の仕事の草鞋を二足履いていました。 けれども次第に口コミでオーダーが入る様になり、二足の草鞋を履いていては藍染の仕事が追いつかない状況になりました。 技術の確かさも証明されました。 それは「伊達美術協会」から表彰された『協会賞』という最高賞。 月と海、人間と自然を表した作品。 タイトルは『183672144288』 タイトルの意味はこうでした。 〜人と月と海の共通となる数字『18』。その18の倍数が人間の『生』を表し、目には映らない人と自然のつながりを人類が最も信頼し、裏切られてきた『数字』で表現しました〜 18:1分間に月が引き起こす波の回数=人間の1分間の呼吸の回数 36:人間の平均体温 72:人間の1分間の心拍数 144:人間の最高血圧 288:日数に変えると10月10日で妊娠期間と同じ 「人間が最も信頼し、裏切られてきた数字」この言葉だけで俄然実物を観てみたくなりました。 6月3日より2ヶ月間、「だて歴史文化ミュージアム」において展示会が開催されます。 「本格的に染師として生きていきたいと考えていたので、そのためにも自分の工房が欲しい!と思っていました。工房にする場所をずいぶん探したのですが、タイミングや予算も含め中々『ここだ!』という所に出会えなくて…。 がっくり‥としかけた一昨年の冬、出会ったのがこの場所でした。見に来たら一目惚れ。だいぶ荒れていましたが迷いはありませんでした。実はここ、子どもの友達のおばあちゃんの家だったところなのです。妻がそれを思い出してくれ、購入に結びつきました。」 昨年6月、ついに念願の城が手に入りました。 金子さんご夫婦にとっては夢に向かうThe 1’st stage『Bluem』です。 “ Blue “ × “ Bloom “ つまり青=藍 と開花。 藍で笑顔の花を咲かせたい! 藍で自分たちも開花したい! そんな想いが込められていました。 韻を踏む言葉が大好きな智志さんらしいネーミングです。 「『Bluem』は『藍』製品をカッコいいものとしてブランディングしていく場だと考えています。異文化交流はもちろん大事です。でも日本人として異文化を受け入れながらも、大和魂というか、『和の心』を『藍』を通して表現したい。だから『染まらないために染める』んです。ここを『まちのハブ』として育てて、いろんな人たちと繋がりながら行動して、自然を尊ぶ日本人のDNAを呼び覚ましたいんです。」 循環型ファッションを目指して ところで、今までの経済合理性は短期的にも長期的にも継続は難しい状況だと言われています。 そんな中、若い人を中心に高まってきたのが「気に入ったものを修理したり、染め直したりして長く使いたい」というニーズ。 衣料メーカー自体が「お客様に頻繁に買い替えさせる売り方ではなく、アフターケアを軸に『3つのR』をビジネスモデルの根幹にしていると言われています。 R:リユース(再利用) R:リデュース(使う資源を減らす) R:リサイクル(再資源化) の3つです。 「僕は自然のこと全然詳しくないです。SDGsとかもよくわからない。まあ持続可能な社会を目指そうということですよね。でも思うんですよ。藍もそうですが、人間は自然の恩恵なしには生きていけない。食べ物だってなんだって素材は全て自然が与えてくれています。でも、人間の勝手で飽きたり汚れたりすると簡単に捨てられてしまう。元は全て命なのに。そんな傷んでしまったり、汚れてしまったりしてしまったものを藍染によって甦らせることができるんです。幸い妻の実家がクリーニング屋なので、汚れやシミはしっかりと取り除いてから、新たな命を吹き込むことができる。おまけに堅牢性も増します。モノを大切に残すためのお手伝いができるのも幸せを感じることです。そうそう!あるピザ屋さんの窯から出た灰も藍染めに使えるんですよ。灰だって元は木。いただいた命に感謝して、最後までできるだけ捨てず使わせていただきたいと思っています。子どもたちの子ども、もっと未来の子どもたちのためにヒトが生きる源の自然を、僕らの役目として僕らの仕事で残して行きたいです。そう、『サスティナブルー』な仕事として。」 最後は韻を踏んで締めてくれました。 智志さんの中では当たり前の活動から生まれる循環。 ヒトもモノも自然もとても大切にされているお人柄が窺えるお話しでした。 人との出会いを一つ一つ丁寧に心に刻んでいるからこそ繋がっていく糸。 きっとお二人の出会いも…♡ 何度かその話を振りましたが、どうやらお二人だけのシークレットのようです ^^ お話しをしていて感じたのですが、ご夫婦のお人柄が多くの素敵なご縁の糸を手繰り寄せている気がしてなりません。 それを証明するかのようなイベントが、昨年の夏に開催された初イベント「草紙奏藍」でした。 先の見えないコロナ禍真っ只中、子どもも大人もみんなが疲弊してどんどん笑顔が少なくなっていく状況に、心を痛めていた金子さんご夫婦が立ち上がり開催されたのが、この『草紙奏藍』でした。 結果大盛況でしたが…。 思いついたのはいいけれど、正直他の作業もあり気持ちはいっぱいいっぱい。 広すぎる庭の草刈りはおろか、イベントに際しての環境整備もままならない。 途方に暮れそうになった時、助けてくれたのは、金子夫妻の活動を見守ってきた地域の方々や友人たちでした。 中には遠方から駆けつけてくださる方もいました。 畑違いの仕事から飛び込んだ『藍』の世界でしたが、元々のお二人の仕事や趣味の人脈のおかげで、予想を遥かに超えるお客様にお越しいただき、イベントは大盛況のうちに終わることができました。 もちろん、評判は上々。 きっと、今年の夏も期待されているのではないかと思います。 「今後もイベントは色々開催していきたいと考えています。全国シェア2位と呼ばれる篠原さんの藍の生産と“すくも”に加えて、染師としての技術や製品もグローバルに羽ばたかせて行きたいです。まずは「藍の町」伊達を歩く人たちの服や小物を藍色に染めたい!と思っています。」 2時間に渡った取材は、お話し上手な智志さんに乗せられ、素敵すぎる愛さんの笑顔に乗せられ、楽しくて楽しくてあっという間でした。 その楽しさはきっと、お二人に関わった方皆様が感じることだと思います。 I (藍)の形をバトンになぞり。 I (私)が染師として。 大和魂のI (愛)を届ける。 きっと、最後の『愛』は妻の愛さんと共に〜の意味が込められていることと思います。 AIZOME「I」 / Bluem 情報
Rietty
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