心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2017年10月11日)
私が渋谷に行くことは滅多に無い。
あの騒々しい若者達と、外国人観光客の喧騒が嫌いだからである。
年を取ると「静か」が好きになる。だから子供の騒ぐ声も嫌いになる。
我が家の隣は3人も子供がいて、とてもうるさい。
私は映画を見るのが好きだ。
ところがたまに「渋谷ユーロスペース」という映画館で私の見たい映画が上映されるので、そんな時は我慢して、渋谷まで出掛ける。
映画館まで寄り道をしないで急いで行けばいいのに、つい写真を撮りたくなるから喧騒に巻き込まれることになり腹が立つ。
なぜ世界から渋谷のスクランブル交差点を見に来るか、私には分からない。
ホーチミン市の交差点のバイクなんて、いつでもスクランブルだ。
渋谷だけでなく、銀座だって、新宿だって、歩行者のスクランブル交差点はある。
銀座なんか「歩行者天国」もある。
今回、渋谷に行ったのは「おクジラさま」という映画を見るためである。
この映画はアメリカ人が和歌山県太地町に住み込んで、イルカ漁の実際を撮影して世界の誤解を解こうとしたものである。
2009年にアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画に「ザ・コーブ」という作品がある。太地町で行われているイルカ漁を批判する映画で、事実と違いかなり誇張されていて、シーシェパードとの関係も疑われ多くの日本人が気分を悪くした。
腹が立つことに、この作品はアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を取った。
「ザ・コーブ」を批判する映画は他に日本人女性監督による「ビハインド・ザ・コープ」もある。捕鯨漁は石油が開発される前までは、アメリカを中心に欧米各国は日本の沿岸までやって来て捕鯨をやっていた歴史がある。
その為の補給地を日本に求めたのが、ペリー来航だったのである。
昔から今でも、相変わらず欧米各国は傲慢である。
(おまけの話)
同じ日の夜に家族を誘って六本木に行った。
東京ミッドタウンで「ARK NOVA 」というイベントが行われているので、その夜間撮影を兼ねて夕食を食べることにしたのである。
夜の六本木は久し振りである。相変わらず夜になると大勢の人が出ている。
外国人も多いが、観光客ではなさそうだ。
六本木の夜は怪しく、不良外人も闊歩している。
先ずは、駅から近い方の東京ミッドタウンに向かう。
奥にある芝生広場に行ったら、大きなバルーンの劇場が設置されていたがなにか変だ。
私の期待していた照明が無いのである。
近付いてみたら、なにやら作業をしている人が大勢いる。
彼らに聞いてみたら、「今日は最終日で、夜の公演は行わないので片付けている」と言う。「ちゃんと調べてから来てよー!」と2人にバカにされた。
仕方ないので、東京ミッドタウンで夕食を食べてから六本木ヒルズに向かう。
しばらく工事中だった裏道が完成して、立派な店が次々と開店している。
夜になると、どこから現れたのか大勢の人が歩いている。
「みんな目的があって歩いているんだろうなー?」と想像する。
六本木ヒルズに着いたら、珍しく何もイベントをやっていない。
また2人にバカにされる。
でも空を見上げたら、中秋の名月が輝いていた。これは2人も喜んでくれた。
気温も程よい25度くらいだったので、隣の駅の「麻布十番」まで歩いて行った。
久し振りの家族の団欒だった。だからと言って「家族の絆が強まった」とは思えない。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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