久し振りに「人形町」に行った。
その理由は中央区の、日本橋図書館に行くためである。
しばらく行っていなかったので、図書館の場所を忘れてしまいウロウロした。
そして「小網神社」の横に出たら、大勢の若者が参拝のために並んでいた。
「なぜ若者が並んでまでお参りするのだろう?」と、不思議だった。

ネットで調べたら、『小網神社には銭洗弁天が鎮座していて、そのそばにある銭洗いの井」で小銭を洗って財布にいれておくと、財運福徳がある』と言われている。
いわゆる「パワースポット」のようだが、増えても小銭じゃなー。


「小網神社」に集まった人達



予約した本の私の順番がなかなか来ないので、蔵書の中から佐藤愛子の「九十歳。何がめでたい」が日本橋図書館にあるのが分かり、それを借りに行った。
借り出した本を少しだけ読もうと思い、読書机に行って写真を撮った座った。
するとその場所は「予約が必要」と分かり、立ち上がって図書館を出た。

家に帰ってから鞄を開けたら、借り出した本が無い。
途中で鞄は開けていないので、図書館の机の上に置き忘れたようだ。
家から図書館に電話したら、「見付からない」と言われた。
さー困った。この結末は、別の時に・・・。


 「九十歳。何がめでたい」



人形町で有名な鯛焼き屋は、なんと言っても老舗の「柳屋」である。
ここは午後からの開店であるが、いつも長蛇の行列が出来ている。
少し涼しくなると、行列は更に伸びる。
しかし私の好きなのは柳屋ではなく、チェーン店の「鳴門鯛焼本舗」である。

ここは「天然」を売りものにしているが、天然の意味は「1匹づつ丁寧に焼く一丁焼き」のことを言うそうだ。でも柳屋も1匹づつ焼いているが、天然とは言っていない。鳴門鯛焼本舗の命名に違いない。


 「鳴門鯛焼本舗」の鯛焼き(280円)



人形町の通りから「水天宮」が見える。
その先に行くと「東京シティエアターミナル」(T-CAT)がある。
中央区のfacwbookを見たら、路面に青で書かれた変な交通標識が出ていた。
そこで人形町から少し足を延ばして、それを見に行ってみた。

場所はT-CATの裏通りで、リムジンバスの駐車場からバスの出入りもある場所だ。
青い矢印が、やけに大きい。色々場所から見ても、意味が分からなかった。
だれかこの標識の分かる人はいませんか?


 交差点の青色のサインはなにか?



人形町は歴史的な町なので、何代も続いているような飲食店がある。
しかし今回は敢えて、老舗の店は取り上げなかった。
人形町の商店街がある大通りの一方は水天宮前で、交差点の向かい側に水天宮が見える。久し振りに水天宮に行ってみた。

11月15日が「七五三」なので、小さな子供を連れた親子連れが多くいた。
入口左側にはカッパ像が立っている。カッパは「安産」祈願らしい。
私は七五三も安産も関係無いので、お参りもしないで出て来てしまった。


 水天宮の「カッパ」



人形町の名物は、道路の両側に設置されている「カラクリ人形」だと思う。
道路の左右に、2基づつのカラクリ人形の櫓が組んである。
町の名前にもなった「人形」が、こんなところに生きている。

1時間おきに櫓の窓が開き、人形が躍ったり、落語を語ったりする。
観光客もあまり気が付いていないのが残念だ。
暗くなってからのカラクリ人形の方が、雰囲気が倍加する。


 人形町の「カラクリ時計」



人形町は食べ物屋が非常に多い。
昼時になるとサラリーマンがどこからともなく表れて、人気のある店の前には行列が出来る。老舗も多いが、新規開店も多い。
そんな中で私がたまたま開店日に行った、人形町交差点そばの「うどん屋」がある。

店名は「おにやんま」であるが、その謂れは分からない。
今回の徘徊でその店の前を通ったら、10人以上が並んでいた。
値段が安く美味しいので、「やはり人気が出たか」と嬉しかった。


うどん屋「おにやんま」



(おまけの話)【中華そば】
昼時になったので、入る店を探してブラブラした。
すると新規開店したばかりのような、「中華そば」の暖簾が目に入った。
白い暖簾には簡素に「中華そば」、そして店名の「はし本」だけが書いてあった。

私と同じ苗字の人がオーナーと分かり、親しみが沸いて店に入った。
入口で食券販売機で「醤油」(680円)を選んだ。


 中華そば「はし本」



全席がカウンター方式で、席に座ると割合に早く中華そばが出て来た。
出て来た中華そばを見て驚いた。
普通は入っている「シナチク」(メンマ)、「ネギ」が無い。

最近、流行りのノリも無い。小さなチャーシューが3切れだけだった。
「鳴門も欲しい」とは言わないが、あまりにサッパリし過ぎている。


具の無い中華そば(680円)



目の前に「お知らせ」が貼ってあった。
そこには「ご遠慮なく、スタッフにお申し付けくださいませ‼ 当店では、スープを楽しんで頂く為に、トッピングは別皿でご用意しております。白ガリ、特製酢はお口直しにお召し上がりください 店主」と書いてあった。

麺は細麺で硬めである。豚骨でないのが気に入った。
スープも自慢するだけあり、まあまあ美味しかった。
でもメンマとネギはスープを味わう上でも、私は必要だと思うがなー。


トッピングは別料金


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    青い矢印は、自転車用通り道ではないですか?
    ラーメンのトッピングがネギもメンマも100円とは、どうももひとつピンとこない、です。

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