33.4℃の暑さの中を、自然を求めてお台場から東京ビッグサイトまで歩いた。
少し前は雨の中を日比谷公園から「あかつき公園」まで歩いて、花の写真を撮った。
マンションの友人からは、『雨の中をよく行けますねー!』と驚かれたばかりだ。
今回のことは彼にも話していないが、話せば多分、バカにされるだろう。


ダイバーシティ近くのアガパンサス



人は時として、「勢いでやってしまう」ということが起きる。
今回の私がそれだ。別に体力も気力に自信があるわけじゃない。
逆に最近は体力、脚力の衰えをシミジミと感じている。
健康のためには、「少し早足で歩くのが良い」という説を少しだけ信じている。


ユリの一種「ヤブカンゾウ」



歩き出したら、ダイバーシティのそばでアガパンサスが咲いているのが見えた。
紫色が多いが、少しだけ白もあった。
花が目立つように構図を考えたが、アガパンサスが風で揺れて撮り難い。
この暑さの中で、花を愛でる人は見当たらない。


ヤマボウシが日影を提供してくれた



その先のダイバーシティ前の、ユニコーン・ガンダムを横目で見て先に進む。
いつもなら大勢の外国人観光客で賑っているのに、この日は少ない。
置き忘れたのではないだろうが、ひと気のないところに電動キックボードが置いてあった。思わず花壇の花を入れて、写真をパチリ。


電動キックボードと花壇



右手奥に黄色い花の群生が見えたので、近寄って見る。
お花畑のような場所に植えられているのは、「ヤブカンゾウ」というユリだった。
ここだけが少し日影になっていて、少し休んで持参した冷やした麦茶を飲んだ。

その日陰を作ってくれているのは、1本の「ヤマボウシ」だった。
その後ろには他の場所ではとうに終っている、紫陽花「アナベル」が咲いていた。


クローバーの「原っぱ」が広がる



日差しが強くなり、ドンドンと気温が上がって来た。
暑い! 持参した氷入りの麦茶を飲む。残りが少なくなって来た。
この先も自販機があった覚えがない。もう東京ビッグサイトまで日影が無い。
クローバーの「原っぱ」が、涼しい時期と違い暑苦しく感じる。


 水道の水は生ぬるい



「夢の大橋」に来た。
ここまで来れば、もう東京ビッグサイトも近い。
中空のビル「TOKYO BAY COURT CLUB」の中空の中に東京ビッグサイトの建物が見える。道路を渡ると小さな木々が、少し涼し気に私を誘う。
そこに駆け込む。水道があったが、生ぬるい。



(おまけの話)
この暑さの中をお台場まで行ったのには理由がある。
お台場のヒルトンホテルで行われた「三越伊勢丹G」の株主総会に参加するためである。数年前からどこの会社の株主総会でも、出席者にお土産を出さなくなった。

暇人の私はお土産など無くても、その機会に「社会参加」をしている。
株主の質疑応答が始まったが、どうでもいいような質問を長々とするオバサンがいて、嫌気がさした私は会場を出た。


「自由の女神」



冷房の効いている部屋から出たばかりなので、外は暑くないように感じた。
家に戻るには早いし、まだランチにも少し早いので、東京ビッグサイトまで歩くことにした。先ずはお台場の定番である、自由の女神とレインボーブリッジの写真を撮った。

そして歩き出して気が付いた。いつもと違い、ほとんど観光客が歩いていない。
間もなく気が付くのだが、この日は33.4度の気温で、体温に近付いて来ている。
暑いので観光客は建物中にいて、外に出て来ないのである。    


 「ユニコーン・ガンダム」



ダイバーシティのユニコーン・ガンダムのところに来た頃には、私も汗が出て来た。
ガンダムの周りには、観光客が数人しかいない。
開き直って歩いて行ったが、地面はコンクリートの照り返しで暑い。
「夢の大橋」に来た頃には、もうヘロヘロだった。

熱中症を気を付けなければいけないと思いながらも、先に進むしかない。
やっと東京ビッグサイトが見えて来たので、途中のサイゼリアに入ってランチにした。
ここにも涼とランチを求めて、大勢のサラリーマンが来ていた。しかし暑かった!


「東京ビッグサイト」


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. 熱中症(Y)
    熱中症(Y)
    返信

    今朝の暑さは庭に洗濯物を干すだけで汗が出てきた。
    ブログを読み進めるうちに何故か汗が出てきた。年寄は暑さに弱く、気付かぬうちに熱中症になっている事もあるらしい。夏の「徘徊」には十分な対策が必要ですよ。

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