アルスーアを巡礼者たちが歩く

一世一代の石柱をスペインに建ててから、夜の講演会まで時間があったので近くのカフェで休むことにした。
武部さんご夫妻と観光局長も一緒だ。
野外にあるカフェはいつも気持ちがいいものだ。


野外のカフェはいつも気持ちがいい

講演会は町の音楽院で開催された。

今回で3回目の講演会。
聴講者はみな興味深く聴いているようではあったがどうだろう。
何しろジョークを言っても通じない。


Conservatorio de músicaにて

ヨーロッパの人々の日本の一般的イメージは良質の車や家電など、あるいはアニメや侍のイメージだろうか。
おそらく日本に来たこともない人ばかりだと思う。

そんな国にここの巡礼路ととても似ている道が日本にあるということにどこまで興味を持つだろうか。
団長の話を聴いてひとりでも「いつか行って歩いてみたい」となるように願うばかりだ。


音楽院の建物から外をみる


無事講演がおわって一息・・・

無事にこの日の講演が終わって夜も9時過ぎになっただろうか。

観光局長は、「私は講演会が終わったら直ぐ帰りますが、昼に行った屋外カフェが夜はレストランになっているので、ご馳走するから行って町に付けて下さい。」とうれしい申し出。

そこで宿から徒歩8分の昼間のカフェ(Bar Os Casqueiros)に行くのだが、そこはもう大変混雑しており、席が無い。
事前に町から座席予約されてるかと思いきや全く店には通じていなかったのだ。
スマホ翻訳しても全然埒があかない。

そこで僕は自腹でも仕方ないから、そうならば3人で割り勘にしよう。とにかく座席を確保してドンドン注文しようと提案。
まだ酒が入っていなかったが、もし酔っていたら「俺が奢る」と言っていたかも。まるで「酔ったら無い地所も売るオヤジのように」。
とにかくこんなバーみたいなところで事前予約ができると思えなかったし、局長はこんな遅くに我々がもうこの店には行かないかもと思って伝えなかったのかもしれないと思った。

ただ夜遅いのに多くの人で賑わっているこんなところで、早くワインでも飲みたいと思うのであった。


Bar Os Casqueirosにて

酔いに任せて沢山注文しすぎて、団長は近所のテーブルに四国パンフとオカズを持って回ること始める。


注文しすぎて・・・

この日の夜はフライデーナイトだったためか、若い人中心に随分と盛り上がっていた。

そのうち場が盛り上がって、掛け声がかかるようになった。
もちろん何を言っているのかわからない。
通訳をしてくれたはる奈さんはもう家に帰っているので意味不明。
それで僕も「バカヤロー」と音頭をとって掛け合いの仲間に入った。


大盛り上がりの様子がこちら。



この日は夜11時頃すぎまで大盛り上がり。

時機にもう帰ろうということになって、恐る恐る会計を頼んだら、店長らしい人が出てきて「全て無料です。観光局長からいわれています。」と言われてホッとした。
きっと店は何も聞いていなかったのではなくて、我々の話が通じなかっただけだったのだ。

夜の町を歩いて宿に戻る。

今回の宿は今回建てた石柱の真向かいにあった。
だいたい我々が今回泊まった宿はここまでは1泊12〜15€。
この宿のように相部屋が普通だ。ここは2段ベットが9個の18人部屋となっていた。


一行の70代の年配方は騒がしくしているのを見て哲心、菊川くんは周囲に恥ずかしそうにしている。
そこで同室の女性に詫びを入れることにした。


女性に詫びを入れたついでに記念撮影

さて、明日はいよいよサンタ・コンバという町で最後の講演会をしてからサンティアゴ・デ・コンポステーラにはいる。

【第5日目(1)】サンタ・コンバで最後の講演


農業もゴルフも続けるのだ! りっきー

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伊達の経済界を引退後、会員制農園の経営者であり、農家になる。だいぶ自由が利かなくなった体に鞭を打ち、毎日の農作業とゴルフに励む。

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