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じもとブロガー
愛と感謝の日々
前回のダイジェスト①詳細〜骨折から絵の封印解除へ
骨折×事故×骨折の3年間で暮らしの危機
2019年 利き腕の太い骨を骨折
2020年 事故で肋骨骨折と肺挫傷,右肩負傷。
2021年 利き手小指第二関節を骨折
力が入らずパンたちを沢山作れなくなり暮らしの危機に直面。手首の角度が戻らずクッキーを伸ばすことができない。特に小指は一年近く経つ今も腫れていて細かな作業に差し支える。力も以前のように長持ちしない。何でも手作りのパン屋にとっては致命的な事ばかりで、なんどもう無理かな、土地売らなきゃかなと思ったか。
皆様に楽しんでいただいていたあの感動の干し芋や無農薬みかんたちも仕入れることが叶わず、自営業は危機的状況でした。
子供への仕送りのためバイトを兼業していたのが幸いで、骨折中も出来る事をさせていただけたのでなんとか生きて来られましたが、本当にギリギリどころかいろいろアウトで、どう考えても今までと同じようにはいかない。なんとかしないといけない。必死で考えました。
骨折中に他の仕事の面接に行っても採用してもらえないですよね💦それでどうしようもなくてそれでも何か方法はないかと自分でできる事を探したら、封印していた美術専門学校卒の絵の心得がある事を思い出しました。
道具はある、紙もある、力がなくてもなんとか描ける。
縋る思いと希望を託し絵を再開してみました。最初は細かい作業ができないので、子供たちのお古のクレヨンで描き、昔の画材を引っ張り出して描いてはこれをどうしようかと考え・・・。描けなくはないけど、絵ってそんなに売れるものじゃないよね?他にプロ山ほどいるよね?と自問自答する日々でした。
氷紋アーティストという言葉が生まれる。
他にも何か,と術を探し、ほぼ記録兼趣味でもあった撮りためた写真を掘り返していたら、いつか世に出そうと思っていた美しい窓の霜「氷紋」があったのを思い出しました。−15℃を超えるとキレイな花が咲く窓の霜が美しくて、薪ストーブに火を入れるのも忘れて悴む手足でフレームに収めた沢山の氷紋写真は、朝日を浴びて輝き、後光が差したように見える美しいものでした。見つけた時の驚きと喜び、そして恍惚感までもが甦り、白黒だったので加工アプリで色をつけてみたところ、キレイなアートになったので、デジタルアートとして販売を始めてみた所、出展のオファーをいただくようになりました。
2021年5月頃 絵を再開しSNS発表や販売を始める
7月 カルーゼル・デュ・ルーヴルで開催のサロンアートショッピングパリという大規模な国際展示会への出展オファー
8月 上野の森美術館出展オファー
2022年 9月 フィレンツェビエンナーレにちなんだイタリアでの展示会出展オファー
他にも、まだ検討中ですが国内の展示会参加のお誘いが続いていてありがたく、きっかけとなった窓の霜、氷紋のアートは私のライフワークとして位置付けられ、もうこれだけ描いていられればいいかななんて想いが湧くくらい、美しく神々しい氷紋は私の中に定着しました。キレイなものに心奪われる属性も、それを形にしたくなる習性も、この美しいものを世に出すためだったのかなと思うくらい。
氷紋アーティスト、という言葉が脳裏に浮かんで、それカッコイイな!とワクワクしました。
伊達大滝の自然から生まれた氷紋アートが企業さまの目に留まり、ご評価いただいて海外への貴重な一席を賜りましたが、前述の通りの赤貧状態で足掻いているワタクシには、海外への費用を賄うことなど到底できません。お話を伺いながら、左脳では絶対無理だと既に思っていました。
誰がどうみてもそう思いますよね。でもここから変化が始まったのです。
長い!3年分をまとめるのムズイですが、今挑戦している絵を海外に届けるためのクラウドファンディングは不可能を可能にする挑戦で、最後までしぶとくあきらめず足掻いてみたい、そう思うほど氷紋アートは美しいので、記録のご報告は続きます。
続きはまた明日、と前回言ってログインできず1日遅れたので(ごめんなさい)今回は言わない,と思いましたが違う、有言実行に向けて練習なんだから!再チャレンジさせてください。続きはまた明日!どう変化が起きたのかどうぞお楽しみに!
氷紋アートをルーヴルに届ける挑戦の詳細は下記リンクからみられます!
むしゃなびトップページ右にもリンク出没します。キレイと驚きを見てね!
記事の問題について編集部に報告
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引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/tennenya/blog2/life/entry-19201.html
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