(2013年9月24日))「ブログ閉鎖中の話題」

(ベトナム報告の最終回)

早いもので、ベトナムに来て3ヶ月が経ち、今日がこの国での最終の日となった。
こんなに長く居るとは思わなかったので、来る前にとりあえずベトナム大使館で3ヶ月のビザの申請をして、飽きたら1~2週間で帰るつもりでいた。



日本から持参したスニーカーが壊れたので、ベトナム製を買った。                 (約3000円)

そのビザが切れる日が9月25日である。
だからどうしても今日は日本へ戻らなければならず、これ以上滞在すれば「不法滞在」となってしまい、逮捕されるかもしれない。




大混雑の市場もいまでは懐かしい。


滞在中は思い掛けない事件も何回かあった。
生徒達の故郷の田舎の村で、昔の日本にも出会った。



若い生徒達に日本語を教えて、逆に私が若さをもらった。

教室では、燃えるような瞳を持った希望に満ちた若者達を見た。





スーパーでは大量の大きい袋入りの「味の素」が売られている。 店でも家庭でもみんな使っている。

道路を走るバイクに驚いていたが、そのバイクの後ろに何度も乗せてもらった。
渋谷のスクランブル交差点で外国人は驚くが、ベトナムの交差点はそんなものではない。殆ど芸術的でさえある。ブルーの部分をクリックして、驚いて欲しい。


当初は不衛生と思って食べられなかったベトナム料理も、どんな店でも食べられるうになった。






バイクの洪水。いまではこんなところでも1人で渡れるようになった。



結婚をして初めてこんなに長期に家を空けた。
そんな家族とホーチミン市で再会し、その時に「家族というのはいいなー」と感じた。




豊かな日本から来た家族と会い、お土産の「木村屋総本店のアンパン」を自分のホテルに戻って、日本茶を淹れて1人でシミジミと味わって食べ、日本に戻れる境遇の自分に感謝した。



ホーチミン空港へ私は家族を出迎えに行った。 レジャーとして、見物に来ている人もいる。



今になって思い起こせば、色々なことがあった。
でも、それらはみんな楽しい思い出になっている。
この年になって、「人の役に立てた」と思える経験が出来たことに感謝している。



人生の終盤でこんなに刺激的な生活が出来るとは思わなかった。
よく年寄りが「冥土の土産に」と言っているのを聞いたことがあるが、私の場合は本当に「良い冥土の土産が出来た」と思っている。




駄菓子を自転車で売る。 この国の女性は働き者ばかりである。




本日の深夜の0時10分発のベトナム航空で日本に戻る予定である。
長い間、「ベトナム通信」を読んで頂いた方々に感謝します。



そして、少しでもベトナムの事情を理解して頂き、これを機会にベトナムに関心を持って頂けたら幸いです。  Xin chao! (シンチャオ・さようなら)



ドラえもんはこの国でも子供に人気がある。 (スーパーの本屋で)

(おまけの話)
ベトナム人はお土産やプレゼントが好きである。
先生の事務所にいると、それがよく分かる。



休みの日に故郷へ帰っていた生徒は、月曜日に故郷のお土産を持ってやって来る。
企業の面接に合格して日本へ出発する前の生徒達からは、「さよならパーティ」のお誘いがある。





お土産用にベトナム製のインスタントコーヒーを大量に購入した。

また、担任の先生には生徒から豪華なプレゼントがある。
だから、職員室はいつも生徒から届いた食べ物で溢れている。


私もたまにプレゼントをもらう。小さなものなら良いが、大きなものは困る。
日本へ持って帰れないし、飾り物は我が家の趣味が違うので持ち帰っても飾れない。





生徒からのプレゼント(1000×1000mm)「伝統工芸の漆の絵」 (市価では400ドルくらい)

「私達の気持です」と言って、生徒が大きな額入りの漆で書いた絵を持って来た。これには困った。


ミン・ドゥック副校長に相談して、新しい校舎のどこかに飾ってもらうことにした。それは「私の気持ちです」。




何度も飲んでいる内に、スイカのジュースが好きになった。


























伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,396,080

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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