東京のコロナ陽性者数が増え続けている。
これは寒くなり、空気が乾燥して来たからだと思う。
その意味では、インフルエンザが流行する時期と合致している。

新型コロナウィルスが流行したら、今シーズンのインフルエンザが流行しなくなった。これはインフルエンザが遠慮したのだそうで、これを「ウィルス干渉」と言うらしい。


海鵜か?、川鵜か? 墨田川は海に近いから海鵜かもしれない。


12月31日には陽性者は1337人にもなり、政府は慌てただろう。
また1月になり、1都3県の首長が政府に緊急事態宣言を出すように要請した。
その結果かどうかは不明だが、1月7日に政府は緊急事態宣言を発出した。

前回の緊急事態宣言の後には陽性者が減ったのは確かだが、そうなると今回も減るだろう。しかし解除すれば、また増える。これではなんの解決にもならない。
結局は日本人が集団免疫を獲得するまで、コロナは収まらないのだろう。


鴨が越冬の為にやって来た(ホシハジロ)


製薬会社のホームページによると、【わが国では、感染症を取り巻く状況の激しい変化に対応するため、これまでの「伝染病予防法」に替えて、 1999年4月1日から感染症法(正式名称:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)が 施行され、感染症予防のための諸施策と患者の人権への配慮を調和させた感染症対策がとられています】と、あった。


日本橋の庶民的な豆腐食堂はコロナのせいで、6月から休店。


それによると「感染症は一類から五類」まである。
我々が知っているような病名を探したら、次のようなことが分かった。

一類が一番危険で、ここには「エボラ出血熱」、「ペスト」が含まれている。
二類には「結核」、「SARS」、「鳥インフルエンザ」など。
三類には「コレラ」、「腸チフス」、「細菌性赤痢」。
四類には「デング熱」、「狂犬病」、「マラリア」。
五類には「日本脳炎」、「HIV」、「梅毒」、「インフルエンザ」。


「アマビエ」もコロナには勝てなかったか?


私は専門家ではないので危険度が良く分からないが、コレラより結核の方が怖いとは知らなかった。
そして今回の新型コロナウィルス(COVID-19)は第2類に入れられた。

更に政令により第1類の扱いとなっている。
だからテレビで見るように、医師が厳重な防護服を着て治療に当っているのである。これを「インフルエンザと同じ第5類に変更すれば、医療崩壊は起きない」と医療関係者が言っていた。


伊達市から届いた「帆立貝」は小さめだった。


多くのPCR陽性者は全く自覚症状も無く、普段となにも変らない。
それを隔離してしまうのだから、「新型コロナウィルスは怖い」とみんなが思うのは当り前である。更にそれをテレビで煽るのだから、困ったものである。

そういう私も「今日の東京の感染者数」というのを手帳に書き留めているのだから、他人のことは言えない。10年も経てば、「あの騒ぎは何だったんだろう?」となると私は思っている。


「勝どき大橋」を渡る「東京BRT」の2両編成車。


(おまけの話)
少し専門的になるが、PCR検査は喉の粘膜からサンプルを取る方法と、唾液から取る方法があり、それを何倍にも増幅させて試液に反応させて検査するらしい。
その増幅倍率を「Ct値」と言い、台湾では35未満、中国では37程度である。

日本では米国と同じく40~45と高く設定されているので、敏感に反応してしまう。そうすると当然のように、偽陽性が増えてしまうのである。だからCt値を下げた方が良いとニューヨークタイムスが専門家の意見を報じていた。


コロナで経営上の問題で売りに出されたか?


では台湾などで行われているCt35というのは、どういう意味か?
これは元の検体を350億倍に増幅したものである。
日本のCt40というのは、元の検体を1兆倍にしたものである。

これではたった1個のコロナの死骸にも反応してしまう。
だから陽性反応が増えているし、偽陽性も増えるのだそうだ。
せめて台湾、中国並みのCt値にすれば、感染者数の比較も出来るのだが・・・。


コロナのせいで、「はとバス」は商売上がったまま。


新年になって東京都で、PCR検査で陽性になった人数は元旦が783人、2日は814人、3日は816人、4日は884人、5日は1278人、6日は驚きの1591人、緊急事態宣言が出た7日は更に増えて2447人だった。
そして、東京都の5日までの新型コロナウィルスによる死亡者は648人である。

一方で比較するのも変だが、消費者庁の発表によると、昨年の1月に全国で餅を喉に詰まらせて亡くなった人は1300人以上もいる。東京でコロナで死んだ人の2倍の人が、餅を喉に詰まらせて死んでいるのである。


外出自粛で駐車違反は取り締まらないか?


新型コロナウィルスと餅の関係が面白い。
その共通点は、どちらも65歳以上の高齢者が死んでいるのである。
高齢者は癌もあるし、脳梗塞もある。新型コロナウィルスだけを特別扱いは出来ない。

更には持病を持っている人が多いし、私だってアチコチと悪くなっている。
だからコロナで死ぬことも、特別なことと考える必要が無いように思えて来た。


銀座で見掛けた「日本郵政」の電気自動車


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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