「ブログ閉鎖中の話題」(2015年5月20日)


今回のテーマは「国際結婚」である。
私の近い親戚には、国際結婚をした者はいない。
亡くなったオヤジの遠縁の親戚が、むかしアメリカに移住した。
51年前に私がNYに行った時に会ったことがあるが、その人はメキシコ人女性と結婚していた。



ベトナムの旧正月の風景


私の子供の頃に国際結婚と言うと、進駐軍のアメリカ兵と水商売の女性との結婚くらいしかなく、現在のような普通の人が外国人と結婚するなんて考えられなかった。アメリカ兵と結婚してアメリカに渡った日本人女性は「戦争花嫁」と言われ、アメリカでも相当に苦労したようである。



ベトナムに戻った実習生が写真を送ってくれるが、説明が良く分からない。キリスト教会のようだ。


私の女房の知り合いには国際結婚をしている人がいる。
1組は日本人男性と、イギリス人女性のカップルである。
ある時、私はその女性に質問した。「イギリス人男性と日本人男性は結婚するならどちらが良いですか?」。
その質問で私は怒られてしまった。「私は今の主人しか知りません!」。



町で見掛ける立ち食い食堂


もう1組は日本人男性とイスラエル人女性のカップルである。
旦那はかなり有名な芸術家で、ご近所だったのでパーティに呼ばれたが、そこには有名人が来ていて私たちはどう振舞ったらいいのか迷った覚えがある。
そのイスラエル人の奥さんは私が社会科の教科書で学んだ覚えがある、イスラエルの「キブツ」の育ちと聞いて驚いた。



ベトナム人女性を結婚して、ホーチミン市で披露宴をしたYさん夫婦。ジーパンで参列するのは普通である。


次は日本人とベトナム人の国際結婚である。これが最近、増えている。
組み合わせはベトナム人留学生や研修生の女性と日本人の会社員の結婚である。
ベトナムから日本に来ている研修生は素直で優しい。背も低く、可愛い感じがする。

(現地の男性の話)
「結婚するまでは優しいが、結婚した後は怖い」、「浮気などしたら、あそこをちょん切られた事件がある」。



Bちゃんが田舎に帰った時に送ってくれたお盆?の飾り付け。


しばらく前から日本人女性が相手に求める理想が高くなり、日本人男性は結婚出来なくなった。
その隙間を埋めるように現れたのが、ベトナム人留学生や研修生である。
日本語を勉強してベトナムから来ているので、特に工場で働いている日本人社員には都合が良い。


Hさんが送ってくれた旧正月の橋のライトアップ。


そうして生れたカップルが、最近、ベトナムで結婚式を挙げたという連絡をもらった。連絡をくれたのは3年間の研修を終えて、今年の3月にベトナムに戻った元研修生の女性である。

今までは中国人研修生の女性と日本人男性の結婚が多かったが、これからはベトナム人女性との結婚が増えると思う。 国が移民政策などしなくても、足元では着実に国際結婚という形で移民が増えている。



KAIZEN日本語学校のポスターのS社長とA先生


(おまけの話)
女性と男性が同じ場所で働くと、いつも上手く行くとは言えず、どうしても揉めることが起きる。あるベトナム人女性の研修生のグループが、3年間の予定で日本の地方の工場に働きに来ている。

その職場の日本人従業員は年寄りばかりなので、男女の問題は無かった。
しかし、ある時、途中入社で30歳台の独身の日本人男性が現れたらしい。



田舎のお寺らしいが不明。



ベトナム人女性たちは、親切なその男性にみんなで日本語を習おうとしていた。
ところが男性はその中の1人の女性が気に入ったらしく、彼女にばかり声を掛けるようになった。そして、お決まりの仲間割れである。



どこかに遊びに行ったJちゃん。


私には双方の女性からメールが来て、色々と訴えるのだが、日本語が満足でない上に、このような難しい問題は困ってしまった。
双方に色々とアドバイスをしたのだが、どうも仲違いしたままで3年間を過ごすことになりそうだ。その後、その日本人男性がどうしたか分からない。



最後はホーチミン市で私が見掛けた葬儀風景


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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