あれは何だろう?

コロナ、コロナで今日も終る。
明日もまた、コロナで始まるのかと思うと気が重い。
私のような高齢者には人生の残り時間が少ないのだから、早くコロナが収まって欲しい。そしてどこか良い温泉にでも行って、ゆっくりと湯に浸かりたい。

築地場内市場の跡地を上から見る。

毎日、出掛けてはいるが「公衆トイレが危険」と思っているので、外でトイレに行かないで済む時間内に家に戻って来る。だからあまり遠くには行けないのである。せいぜい3時間、頑張っても4時間である。
最近は気温が高くなって来たので持参したお茶など飲むと、滞在時間はもっと短くなる。

奥の方に４つの門型のものが見えるが、なにか分からない。

それに比例して、家で過ごす時間が増えて来る。
そうすると気晴らしに、窓から外を見ることが多くなる。
ある時、元の築地場内市場の跡地に奇妙なものを見付けた。
4つの門型のような形の中に、黒い筒のようなものが見える。
「なんだろう？」と気になっていた。

築地大橋の上から望遠レンズで撮影したが分からない。

ある日のTVニュースで、「駅伝花火」という話題を取り上げていた。
これは日本各地で医療従事者に感謝の気持ちを表すために、花火を打ち上げているそうだ。

しかし「3密」を避ける為に、場所と時間は非公開なので、「その時、そこにいた人だけ」が楽しめるイベントだそうだ。私は「もしかして、これがそうかも？」と思った。

家で画像を拡大して、自動洗車機だと分った。

カメラの望遠レンズを見ても、良く分からない。
そこで築地大橋の上に行き、少しだけ見える場所から望遠レンズで撮影した。
築地市場跡地はぐるりを壁で囲まれているので、近くには寄れない。

望遠レンズで撮影した画像を更に拡大してみたら、「CYCLONE BEST」という文字が見えた。これをネットで検索したら、なんとこれは大型バス用の自動洗車機だったのである。

以前から大量の同じ形の車が駐車している。

この洗車機の前の方に、以前から大量の同じ形の車が駐車している。
それにこの車は駐車したままで、動くことはない。
これも撮影して家で画像を拡大したのだが、良く分からない。
デザインもオリンピックではないようだし、「TOUKYO 2020」の文字も見えない。果たしてこの車は何だろうか？

これも築地大橋から望遠レンズで撮影したが分からない。

でもこの場所はオリンピックの時にバスの駐車場になるはずだし、大型バスの洗車機があるところを見ると、小型車は役員とか関係者が使う車ではないかと思っている。この様子はマンションに住んでいるから分かるので、近くを歩いている人でも知らないはずだ。

コロナで外出に制限があるが、せめてこのくらいのお楽しみでも無ければボケてしまう。しかしあと2ヵ月と迫った東京オリンピックは、今のような状況で開催できるのだろうか？

家で画像を拡大してみたが分からない。

（おまけの話）
東京タワーのライトアップは以前から行われていて、朝起きた時に見ると消えていた。だから何時に消灯しているのかを知らなかったので、調べてみたら0時だった。

これはコロナの前までのことで、コロナ後は変更になっていた。
東京タワーの展望台に上るのは、エレベーターか、外階段を歩くしかない。

外が暗くなり竹芝桟橋方面を撮影した時は、東京タワーは点灯していた。

私は東京タワーが完成した1958年の時は高校1年生だった。
この年に1万円札が発行されたり、売春禁止法が施行されたりした。
また巨人軍に入団した長嶋茂雄選手が、4打席4三振をしたことでも有名な年である。もう63年も経っているので、相当に老朽化しているのではないかと思う。

5月は「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」

話を戻すと、最近は東京タワーの消灯時間が早まり、午後8時にはライトアップが消える。
これは緊急事態宣言により、東京タワーが営業を休止しているからのようだ。
それでも4月24日までは午後8時までは営業していたが、4月25日以降は全面休業となった。

夜に窓から外を見ると、東京タワーのある辺りが闇に包まれている。
「あるべきものが無い」というのは、寂しいものである。

午後8時になると消灯する。

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