心の伊達市民 第一号

5月28日の政府の発表で、緊急事態宣言が6月20日まで延期となった。
世の中の人は自分の身内や知り合いにコロナで亡くなった人でもいない限り、今が「緊急事態」とは思っていないのではないだろうか。

テレビなどの報道機関がコロナを煽り過ぎた上に、政治家、官僚、日本医師会会長までもが自粛を守っていない中では、彼らは本当は「コロナは大したものじゃない」と分かっているのではないかと疑ってしまう。



日比谷ミッドタウン前の「ゴジラ」


私が最後に映画を見たのは4月で、「ビバリウム」という不思議な映画だった。
それ以降は映画を見ていないので、「ヤク切れ」みたいな感じだった。
仕方ないのでPCで「SHORTSHORTS」という無料の短編映画を見ていた。

しかしPCが壊れていて音声が出ないので「音無し」で見ているのだから、臨場感に欠ける。映画は短編なので、せいぜい15分から20分の作品で、字幕だけで楽しんでいたが物足りなかった。



ミッドタウン日比谷の4階に映画館はある。


6月1日になり、やっと映画館が開いた。
そもそも今までは「演劇はOK、映画は駄目」の理由が分からない。
劇場では役者が観客に向って大声でセリフを言う。当然だが、役者の唾が客席に向かって飛ぶ。

一方の映画はスクリーンに向って全員が座って、静かに映像を観賞する。
どちらがコロナに対して危険かは、子供でも分かる。
「映画館は駄目」と決めた役人は映画を見たことが無いのだろう。



4階へのエスカレーター


今回の期待の映画はアンソニー・ホプキンスが主演の「ファーザー」である。
この映画でアンソニー・ホプキンス(84歳)はアカデミー主演男優賞を獲得した。内容は「痴ほう症の老人の話」である。
詳しくは映画好きの人の為に、ストーリーはここでは書かない。
でも自分のことを考えると、かなり身につまされる。



「ファーザー」・・・★★★


この映画はなぜか緊急事態宣言下でも、渋谷の「BUNKAMURA」では上映していた。 私がいつも見る映画館はTOHOシネマ日比谷だが、なぜBUNKAMURAで上映してTOHOシネマでは上映しなかったのだろう。

客席数の関係か、或いはTOHOは「鬼滅の刃」で大儲けしたので余裕で休んだのかと邪推してしまう。BUNKAMURAは東急の経営なので、東急は電鉄、デパートなどで大赤字で、こんなところに差が出たのかもしれない。



ネットで予約した場合の発券機


TOHOシネマ日比谷が再開した初日の6月1日(日)に、ネットでチケットを予約してから映画館に行った。 今までなら3日前から予約が出来たのだが、コロナの影響か?、当日からの予約受付だった。

ところが劇場は私が予想していた日比谷ミッドタウンのスクリーンではなく、以前からある「シャンテ2」だったのは少しガッカリした。 この映画は私は期待していて、行ってみたら前後左右が空席の50%の座席はほぼ満席に近かった。
でも来ている人は高齢者ばかりだったが、コロナ対策はシッカリやっていた。



TOHOシネマズのキャラクター「ボブ」


映画の開始時間が11時55分からと、変な時間から始まった。
ランチを食べてからでは間に合わないし、映画が終ってからでは遅過ぎる。
まあ色々と文句があるが、久し振りの映画は良かった。

昔のテレビ映画の解説者として活躍した「水野晴朗」じゃないが、エンドロールが出た時に「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」と言いたくなった。



TOHOシネマズの売店「コンセッション」


(おまけの話)
2009年に和歌山県太子町のイルカの追い込み漁を扱った「THE COVE 」というアメリカのドキュメンタリー映画があった。この映画はかなり偏見に満ちた映画だったので、それに反論する日本映画が2本作られた。
「おクジラさま」と、「Behind THE COVE」の2本である。

2本目の「Behind THE COVE 」の映写会が、2015年1月22日に東京大学本郷校舎で行われると知った。そこで問合せ番号に電話したが出なかった。そこで、この映画の制作事務所である「八木フィルム」にメールで問い合わせをしておいた。
問い合わせ内容は「料金」と「申し込み方法」だった。



「THE COVE 」・・・★★


翌日になり私の携帯電話が鳴った。液晶画面を見たら、登録されていない番号だった。しかし画面に「折り返し」と出ていたので、私が電話した相手からと分かり、とりあえず出てみた。すると「八木です」と女性の声がした。
それは私が前日に電話した問合せ先の電話番号だった。

八木という名前と女性の声というところから、「Behind THE COVE 」の八木恵子監督だと分かった。少しうろたえる。私は長く人生をやって来たが、映画監督から電話をもらったのは初めてだった。



「Behind “THE COVE”」・・・★★★


彼女は「申込みは不要で、直接、現地に来て下さい。料金は無料です」と言った。私は事務所へのメールで『THE COVE も「おクジラさま」も見ました』と書いておいたので、彼女から質問があった。

「おクジラさま映画の感想は?」と聞かれて困った。
もう見たのは大分前のことで、覚えていないからだ。
仕方ないので「もう少し深掘りした方が良かった」と口から出まかせを言ってしまった。

彼女にしてみれば「ライバルの映画」になるので、気になったのだろうと思う。
突然、思い掛けない人から、思い掛けない質問が出ると、人は「うろたえる」のである。



「おクジラさま」・・・★★★


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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