私は6月9日に、第1回目のワクチンの接種を行った。
中央区の用意した集団接種会場に行けばもっと早く接種は出来たが、女房の希望に合わせてマンション1階のクリニックで行ったからだ。


女房は健康なのだが、病院で注射を打つと具合が悪くなることが以前にあった。
だから接種後に、すぐに家に戻れるクリニックを選んだのである。



中央区から届いた「ワクチン接種の説明書」


私だけ先に集団接種会場でワクチンを打ってしまえば、その方が良いのだろうと思っていた。毎日、出歩く私の方が遥かに感染のリスクが高いからである。
でも夫婦というのは難しいと、私は一方的に思っている。

「自分だけ先に打つの?」と言われたら、グダグダと言い訳をしなければならない。それが面倒だったのである。



マンション1階にある「東京タワーズクリニック」


6月9日の午前9時00分にクリニックに行った。
注射が打ちやすいように、Tシャツで行った。
医師は予め記入しておいた調査票を見て、すぐに注射をした。
少しチクリとしたが、すぐに終った。

でも夕方になり、注射をした方の腕を上げると少し痛かった。
翌日になって注射をした方の腕が少し痛い感じがしたが、それ以上のことは起きなかった。2回目の接種は6月30日である。



クリニックに張り出された「お知らせ」(ワクチンの追加入荷があり接種可能)


毎日のようにTVニュースで、「ワクチンを無駄にした」話が流れる。
貴重なワクチンなのに、全く腹が立つ。

「冷凍庫のコードが抜けていた」、「常温で放置した」、「予約したのに来なかった」など、誠にお粗末な話ばかりだ。驚くのは「接種済みの注射器とは知らずに、空気を注射した」となると、こんな人達が医療を行っているの?と、驚くしかない。



ワクチン接種後、出掛けた先でカメラで検温したら36.5度だった。


緊急事態宣言が延長になり、6月20までとなった。
ところが東京都は「デパートは再開」、「映画館は再開」、「公園は再開」、「博物館・美術館は再開」としたが、「酒とカラオケ提供の店は休業要請」とした。私は公園と映画館は元々、感染リスクは殆ど無いと思っていたので大歓迎である。



マンション3階の人工土壌の庭園


そこで振り返って考えた。
「まん延防止等重点措置」と「今回の緊急事態宣言」は何が違うのか?
これを調べて驚いた。

「緊急事態宣言」は政府が都道府県に発令するのに対して、「まん延防止」は各知事が対象期間、対象エリア、対策の内容を決定するのだそうだ。



「アベリア」(Google Lensで)


そうなると今までに、いつもこの両方の発令を受けていた東京都民には、どちらでも大した違いは無い。昨年の4月に緊急事態宣言が出され、それからズーとまん延防止と緊急事態宣言が続いているように感じている。

人生の終盤になり、こんなに自由を束縛される事態が起きるとは思わなかった。
最近になりアメリカで「新型コロナの武漢起源説」が再燃しているようだが、今頃になってでは遅い。



「フレンチ・ラベンダー」(Google Lensで)


(おまけの話)
評論家の池田信夫氏がワクチンに関して興味深い話を書いていた。
【ワクチンの成功例とされるイギリスやイスラエルでも、接種の始まった昨年12月から今年2月まで、死者が数倍になっている。この現象は多くの国でみられ、ワクチン接種でコロナに感染したという症例の報告はないので、これはワクチン接種で感染するADE(抗体依存性感染増強)のような生物学的なメカニズムではない】



「アリアケカズラ」(Google Lensで)


【1回目の接種だけでは免疫ができず、かえって感染しやすくなるといわれる。このため1回目の接種を受けた人が「免疫ができた」と思って活動を再開して感染し、スーパースプレッダーになるのではないか。その傍証は、インドやバングラデシュやフィリピンのような衛生環境のよくない国では、1回目の接種のあと死者が10倍ぐらいに激増したのに対して、感染を個人情報で追跡している韓国では感染が拡大していないことだ】



「アガパンサス」(Gppgle Lensで)


【超高齢化した日本の死亡率がそれほど増えないのは、最初に接種を受けたのが医療関係者なので、このような二次感染の影響が小さいためだろう。以上は統計データからみた推測で、医学的な根拠はないが、ここからいえるのは、1回目のワクチン接種で免疫ができたと思って活動を再開してはいけないということだ。2回目の接種で免疫ができるまで、安心してはいけない。この点を政府が周知徹底したほうがいいのではないか】。

コロナに関しては色々な情報が飛び交い、どれが正しいか今は分からない。でも2回目の接種で免疫が出来るまでは安心してはいけないのは確かだ。



「タチアオイ」にミツバチが来ていた。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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