ブログ閉鎖中の話題(2018年8月8日)


夏になると東京のアチラコチラでお祭りが行われるが、毎年のことなので撮影も億劫になっている。
7月になり町内を歩いていると、「住吉神社の祭礼」というポスターが目に付くようになった。

マンションの入り口を入ったところにもそのポスターが貼ってあるが、マンションの管理組合ニュースによると現在の住吉神社の氏子総代はこのマンションに住んでいる。そしてマンションの自治会の会長をしているらしい。会計報告を見ると、「エー!」と驚くほどの巨額の寄付金をマンション自治会から出している。



月島もんじゃ通りを行く「獅子頭」。


まあ、祭りというのは「お金を出せる人が出さないと、続けられない」というのは分かる。
歴史を繋げるということは熱心に取り組んでくれる人達と、お金を出す人がいないと消滅してしまう。

マンションに住む人にとっては、「ここが地元」という認識が薄いので、寄付金に文句を言う人もいる。
私は写真を撮ることもあり、寄付金には賛成である。



マンションの下の清澄通りを渡る「獅子頭」


今年の住吉神社のお祭りは、3年に一度の本祭りである。
近所に住む中高時代の友人のOさんはプロのカメラマンで、今回の祭りの撮影を依頼されている。

Oさんから神輿の巡行の予定表を送ってもらい、その時間に合わせて私は近所で撮影することにした。
なにしろ今年の夏は暑いから、年寄りは無理をしてはいけない。無理すると、早目のお迎えが来てしまう。



お神輿にはバケツで盛大に水を掛ける。


先日、我が家に来たベトナム人社長は「東京の暑さにやられて、熱中症になり一日中、寝ていた」と言うく
らいで、南国のベトナム人も参ってしまう暑さなのであるから異常だ。

そんなこともあり、私は無理をせず、マンションの近くにお神輿が来たら外に出て行くことにした。
幸いに我が家の窓から、勝どき駅方面からこちらに向かって来るお神輿が見える。



巨額の寄付をしたので、私の住むマンションの玄関まで来て休むお神輿。


友人のOさんがメールで送ってくれたお神輿の巡航予定表を見ながら、部屋の窓からお神輿の来るのを待つ。お旅処を出たお神輿は新島橋を渡る。そこが私の狙い目だった。
私はここへ越して来て、初めて「お旅処」という単語を知った。

「お旅処」というのは神様がお休みになる場所のことをいう。
神輿が神社を出る時は宮出と言って、神様が神輿に乗る儀式を行う。
だからお神輿が出ている時には、神社に神様は不在となる。 これも恥ずかしながら、初めて知った。



町内一周をして、新島橋を渡って戻るお神輿


神様もお神輿に乗りっぱなしだとと疲れるので、「お旅処」で休んだり、一夜をそこで過ごすのである。
この日はテレビで「不要の方の外出はお控え下さい」と警告していたが、結局は好奇心に負けてしまい、暑い中を月島のもんじゃ通りまで撮影に行ってしまった。

家族は呆れて玄関にいる私の背中に向かって、、「熱中症になるわよ!」と叫んでいる。
その後はさすがに暑さには勝てず、家の中と1階マンション前だけの撮影となった。



翌日の早朝7時に船渡御が行なわれた。


翌日の朝は神様が船に乗って、旅に出ることになっていた。
そこで私は勝鬨橋で「船渡御」がやって来るのを待った。
住吉神社近くの船着き場から船渡御はやって来た。
船の前方に神主が立ち、氏子たちが神輿の周りを取り囲む。
そして橋の下をくぐって、東京湾の方に進んで行った。



船にはお神輿と共に、神主も乗っている。


(おまけの話)
我が家の居間から正面に江戸川区花火大会が良く見える。
昨年は近所に住む同級生のカメラマンのOさん夫妻を招いて、一緒に花火を見た。

ところが、その花火大会は私の勘違いで足立区の花火大会で、あまり良く見えず2人をガッカリさせた。
そこで今年の花火大会に、もう一度、2人を招いた。



我が家からは北の方角に花火が上がる。


Oさんはその日に行われた住吉神社の例大祭の撮影を終えてから、夫婦2人で我が家にやって来た。
我が家は誰も酒を飲まないので、事前にOさんには「酒だけは持参して下さい」とメールを送っておいた。

前日に私が阿佐ヶ谷の七夕祭に行った時に、同級生のEさんも誘ったら「見に行く」と言った。
女房が手作りの料理を用意し、江戸川区花火大会は8月4日(土)午後7時15分から始まった。



この日はガスが掛かっていて、例年ほどハッキリとは見えなかった。


部屋の電気を消して、窓の正面に見える花火を見る。花火を邪魔する障害物はなにも無い。
少し違和感があるのは、音が全く聞こえないことであった。やはり花火には音が必要のようだ。

クーラーの入った部屋で、色々なものを食べたり飲んだりしながらの花火見物は楽である。
ところがみんな話に夢中で、肝心の花火を見ない。
でも花火にかこつけて昔の仲間と集まったのだから、それもまた良しとしよう。



この日の花火は11万4000発だったそうだ。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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