テレビは朝から相も変わらず「コロナ、コロナ」で視聴者を脅かしている。
前日より感染者が減ると、「月曜日では過去最大」などと煽りを止めない。

8月後半から東京では感染者が減り続けている。
死亡者は感染者の0.1~0.2%程度で、これはインフルエンザと同程度だそうだ。
やっと「ワクチン効果が出て来たのではないか」と感じている。



ある日の新聞の折込広告を見て、ギョッとした。


最近はなんだかみんなが苛立っている。私は人間不信になりかけている。
もう2年近くもコロナに付き合い、緊急事態宣言も気にならないほど長く続いている。
飲食業は科学的な証拠もなく、「コロナ対策、休業要請、禁酒令、時間短縮」などを要請されて、もう我慢の限界を越えている。

法律的な裏付けのないお願いなので、「もうやってられない!」と、言うことを聞かない店も増え続けている。倒産しても政府が債務を保証してくれるわけじゃないのであるから、飲食店も自社の存続の方が大事なのは分る。



「GINZA SIX」の吹き抜け天井の新しいデザイン。


世の中がギスギスしてくると、私もその影響を受けてイライラしている。
感染症の専門家と称する人達の集りのはずの分科会の尾身会長は、なにか勘違いしていないか?
最近の発言を聞いていると、テレビのコメンテーターか評論家のようだ。

『人流を50%減らせ』などと言っているが、私でも言えるそんなことしか言えないのか?
もう2年近くも経つのだから、専門家らしく「感染源」を明確に示して欲しい。
そうすれば我々も、コロナから自衛が出来る。



運河を挟んだ隣に建設中のタワーマンションの為に、護岸工事中。


感染源が分からないのなら、『申し訳ない。私達の能力では感染源は分からない』と言えばよい。
IOCのバッハ会長がオリンピックの後に銀座を散歩したり、パラリンピックの開会式に再度、来日した時は、『常識でも分かるだろう』と国会で批判したのである。

オリンピックとパラリンピックの統合を熱心に進めようとしているバッハ会長はワクチンを2回接種しているが、ワクチン接種をした外国人はビジネスで大勢来日している。なぜバッハ会長は駄目なのか?、その理由を言わない。これは私の推察だが、尾身会長はオリンピック開催に反対していたからではないか?



新橋駅前では「コロナより特殊詐欺」


菅総理も悪いと思う。なぜ記者会見に尾身会長を同席させるか?
多分、最初の頃は自分に代わって専門家に説明をして欲しかったのだろうと思う。
それが段々とエスカレートしてしまい、今さら同席を断れなくなったのではないかと思う。

『常識でも分かるだろう?』と尾身会長が言ったが、それは尾身会長の意見であって世間の常識ではない。菅総理も一生懸命にやってはいると思うが、もう少し明るい態度が必要では?



浜離宮恩賜庭園の雑草の駆除は運河の中から。


実際にコロナ治療を行っている医師の中には、分科会とは全く違う意見がある。
私は第2分科会を作って、双方の提言を菅総理が聞いてから判断した方が良いと思う。
現状では菅総理が、分科会の提言を無視することは難しいだろうと思う。

これは「軒先を貸して、母屋を取られた」状態ではないだろうか?
国も会社も良き指導者に恵まれないと、方向を誤る危険性がある。
尾身会長は「信念の人」という評判のようだが、年をとるとそれは「意固地」になるのである。



隅田川の岸辺の木陰で休憩したら、野バトがやって来た。


分科会は「感染者が最も多い場所は家庭」と言うが、それならオヤジは「家に帰らない方が良い」ということになる。しかし家庭に元々、コロナがいるわけじゃない。誰かが家庭に持ち込んでいるのである。

感染者に感染経路を聞いても、『全く分からない』という返事が多いようだ。
でもそれを自分に置き換えて考えてみると、「あそこかな?」と思い当たる場所があるはずだ。
色々な事情でその場所を言えないから、『全く分からない』と言っているような気がするが、どうか?



東京都の宣伝カーが走り回っている。


(おまけの話)
最近になり日本内外の研究で、『ワクチン接種から3ヶ月後に、抗体の量が減少した』という調査結果が出て来た。世界でいち早くワクチン接種を行い、感染を抑え込んだと言われていたイスラエルで感染が増え出した。どうもワクチン効果が薄れて来たようだ。

アメリカでは3回目のワクチン接種を計画しているようだ。
そうなると、次は4回目、5回目と続き、永遠にワクチン接種を続けることになるのか?



三越銀座店は入場制限するほどお客は入っていない。


一方でイギリスでは感染対策の効果を実証するため、大人数の観客の入場を認めた6~7月のサッカー欧州選手権があった。準決勝と決勝で12万人がマスク無しで観戦し、その結果、約6400人がコロナに感染したとみられることが調査報告書で明らかになった。

調査した研究者らは、密接状態で「ウイルスがいかに容易に広がるかが示された」と指摘、注意を促している。イギリスは凄い。人体実験のようなことをした。これを日本でやったら政権が転覆するだろう。
イギリスは大人なのか?



東京ミッドタウン日比谷の入口では、足元も消毒する。


最近の小池都知事は元気が無いように見える。
コロナの初めの頃は、ここぞとばかりに毎日、洒落たマスクに着替え、パネルで次々とスローガンを公開していた。皮肉を込めて言えば、テレビの記者会見が嬉しそうでさえあった。

ところが最近は全く新しいスローガンを出さなくなった。
それまでに多く出して来たスローガンは、本人でさえも忘れているのかもしれないなー。



コロナ騒動でも、私には映画は欠かせない。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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