
心の伊達市民 第一号
正月に飽きて
正月休みの2日間で、家に居るのに飽きてしまった。
コンビニは元旦から営業しているし、デパートやスーパーは2日から営業開始である。
私の2日目の朝食は従来通りのパン食に戻った。
そうなると正月気分は昔と違い、元旦だけになってしまった。

丸の内のビジネス街では「日の丸」の国旗を掲げているビルが多い。
1月3日はとりあえず家を出て都バスの乗って、終点の東京駅南口まで行った。
まだ丸の内のビジネスがは正月休み中なので、人のいない丸の内をブラブラすることにした。
「いつもと違い静かな丸の内もいいものだ」と感慨に更けながら歩いていたら、前方に人だかりがしているのが見えた。
「なんだろう?」と思って近付いて行くと、そこは大手町の交差点で警察官や警備員が大勢いる。

箱根駅伝のスタートとゴールの読売新聞本社(左側のビル)
そこで気が付いた。
第89回箱根駅伝の復路のゴールが読売新聞本社前なので、そのための交通整理のようだった。
私は係員に聞いてみた。『駅伝はどの方向から来ますか?、時間は何時頃ですか?』
係員の答えは『線路の向こう側から来る。時間は13時20分頃です』
どうやら往路と復路はゴール近くのコースが違うようで、日本橋を通って来るらしいと分った。

「箱根駅伝」のスタッフはお揃いのコートを着ていた。
まだ2時間近くもあるので、日本橋方面に歩いて行った。
途中のレストランはチェーン店以外は正月休みのようなので、東京駅地下街に行って軽くランチをした。
そして日本橋に行ってみたらかなりの人出で、『立ち止まっての見物はお止め下さい』というプラカードを持ったアルバイトが沢山いて、ここでの撮影は難しそうだと思った。

京橋交差点は「2密」だった。選手は左側から来て左折する。
仕方ないので、京橋方面に歩いて行った。
こちらは見物客も少なく、アルバイトのプラカードの文言も『見物する人と人の距離を取って下さい。マスクをして下さい』に変っていた。道路沿いにも人は少ない。
時間が近付くと段々と人が多くなって来たが、みんなは寒いので陽当りの良い側に立っている。
私はそちら側だと逆光となるので、敢えて寒い日影側に立った。
.jpg)
優勝した青山学院大学のランナー(京橋付近で)
しばらくすると白バイに先導されて、京橋交差点を左折して選手が現れた。
沿道の見物客が一斉にスマホで選手を撮影する。
撮影しない人がパラパラと拍手をするが、少し寂しい。スマホ禁止にして欲しい。
1番に現れたのは青山学院大学の選手だった。2番手の選手がなかなか来ない。
「どうしたんだろう?」と思ったら、10分遅れくらいで順天堂大学の選手がやって来た。
.jpg)
10分以上も遅れてやって来た2位の順天堂大学のランナー。
日影側に立っていることもあり寒くなって来たので、3番手の駒澤大学の選手を見てから戻ることにした。
前日のテレビニュースだったと思うが、歩道に「駅伝スタート地点」というプレートが埋め込んであるのを見たので、このブログの為に翌日にまた読売新聞本社前に行って写真を撮ろうと思った。
暇人の私だから出来る。
4日の午前中に読売新聞本社の前をプレートを探して歩き回ったが、どうしても見付けられなかった。
ビルの中に入って「受付」で聞こうと思ったが、誰もいない。ガードマンに聞いたら、『今日は新聞の休刊日で休みです』と言われた。新年早々、ツキに見放された私だ。
どうやらあのプレートは箱根駅伝の当日だけ、スタート地点に置いたものらしかった。

4日に撮影した「箱根駅伝の歴代優勝校の記念碑」(読売新聞本社前)
(おまけの話)
毎年、1月3日は「カニ道楽」に行くのが、いつの頃からか我が家の恒例になってしまった。
昨年の1月3日に行った時に、1年先の同じ日の予約をしておいた。
12月半ばになり家で正月の話になった時に、『1月3日の予約は大丈夫?』と女房に言われた。
さすがに1年先の予約をしたのが、私でも心配になった。
すぐその日の内にカニ道楽に電話して確認したら、予約は大丈夫で安心した。

銀座8丁目の高速道路下の「かに道楽」の店
家の前から東京BRTに乗って「新橋BRT」で降りて、銀座方面に5~6分歩けば「カニ道楽」に着く。
いつも感じるのだが、2階に上がるエレベーターに乗るとカニの匂いが充満している。
それで食べる気十分になりメニューを見ると、カニ不足の影響で値段が上がっている。
でもいつもと同じメニューを注文する。カニを食べると、「今日は贅沢をしたなー」と感じる。
キャッシャーでお勘定をして、帰りに来年の1月3日の夜の予約をして店を出た。

銀座7丁目付近から4丁目方面を見る銀座通り
帰りは銀座の夜を楽しむために、銀座8丁目から銀座4丁目まで歩いた。
街路樹に飾られたイルミネーションと、ブランド店の照明が美しい。
まだほとんどの店は開いているが、お客はいない。みんなコロナで、早く家に帰ったのだろう。
家族で「銀ブラ」は洒落ていないが、冷たい空気が顔に当り「かにすき」で暖まった体が気持ちが良い。
「またこの1年を頑張ろう」という気になったが、なにを頑張ればいいんだろう?

銀座4丁目交差点の真ん中から新橋方面を見る
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちらハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
05/16(金) 散歩で虎ノ門から新橋へ
-
05/14(水) 写真で見る東京(97)・・・5月を呼ぶ花
-
05/19(月) 神田明神の「神田祭」

イベント
「ブログ」カテゴリーのおすすめ記事
-
心の伊達市民 第一号
0
2
-
2025/04/12(土) HOTEL DATTELのイベント連発です☆
ホテルマンの幸せ
0
-
2024/11/25(月) 目一杯焼肉を食べた昨日の昼
ホテルマンの幸せ
0
-
2025/05/16(金) 散歩で虎ノ門から新橋へ
心の伊達市民 第一号
0
2
-
2024/12/15(日) ☆本日のメインはクリームシチューです☆
観月旅館
0
ブログに関する
特集記事
-
影の主役を選んだ人 『dj_hatass=畑吉晃』にプロ魂を見た
12月28日はディスクジョッキー(DJ)の日 皆様、12月28日は「ディスクジョッキー(DJ)の日」だということをご存知でしょうか? ラジオでのDJ活動の第一人者であり、ラジオ人気長寿番組「オールナイトニッポン」の最初のパーソナリティである糸居五郎さんの命日にちなみ、日本では12月28日は「ディスクジョッキーの日」として制定されています。 日本でDJという言葉がメジャーになったのは、ラジオでMC+曲をかけるというスタイルからだと言われています。 ということで、今回の主人公はDJ歴30年、MC無しの音だけでフロアを盛り上げてきた『dj_hatass』こと畑吉晃さんです。 畑さんは1969年生まれの53歳。 DJの世界との出会いは20歳くらいの頃だそうです。 年代的にはちょうどディスコブーム後半の頃になります。 黒服の人に誘われてこの世界に 畑さんの将来を決定づける出会いでした。 その中には、今でも一緒に活動をしている先輩DJの中居さんや、室蘭唯一のクラブ『Red Hill』の竹内さんもいました。 そしてもう一つ、衝撃的な出会いとなった音楽が “ハウスミュージック”と"テクノミュージック"。 それは、これまでに感じたことのないほどの興奮と感動を与えてくれたと言います。 ところで〜 そもそもDJって?と調べてみました。 DJの歴史 第二次世界大戦中から脈々と水面下で培われていた「曲をかけて踊る」という文化。 1960年、ニューヨークにLe ClubというナイトクラブがオープンしたところからDJ文化の原型が誕生していきました。 ただその頃は、曲を繋げるのではなく、1曲が終わったら次の曲をかけるというスタイルでした。 そして1969年、アメリカのニューヨークで、2台のレコードプレーヤーを使って途切れることなく曲を流すというスタイルが生み出されます。 そして1970年代、世間ではディスコが大流行しました。 また、1980年代後半から1990年台にかけてアメリカやヨーロッパなどでレコードプレイヤーを使って音楽を提供するディスコやダンスホール(以後クラブ)が人気となりました。 その空間で選曲し、切れ目のない音楽でフロアを盛り上げていたプレイヤーがいつしかDJと呼ばれる様になります。 そしてDJの演奏スキルやテクニックの向上とともに、DJが使用するレコードプレイヤー、ミキサーなどが進化していくのでした。 現在のDJスタイルとしては、アナログDJ・CDJ・PCDJなどが一般的だそうです。 ・ アナログ(レコード)DJとは、昔からの定番スタイルで、曲の繋ぎを考えながらレコード選びをし、音の厚みで勝負するスタイルです。 ・ CDJとは、多くを持ち運べないというレコードのデメリットをCDの普及により解消し、PCやCDレコーダー、メモリースティックなどの駆使によって音源の呼び出しも容易にプレイが出来るスタイルです。 ・ PCDJとは、より効率的であることを優先した先に生まれた技術です。持ち運びの出来る楽曲量の多さと、音源入手の手軽さにより、現在は主流のスタイルになっています。 「持ち運び」の利便性がKeyで進化していったスタイルの違いですが、結果、利便性だけではないメリットとデメリットが生じたようです。 音楽のジャンルによっては、アナログに勝るスタイルはなかったり、PCDJをやるにはPCや機材の知識が必要になったりとそれぞれに高度な知識とスキルを必要とされます。 怠らぬキャリア積み上げ このような歴史を持つDJですが、畑さんはこれらどのタイプでも対応できる実力をお持ちです。 素敵! フロアに出ていなくても勉強を続けるとは、まさにプロ魂です。 この時は室蘭のチーム対苫小牧のチーム。 お隣にいらっしゃるのが先輩DJの中居さんです。 チームの入場曲や得点が決まった時の『ゴールホーン』も畑さんたち、DJチームのオリジナルMIXだそうです。 その甲斐もあり、この日は見事に勝利! 「ところで、他にはどんなところでDJをされているのですか?」 楽しそうに話す畑さんでしたが、少し神妙な面持ちにも…。 ブログの最後に畑さんのSNSアカウントを掲載しています。 「DJに関するご相談はそちらからどうぞお気軽に!」とのことです♪ 意外な本業とは さてところで。 実は畑さんの本業は、ジオパーク推進協議会の職員さんです。 そして、筆者もとてもお世話になっている『洞爺湖有珠火山マイスター制度』の担当者でもあります。 とても優しく、みんなに頼られる兄貴的存在です。 そして事務所にいらっしゃる時の畑さんはDJとは全く別のお顔です。 なんと! それは意外! 畑さんが言うには、火山マイスターの皆さんが一生懸命に勉強したり、講師活動をしたりしている姿にとても感動して触発されたのだそう。 そうか…。 共通項はそこなんだ! 正直に書けば、取材をさせていただく前、事務所にいらっしゃる畑さんとDJをされている畑さんは全くの別人だと思っていました。 どちらかが裏で、どちららかが表。 でも、裏も表もどちらも素敵だなあと。 ところが違いました。 畑さんはどちらも表でした。 舞台に立つ人たちを裏方で盛り上げることに喜びを感じる人だったのです。 なるほど…。 確かに思い当たります。 畑さんは本当に話すのが苦手でいらっしゃいます。 何かを発表される時、「原稿なしでは話せません」と恥ずかしそうにします。 そして超棒読み…^^; ところが、一旦機材の前に立つと活き活きとした表情で、機材を自由自在に操り、音で意気揚々と皆様に語りかけ、フロアを盛り上げていきます。 ジオパーク推進協議会の職員さんのときとのギャップがスゴい! 人生の終わりまで『影の主役』を 「ところで、畑さんにとってのDJの魅力ってどんなところでしょうか?」 『影の主役』に喜びを感じるところ。 言い換えると、決して出しゃばらず表現して、場を支え盛り上げるところ。 とても畑さんらしいなあと思います。 「それでは最後に。” dj_hatass “として、将来どうありたいと考えていますか?」 ” dj_hatass =畑 吉晃 ”は、人生の終わりまで『影の主役』を望み、大好きな曲で送って欲しいと願う、DJのプロでした。 ディスコ全盛期を生きながら一度もディスコのドアを開いたことがない筆者ですが、人生初のディスコは” dj_hatass “に踊らせていただこうと思います。 [Instagram] https://instagram.com/dj_hatass?igshid=YmMyMTA2M2Y= [Facebook] https://www.facebook.com/profile.php?id=100005068364809
Rietty
0
-
“悩める女性の力になりたい”「Thyme on greentea @ツケダ薬局本店」
ツケダ薬局さんと出会ったのはこの夏のことでした。 普段元気な筆者にはあまり縁のない「薬局」という場所でしたが、この時はまったく別の用事で訪れたのでした。 食品や化粧品・衛生用品・雑貨などが並ぶ大型のドラックストアとはまた違う雰囲気の薬局は、「病気を前提に少し緊張感を持って入るところ」。 そんなイメージを勝手に持っていました。 けれどもツケダ薬局さんは違いました。 入った瞬間になんとなく温かく優しい空気を感じました。 そして、気になった薬局店内にある「薬膳カフェ Thyme on greentea 」の看板。 いつか取材させていただきたい!と3ヶ月想いを溜めていたのでした。 今回、取材に応じてくださったのは「ツケダ薬局」取締役の附田 綾さんです。 綾さんは釧路のご出身で、長らく行政の保健師としての立場で健康相談・指導をされてきました。 ご結婚後、密かに温め構想を持っていらしたこと。 それは。 「もっと薬局の敷居を下げたい」 「気楽に立ち寄って、皆様に健康になってほしい」 「悩める女性の力になりたい」 ということでした。 そしてそれらを総合した『街の保健室計画』のもと、2019年9月にオープンされたのが「薬膳カフェ Thyme on greentea 」でした。 ↑明るく気取らない心地よい空間。 ↑可愛い椅子が並びます。 綾さんは保健師の資格の他に、国際中医専門員としての資格をお持ちです。 日本的に言えば漢方相談員。 皮膚の悩みと不妊の悩み・更年期などを中心に体のあらゆる悩みの相談に乗ってくださいます。 時には不登校の悩み相談も。 「相談」の場は、「薬膳カフェ Thyme on greentea」のスペース。 メニューには、いかにも体に良さそうなドリンクが並びます。 ↑筆者はクラフトコーラとグリーンサブレを注文。丁字の香りが心地よい刺激で私好み。青汁が混ぜ込んであるサブレはサックサクですごく美味しい♡ ↑奥の厨房で注文品を作る綾さんの姿はまるで調剤をしているように見えました ^^ 「人間の体は口に入れるものからできています。 一方で心の動きもありますね。体の不調はその方の「体質」によるものなのです。 けれども、心も体もスパっと割り切れないのが人間でもあります。 もし、相談にこられた方が占いで体調が良くなるのならそれがベストだと考えますし、マッサージでよくなるのならそれがベストなのだと考えます。 相談者の方に合う改善策が必ずあるのです。 ですので、私は中医専門員としてあるいは保健師として改善のお手伝いをさせていただきます。 こちらでは、中医学や分子栄養学などの理論からアプローチをして改善策をご提案しています。 ひとりでも多くの方に健康になっていただきたいと心から願っているのです。」 すこぶる納得。 そしてとても不思議な感覚でした。 取材で訪れているのに、何故か心が癒されていく。 それはきっと綾さんがもつエネルギーのなす技なのだと思いました。 夏に初めて訪れた時の「なんだか温かくて優しい空気」を発しているのは綾さんだったと気づきました。 ↑ご相談ご希望の際はご予約されることをお勧めします。 ツケダ薬局さんはレンタルルームとしても利用できます。 ↑月に2度 「お耳セラピー ソエルテ」さんの体験会が開催されたり。 ↑月に1度 「手作りコスメとアロマの フランジバニ」さんの体験会が開催されたりなどしていますし。 数店出店していただく健康になるためのイベントなども企画されたりしています。 それらも全て。 「薬局の敷居を下げて、気楽に立ち寄って皆様に健康になっていただきたい。そのお手伝いがしたい。」 そんな綾さんの強い想いからのものなのですね。 1時間ほどの取材ののちには、心も体もスッキリしていたことには驚きました。 心地よい薬局を見つけてしまいました。 ↓ツケダ薬局さん入り口。店舗裏に駐車場があります。 体の不調を感じている方。 ぜひ、ツケダ薬局さんの綾さんを訪ねてくださいね。 もちろん、お茶タイムだけでもOK ♡ 気軽に入れる薬局です ^^ 心が元気になりますよ♡
Rietty
0
-