
心の伊達市民 第一号
厳冬の青森の温泉(1)・・・・酸ヶ湯温泉
ブログ閉鎖中の話題(2018年2月23日)
女房の誕生日が近付いて来た。昨年は大した祝いをしなかったので、私はかなり不評だった。
私は自分の誕生日など墓場に近付くだけだから、全く「目出度くない」と思っているので女房も同じかと勝手に思っていた。そこで今年は早くから計画して、2泊3日で青森の温泉に行くことにした。

東京駅発・東北新幹線「はやぶさ11号」
青森と言えば、八甲田山にある「八甲田ホテル」である。
もう今までに5回も行っていて、私はかなり気に入っている。
同じ系列で酸ヶ湯温泉がすぐ近くにあり、行きたい時はいつでもホテルから車で送ってくれる。
テレビの天気予報の時間になると「酸ヶ湯温泉の積雪は5メートル」などと、必ず放送される豪雪地帯の名所である。

新青森駅~青森駅(JR在来線)
午前9時36分・東京駅発の東北新幹線で、3時間と少しで新青森駅に着く。
そこからローカル線で1駅で青森駅に着く。昔はここから青函連絡船に乗って、北海道に渡ったのである。
青森駅近くの市場で、青森名物の貝焼き定食を食べる。
そして午後2時に八甲田ホテルの送迎バスに乗り、1時間でホテルに着く。

送迎バスで酸ヶ湯温泉着。 バスは満席だったが、みんなここで降りてしまい、八甲田ホテルに行くのは私達3人だけ。
今年は例年よりかなり雪が多く、ホテルは雪に埋まっていた。
食事の前に5分ほど離れた酸ヶ湯温泉まで車で送ってもらい、「ヒバ1000人風呂」に浸かる。
名前は「1000人風呂」であるが、実際には300人くらいしか入れないと思う。
ここは混浴だが、大きな湯船の真ん中あたりに立札があり、「男性はここまで」と書いてある。

酸ヶ湯温泉の看板も吹雪でよく見えない。
もうもうと上がる湯気で1メートル先も見えないので、とても女性の姿など見えない。
どうせ入っているのは声からしてバアサン達らしいので、私には見えないで丁度良かった。
今までに色々な温泉に行ったことがあるが、私の経験では「ここが一番」である。
私の好きな温泉は硫黄泉である。あまりに硫黄分が多過ぎる温泉は、長湯が出来ない。
【酸ヶ湯温泉の混浴を守る会3ヶ条】
第1条、男性入浴者は女性入浴者を好奇の目で見るべからず。
第2条、女性入浴者は男性入浴者を好奇の目で見るべからず。
第3条、混浴は男女を問わず和を尊び、大らかで豊かな入浴の 姿を最高と為すべし。

ログハウス造りの八甲田ホテルは雪に埋もれていた。
驚くのは、最近は外国人が増えたことだ。しかも、なぜか白人女性が大勢来ている。
10年くらい前まで、「男女が裸で一緒に風呂入るなんて、なんて日本人は野蛮なんだ!」と言っていたのは欧米人ではなかったのか?、「生魚を食べる野蛮人」とも言っていたなー。
ところが女房と娘は「あそこは汚いから嫌だ」と以前の欧米人みたいなことを言って、せっかくの酸ヶ湯温泉には行かないのである。

屋根から大きなツララが下がっていた八甲田ホテル
今や知りもしないで日本文化をバカにしていた欧米人が、寿司を食べ、温泉に入る時代となったのに、女房は寿司は大好きだが、混浴温泉は嫌いなのである。私は混浴温泉が好きだが、生魚はあまり好きじゃない。
雪の降る中を長靴を借りて、外に出る。外は吹雪で、私のようなもの好きは誰もいない。
必死に写真を撮り、また車で迎えに来てもらいホテルに戻る。

玄関を入ると巨木のログハウス造りとなっている。外気温はマイナス12度。
酸ヶ湯温泉では大勢のお客を見るのに、ホテルでお客に出会わないのでフロントで聞いてみた。
「今日の宿泊客は何人ですか?、すると彼は「全部で8人です」と答えた。
夕食に和食を頼んだら、別室では私達3人だけだった。
寝る前に風呂に行ったら、また私だけだった。ホテルで誰にも会わないのも、少し寂しい。

夕食前に酸ヶ湯温泉の風呂に入りに行った。(積雪は4メートル)
(おまけの話)
家族全員が泊りがけで出掛けるとなると、我が家は2匹の猫の世話で困る。
いつもは猫病院に預けているが、狭い檻に入れられて、しかも料金が2匹だと1泊1万円もする。
旅行の前日に預け、我々の帰りが遅ければ翌日の引取りとなり、そうなると5日間の計算となり5万円も掛かる。猫にも可哀想だし、節約もしたいと考えている。

酸ヶ湯温泉の建物は雪で霞んでいた。
そんな時にたまたま猫を譲ってもらったボランティアの女性から電話があったので、「誰か我が家に来て猫の面倒を見てくれる人はいませんか?」と聞いてみた。すると「います。1日3500円です」と言う。
以前に2匹の猫が我が家に引き取られるまでの間、自宅で面倒をみた人だと言う。
こんな偶然から、ポアンとペッパーは留守中に我が家で過ごすことが出来ることになった。

酸ヶ湯温泉に駐車した車も、雪に埋もれていた。
ところが自宅はプライバシーの塊なので、それを解決しなければならない。
重要書類などは地下のロッカーに入れるとしても、3日間も家主が留守となれば私でも少しは家の中を見て廻りたいという衝動に駆られる。そこで個室には、外から掛かるカギを付けることになった。
鍵屋を呼んだら1部屋3万円だと言う。そこで私は元々、大したプライバシーは無いので、女房と娘の部屋に鍵を付けた。これで6万円になった。良く考えたら、猫病院に預けた方が安上がりだった。

酸ヶ湯温泉の風呂場の撮影は出来なかったので、八甲田ホテルの温泉で撮影した。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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この度の記事を書かせていただくにあたり、「人にとっての故郷とは?」 そんなことを改めて掘り下げてみたくなった取材となりました。 今回は、生まれ故郷の室蘭へUターンされた田村真梨絵さんのストーリーです。 周りを一瞬で明るくする真梨絵さんの笑顔♡ 東京での暮らし 真梨絵さんは室蘭市白鳥台で生まれ、18歳までを地元で過ごしました。 その後、途中イギリスでの留学を経験されながら18年間を東京で過ごしました。 東京では主にケータリングやフードコーディネーター兼カフェの店長としてご活躍されていました。 独立されてからも順調に進んでいたお仕事でしたが、徐々に体も心もハードワークに耐えられなくなっていったそうです。 ↑白鳥台のショッピングセンター 「ハック」に出店されている 「ハイミートたなか」の肉を使った生姜焼き そんな真梨絵さんにとって、故郷室蘭は、いつも温かく迎えてくれる癒しの場でした。 時々、ご実家のある白鳥台へ帰郷し、お母様の手料理を食べ、室蘭の自然に触れ、地域の人々に触れ、元気を取り戻してまた東京で頑張る。 そのようなサイクルを作ることで心身の健康を保ち、東京での仕事に力を注いでいた頃、この度のコロナ禍がやってきました。 ↑室蘭の自然 美しい海岸線 ↑卵焼き器ではなくフライパンで焼いた 出汁巻き卵は、家庭の味 ちょうどその頃、東京駒沢で、室蘭名物のウズラをメインにしたカフェの立ち上げと店長を任されることになったのです。 その名も『うずらカフェ』。 まさにコロナ禍のオープン。 お客さまの多くは東京に住む室蘭ご出身の方々でした。 「帰省もままならない皆様が、心の拠り所として『うずらカフェ』に訪れてくださったのです。コロナ禍で不安な日々を過ごされていた皆様には、カフェの存在をとても喜んでいただけました。そしていつの間に『東京室蘭会』なるものもできていました。『うずらカフェ』がコミュニティを生んだことはとても嬉しかったです。」 なるほど…。 でも、筆者は気づきました。 集まった皆様はきっと、『うずら』をきっかけに真梨絵さんのお人柄に惹かれて集まったのだということを。 お話中、まっすぐに相手を見つめ、常ににこやかで優しい真梨絵さんを拝見していて、そう確信しました。 ↑「うずらカフェ」時代の真梨絵さん 強くなる故郷への想い さて、このように東京と室蘭を行き来しながらも、やりがいのあるお仕事をされていた真梨絵さんを故郷に引き戻した想いとは、一体何だったのでしょうか? 「私自身、母親が作ってくれる食事と地元の皆様の温かさに触れて安心し癒されました。 今度は、東京での暮らしに疲れていた私を支えてくれた地元に恩返しがしたい。私の専門の『食』で地元の皆様の心身の健康を支えて差し上げたい。そう強く思うようになっていきました。室蘭市白鳥台は、実はニュータウンでは全国一高齢者が多い地域なのです。」 地元に帰るとホッとして癒される。 そこまでは多くの人が感じることです。 けれども真梨絵さんは、そこで終わりませんでした。 「いつか恩返しができるといいな」ではなく、「帰郷して恩返しをしよう!」とUターンしてしまったのですから、真梨絵さんの強さと優しさに感動を覚えます。 2021年12月末、起業をするためにUターンされてからの真梨絵さんの動きは実にスピーディーでした。 ↑店舗のリノベーションに集まってくれた仲間たち ↑作業の合間のランチ風景 『たむら食堂』を立ち上げる! [決心] 「超高齢地域の白鳥台には定食屋がない。地元密着型の大衆食堂を私が作って地元に恩返しをする!」 東京に住んでいた頃、何店舗かのカフェの立ち上げに関わっていたので、そのノウハウは熟知していた真梨絵さん。 場所の選定も、ポリシーもコンセプトもビジョンも明確にされていました。 [場所] 白鳥台唯一のショッピングセンター「ハック」の中と決めていました。 理由は、自分はもちろん白鳥台の住民みんなが大好きだから。 ハックは、今では珍しい対面形式の店が入っているところ。 いわゆる「魚屋さん」「お肉屋さん」「八百屋さん」「お花屋さん」などが並び、白鳥台住民にとってはなくてはならないショッピングセンターなのです。 もちろん、真梨絵さんも子供の頃からこのショッピングセンターにお世話になりながら育ちました。 だからこそ、空き店舗が増えてしまったこのハックにも恩返しがしたかったのでしょう。 [ポリシー] 「孤独な人を作らない」 「誰もが気軽に入れる店にする」 「白鳥台の方達の食卓になる」 だそうです。 温かい真梨絵さんの口から出てくる言葉には心からの本気が感じられました。 [コンセプト] 「『おかえり』 と 『ただいま』 が言える場所」 「おじいちゃん、おばあちゃん、家族連れが気軽に入れる大衆食堂」 笑顔あふれる温かい食堂の情景が浮かぶようです。 安心しながらご飯をいただけそう。 [強い想い] 「人と人との交流が生まれる食堂にしたい!」 「大好きなハックの食材を使いたい!」 「食堂を通して室蘭を知ってほしい!」 筆者のこれらの質問にすぐに答えが返ってくる真梨絵さんの歯切れの良さは、生半可な気持ちで取り組んでいるのではない本気と覚悟を感じました。 そんな真梨絵さんの周りには、いつも仲間がいっぱいです。 店内のリノベーションも手伝ってくれています。 冒頭のイラストも、DIYの仲間が描いてくださったそうです。 クラウドファウンディング(CF)での開業資金集めも順調に貯まりました。 CFに応援し協力する人々は、” たむら食堂 “ の事業計画や想いなどを丁寧に語る真梨絵さんの人となりに惹かれた人たちなのだと思います。 かく云う筆者もその一人です。 「ところで、とてもお忙しそうですが、お料理は真梨絵さん自らが作られるのですか?」 と気になる質問をさせていただきました。 すると。 「料理番は、老舗の和食の店を30年経営していた親戚の叔父とフードコーディネーターの私が共同で作ります。」との答えが返ってきました。 フードコーディネーターの真梨絵さんと、生粋の和食職人のコラボ! なんて魅力的なコンビネーションなのでしょう! これはもう期待増です。 郷土愛が繋ぐ人と人との心の交流。 真梨絵さんは、“ たむら食堂 “を拠点にした地域朝活イベントの構想もお持ちです。 例えば、『朝ご飯の無料提供+体操』とか。 美味しい朝ごはんを食べて、体を動かして、皆様の健康のお手伝いがしたいとの想いからの企画だそうです。 ここまでお話しを伺い、真梨絵さんがいる白鳥台が羨ましくもなってきた筆者でした。 “ たむら食堂 “にある真梨絵さんの優しい笑顔と美味しい定食は、「お互い様」と「お陰様」が生きる、安心と癒しの場になるに間違いありません。 OPENしたらすぐに行かなくちゃ! OPEN予定日はInstagramをチェック! ↓↓↓↓↓↓↓↓ オーナーのInstagram https://www.instagram.com/marieee108/?igshid=YmMyMTA2M2Y= たむら食堂のInstagram https://instagram.com/tamurashokudo?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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