心の伊達市民 第一号

「東京みなと丸」に乗船

「まんぼう」が終了したら東京は減ったが、地方ではコロナ感染者が増えて来た。
新型コロナウィルスは変異を続けて、現在は「新型コロナBA.2」だそうだ。
もう何がなんだか分からなくなって来た。


そして政府も遂に感染法上の位置づけを見直し、2類から5類にすることを考えているようだ。
これは私から言わせれば「当り前」で、あの恐ろしいコレラでさえ3類なのに、それより上の2類であることがそもそも変なのである。





「東京みなと丸」の船内


東京都の小池都知事は政府以上に慎重だったが、どうやら考えを改めたようだ。
以前は「緊急事態宣言」の時には都立公園は閉鎖していたが、今回は「まんぼう」明けから再開したのである。


そうなると東京都所有の新型クルーザー「東京みなと丸」の「東京湾視察船はどうなったか?」と思い、ネットで調べてみた。すると4月19日から運行を再開し、その予約は4月6日からとなっていた。
そこですぐに、22日(金)の午前10時30分出航の乗船に予約を入れた。





「レインボー・ブリッジ」の下を行く(船内の照明が空に写っている)


初日の19日に申し込んでも良かったのだが、どうも天気が怪しい。
前回のコロナ前の乗船の時は小雨模様で、全く景色が見えず面白くなかった覚えがある。
そこで天気予報はまだ出ていなかったが、私は自分の直観に訴えて「22日」を申し込んだ。
当日朝まで雨模様だった天気は、なんと晴れになった。しかも快晴である。





大井埠頭の「ガントリー・クレーン」


乗船受付時間の10時10分より少し前に乗船場に着いた。あまり人が来ていない。
前回の経験で船のどちら側に乗るのが良いかが分かっていたので、受付が終ってすぐに乗り場で待った。
乗船は2番目で、船の右舷の窓際に席を取った。
後から来た人の人数を数えたら、この時に乗客は計画定員30人のところを20人だった。





羽田空港を飛び立つ飛行機が見えた。


この船は2階建てだが、2階部分はVIP用らしく見せてもくれない。
1階は本来は60人の定員だが、新型コロナ対策として1席おきに座るようにしてある。
中央の大テーブルは向い合わせで座るようになっているが、そこからでは外が良く見えない。
10時30分の出航より10分早く、船は出航となった。





「東京ゲートブリッジ」の手前でUターンする。


ガイドのオジサンが窓の外に見える光景の説明をする。
船の前面は窓ではなく大きな液晶パネルが取り付けてあり、船の前方の光景を映し出している。
でも船に乗って液晶パネルを見るのでは、なんのために船に乗ったのか分からない。


船はレインボーブリッジを潜って、東京湾に出た。右側に大井ふ頭の巨大なガントリー・クレーンが林立しているのが見える。私はなぜか、このガントリー・クレーンが大好きで、カメラのシャッターを押しまくる。しかし窓が開かないのでガラス越しの撮影となり、船内の照明が反射して邪魔になる。。





水陸両用観光バス「KABA号」がレインボーブリッジの下を行く。


しばらく進むと右奥に羽田空港が見えて来て、飛行機が離陸するのが見えた。
そこから左転回し、東京ゲートブリッジの手前でまたUターンする。
するとまたガントリー・クレーンが現れて、嬉しくなる。


そしてレインボーブリッジの下を通過して、晴海埠頭に近付く。ここから我が家が良く見える。
船は1時間15分の航海を終えて、港に戻って来た。
天候に恵まれて、とても良いクルーズだった。みなさんも乗船するなら、船の右側ですよ。





豊海水産ふ頭が近付き、我が家が見えた。


(おまけの話)
下船してから「ウォーターTAKESHIBA」に行き、ランチとした。
ここは浜離宮の隣で再開発されたお洒落な地区である。
ただそのせいで私の昼食の定番の「うどん屋」とか、「そば屋」など無いのである。


サラリーマン達はコンビニでお弁当を買って、ウッドデッキのベンチに座ってランチを楽しんでいる。
私は仕方なく洋食屋で「ハンバーグ定食」ではなかった、「ハンバーグランチ」を食べた。





日の出小型船・船着き場を離れる「東京みなと丸」


ここで時間調整してから、また日の出小型船・船着き場に戻った。
天気も良く折角の機会なので、「東京みなと丸」の出航する様子を写真に撮ろうと思ったのである。
午後の出航は1時45分で、受付は1時15分からである。ところが1時を過ぎても誰も来ない。


私が室内のベンチに座っていたら、係の女性が近付いて来た。
女性『受付を始めました』
私 『私は午前中に乗船し、今は午後の出航写真を撮るので待っているのです。午後便は何人ですか?』





レインボー・ブリッジに向って進む。


その返事で驚いた。女性『午後便は4人です』
なんと30人の定員のところに、たった4人しか申し込んでいないのである。
私 『午後便はいつもこんな人数ですか?』
女性『いいえ。日によって違うので、なんとも言えません。まだ「東京みなと丸」が再開したのが周知されていないようです』。
乗客が4人しかいないので、船は定刻より15分も早く出航して行った。
見送りは私1人で、なんだか寂しい船出だった。





レインボー・ブリッジの向こうに大井埠頭が見える。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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