年のせいか「秋」が好きになった。過ごしやすい気候が何より良い。
10月25日から29日まで、浜離宮恩賜庭園で「お月見散歩~将軍のお庭で栗名月を愛でる」というイベントが開催された。

ホームページによれば、『お月見といえば、旧暦の8月15日(現代では9月中旬)を指す「十五夜」が有名です。その「十五夜」についで月が美しいとされるのが、旧歴で9月13日(現代では10月中旬を指す「十三夜」です』とあった。


お供え物の後ろに名月が出た。



最近は夜に家を出るのが億劫になっているが、「それでは駄目だ!」と自分に言い聞かせて夕方から出掛けて行った。家族を誘ったら『行くー!』と言った。
多分だが、「夕食は汐留で」という提案をしたので、夕食の支度をしないで済むことが参加の動機になったのではないかと思っている。みんなの健康のために、家から浜離宮までは歩いて行った。


「潮入の池」の淵にある庵には「うさぎ」の影絵が。



今回のイベントでは10月27日から29日までの3日間だけだが、「潮入の池」で和船に小編成の楽人を乗せ、かって将軍が園内で楽しんだと言われる「船上雅楽」を再現すると知った。イベントは午後6時、7時、8時の3回行われる。
そこで初物好きの私は、「初日の初回」を見に行ったのである。


別の庵には「武将たち」の影絵が。



10月も続いたあの暑さも去り、日が暮れるのも早くなった。
天気も良く気持ちの良い日で、歩いて行くのには丁度良い気温だった。
午後5時に家を出て築地大橋を歩いて渡り、浜離宮恩賜庭園に着いたのは5時30分だった。とりあえず、「潮入の池」に行ってみた。
既に大勢の人が来ていて、午後6時になった時は既に暗くなっている。


 午後6時に和船は出発した。



途中の「潮入の池」のそばの庵では、「うさぎ」と「武者たち」の影絵が映し出されていた。なかなかお洒落で、お月見の雰囲気を出している。
意外だったのは、外国人が多いことだった。

きっと近くのホテルの宿泊客で、ホテルでこのイベントを紹介しているのだろう。
午後6時になり、中島の御茶屋の反対側の、私のいる右手から和船は出発した。


「潮入の池」を一周して私の前にやって来た。



和船に乗った3人の楽士が雅楽を演奏している中を、船は静かに対岸に向って進んで行く。静かな雰囲気だが、雅楽の音色は聞こえない。難聴のせいばかりではないようだ。和船はゆっくりと対岸から左方向へ進み、お伝橋の手前でターンする。

写真を撮ろうとする人達がマナーが悪く、アチコチに移動して邪魔である。
やっと私のいる場所に近付いて来た。


出発点に戻る和船。



段々と雅楽の音が聞こえ出した。優雅であり、風雅でもある。
楽士は岸辺に向って座っているが、暗いので顔までは分からない。
ゆっくりと私の前を通り過ぎた和船は、もとの出発点に戻って行った。
そこで観客に向って正座で静止していた。写真を撮らすためだろうか?

これで1回目のイベントが終り、我々も月を見上げながらとしたいところだが、足元が暗いので下ばかり見て出口に急いだのであった。


 戻って来た雅楽演奏者たちが挨拶の礼。



(おまけの話)
浜離宮のホームページを見たら、「10/25(水)~29(日)」に【ウォーターズ「竹芝発!」EV船から眺める浜離宮恩賜庭園】という魅力的なイベントが出ていた。
しかも無料である。

すぐに申し込んだが、残念ながら気が付くのが遅かったので、既に最終日まで全便が満席だった。仕方ないのでEV船を家の窓からと、浜離宮桟橋に来る時間を見計らって、向かい側の道路から撮影することにした。


ウォーターズ竹芝を出たEV船(前日撮影)



イベントの当日朝になり、念のために「EV船から眺める浜離宮恩賜庭園」のサイトを開いて見たら、なんとキャンセルが出たらしく26日の午後1時の船に空きが出ていた。
慌てて申込み、「ウォーターズ竹芝」のEV船乗り場に行った。

船は7人が定員の、あまり恰好の良くない風呂桶みたいな船だった。
乗客は中年女性5人、オヤジが私ともう1人の2人だった。
船には操縦士、離着岸要員、説明員の3人が乗っていた。


水路を我が家を見ながら進むEV船



定時に出港したEV船は浜離宮と隅田川の間の水路を、ゆっくりとジグザグに進み約12分で浜離宮桟橋に着いた。時速30キロで直線に進めば、たった1分で着いてしまう距離である。浜離宮桟橋までは近過ぎるので、時間稼ぎのようだった。

呆気ない船旅だったが、船はエンジンが無いので「静か」というだけで、特に感動も無かった。EV船に乗って考えたが、時代は「なんでもEV」みたいになっているが、「それが本当に正しいのか?」と私は考えている。


浜離宮桟橋に到着したEV船(前日撮影)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,399,883

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    浜離宮のお月見のイヴェント、風情があっていいですね。月を写真に撮るのは難しいですが、お供えとその背後の月、よく撮れてます。

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,399,883

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ