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[2020.07.15]
(2013年7月15日) 
 
日本語学校の生徒達に、週末の旅行に誘われた。 
目的地はホーチミンから南に170キロくらい行ったところにある、ベンテー県バオツアン村という場所である。 
 
このマイクロバスで3時間15分。 


ここは女生徒の中の1人の故郷で、クラスの20人中18人が行くそうで、それに私も参加を希望された。 
特に断る理由も無いので行くことにしたが、これが大変な旅であることが後から分かる。 
 
後からバイクで来た生徒達。 暑くないのか、女性のライダーはみな厚着である。 
 
 
生徒達はバイクの2人乗りで行くそうだが、私は危険なのでバスにした。バスといっても定期運行のバスではなく、乗り合いチャーター便のようなもので、同じ方面の人達が集まって一緒に行くのである。 
 
車窓から見る風景。川が多い。 
 
 
集合場所は普通の民家の前で、既にマイクロバスが来ていて数人の人が乗っている。 
 
予定では11時30分に出発ということだが、運転手もいないし、いつになったら出発するのか分からない。 
 
途中で1回だけ、ドライブインでトイレ休憩をする。 
 
 
12時15分になり、15席の椅子が満席となったところでバスは出発した。私に同行するのは、比較的に日本語が分かる女生徒1人と男子生徒2人である。料金は家の前まで行ってくれて、7万ドン(350円)である。 
 
着いた田舎はただの田舎だった。 
平地で山も無く、景色が良いとは言えない。 
米作の本場なので、田圃は多い。 
 
家の近くは沼地が多い。 
 
 
しかし日本のように苗を植えるのではなく種まき方式なので、田圃は雑然としていて美しさに欠ける。 
 
今晩の宿をお世話になる女生徒の家は、米作りと塩作りで生計を立てている。お母さんは親戚総出でご飯の用意をしている。 
 
親戚まで総出で、食事の準備。地面にしゃがんで野菜を切る。 
 
 
この村に水道は無い。 
雨水をカメに溜めて、それで全ての生活をしている。 
飲み水は雨水を煮沸して飲む。トイレは肥溜めのポッタン方式である。 
電気は貴重品なのか、家の中は暗い。冷蔵庫などはあるはずもない。 
 
当然だが、ガスなど無いから焚き木でご飯を炊いたり、煮物をする。 
ニワトリやガチョウが庭先を歩き廻っている。  
平成の時代の東京から来た私は、なんだか明治時代にタイムスリップしてしまった。 
 
カマド小屋は火災を恐れて、別の場所にある。 
 
 
(おまけの話) 
晩ご飯の後は、みんなが集まり私の話を聞きたがる。 
延々と話をしたが、日本語がよく出来ない彼らにどこまで分かったか? 
ゆっくり、易しい言葉に置き換えて話すので、こちらも疲れる。 
 
ニワトリが遊ぶ庭先。 昔の日本の田舎のようだ。 
 
 
11時半になったので、風呂に入って寝ることにする。 
風呂場に案内されてビックリした。 
家の裏手の藁葺き屋根の小屋に、水を溜めたカメが置いてあるだけである。 
 
その水をすくって体にかける。電気が無いので、懐中電灯を使う。 
男子生徒が、私を懐中電灯で照らしてくれる。 
これでは入浴とはほど遠い。 
 
庭でしゃがんでお母さんが魚を捌く。 右のカメは雨水を溜める。 
 
 
入浴後は生徒達はその辺にごろ寝である。 
私だけにベッドを用意してくれていたが、どうやらこのベッドはこの家の主のベッドのようだ。 
でも懐かしい蚊帳付きのベッドで、熟睡出来そうだ。 
 
ところが横になってみたら、とても寝られる代物ではない。 
マットレスどころか、敷物も無いベッドは竹で出来ている。 
横になったら竹の節がゴツゴツしていて、体中が痛くなる。 
 
それでも客人の為に用意されたガタピシと音を出し続ける扇風機もあり、特別扱いに感謝してウトウトしながら朝を迎えた。 
 
南国らしく「ハイビスカス」の花が咲いている。 
 
[2020.07.14]
(2013年7月12日) 
 
ここでは庶民の収入は、1ヶ月に1万5000円から2万円である。 
収入が少ない割には、物価は高いように感じる。 
庶民の好みの食べ物のフォーは、安い店でも2万ドン(100円)する。 
 
日本語学校でテスト 
[2020.07.13]
(2013年7月8日) 
 
私の通っていた仏像教室の友達からメールが届いた。 
『ベトナムにも仏像があるかと思いますので、そのチャンスに巡り合えましたら、写真を送って下さい』とあった。 
 
名前は分からないが、かなり立派なお寺である。 
 
[2020.07.12]
 
新型コロナウィルスの感染者が増え続けている。 
私は夕方のTV ニュースで、「今日の東京都の感染者数」を確認し、それを手帳に書き留めている。 
 
でもそれには特に理由は無い。 
コロナ騒動はすぐに収まると思って、最初の頃に気になって書き留めたのが今でも続いているだけだ。 
 
(写真は7月10日に行われた、近所の臨港消防署のヘリコプターの離着陸訓練の様子です) 
 
左はオリンピック村、その右が臨港消防署、奥にレインボーブリッジが見える。   
[2020.07.11]
 
コロナ騒動であまり出掛けなくなると、ブログの話題に困る。 
そこで「ブログ閉鎖中の話題」でベトナム特集を掲載しているが、たまには何か他の事を書きたくなる。 
 
なにしろ時間が使い切れないほどにあるからだ。 
そこでコロナ騒動が起きる前の、「去年の今頃はなにをしていたか?」を調べてみた。 
 
       7月6日の「上野不忍池」の蓮の花の開花状況。 
[2020.07.10]
 
コロナ騒動が、いつまで経っても収まらない。 
年のせいばかりではなく、出掛けるのも億劫になって来ている。 
 
「足が弱ってはいけない」と思い、なるべく外に出るようにしているが、以前のように遠くには行かなくなった。 
 
          「在りし日の歌」・・・★★ 
[2020.07.09]
(2013年7月5日) 
 
午前中の日本語授業が終った。 
ランチと夕食はいつも担任の先生が生徒の中から3人を選び、私がご馳走することになっている。 
 
彼らは日本に金を稼ぎに行くのが最大の目的で、その為に日本語を習っているのである。殆どが田舎の出であるが、中には大学出も混じっているがお金は無い。 
 
ランチで食べた「豚肉のフォー」(150円) 
[2020.07.08]
(2013年7月3日) 
 
ホーチミン市内に電車は無い。もちろん地下鉄も無い。 
公共交通手段はバスかタクシーである。 
 
タクシーの初乗り料金は1万1000ドン~1万6000ドンまで車種により違う。私の住むホテルから会社までは8万ドン、繁華街までは6万ドンで行ける。 
 
ここでおさらいです。(1万ドンは約50円) 
 
外出はVINASUNマークのタクシーで(安全・安心なタクシー会社)。 
[2020.07.07]
(2013年7月1日) 
 
私の顧問先の会社はホーチミン市で日本語学校も経営している。 
名前は「KAIZEN 日本語学校」という。 
「KAIZEN」 は日本語の「改善」である。 
 
KAIZEN日本語学校。 
7月には自社ビルが完成するので、引越しをする。 
 
 
日本の大学を出て、日本企業に就職したS社長は日本の発展は「改善にある」と思っているようで、学校名にも改善を付けるくらいに日本に惚れ込んでいる。 
[2020.07.06]
(2013年6月28日) 
 
ベトナムの今頃のシーズンは雨季である。 
気温は32~33度だが、湿気が多いのでもの凄く蒸し暑く感じる。 
しかもエアコンが普及していないので、ホテルか高級店以外は暑くて参る。 
 
果物市場は南国フルーツで溢れているが、お客は少ない。 
 
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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